スパイスがしっかり味わえる至極のカオソーイ｜ハンカオソーイラバーズ

北タイ料理を代表するカオソーイ（ข้าวซอย）。
ハーブなどが使われておらず、カレー風味ということもあり日本人にえらく受けているタイ料理のひとつです。
このブログをご覧になっている方々の中にもカオソーイフリークは多いようで、カオソーイの記事やYouTubeを公開するとけっこう閲覧＆視聴していただいております。
そういったこともあり、定期的にカオソーイは紹介しようと思っていたところ、駅近で旨い店を見つけてしまいました。

BTSサパーンクワイ駅近くの「ハンカオソーイラバーズ」

場所はBTSサパーンクワイ駅から徒歩7、8分。
この駅の界隈は旨い店が点在しているので、ブログでもいくつかのお店を紹介してきましたが、このカオソーイ食堂はノーマークでした。
『ハンカオソーイラバーズ』という店舗で、駅から南に位置しています。

スパイスががつんと香るカオソーイガイ／ข้าวซอยไก่

駅から近いしタイ人からの評判も上々。
期待に胸を膨らませ『ハンカオソーイラバーズ』へと来店いたしました。
店舗自体はそれほど広くなく、席数は4、5席ほど。
カオソーイのメニューは鶏肉、豚肉、牛肉の3種から選べます。
僕は定番の鶏肉の「カオソーイガイ」をチョイス。
店主のおじさんが運んできてくれました。

付け合わせはパッカドーンとホムデーン。マナオはありませんが卓上にマナオ汁が入った瓶が置いてあります。
平麺が使われていて一見するとオーソドックスなカオソーイ。
ところがスープをひとくち味わってみたら、スパイスがしっかりと味わえて旨い！
スープ自体はそれほど濃いわけではないのですが、スパイスの存在感が前面に出ていて素晴らしい。
ここまでレベルが高いカオソーイだったとは驚きです！

あっさり味のゲーンハンレー／แกงฮังเล

旨いカオソーイガイでテンションが上がった僕は、もう1品が食べたくなり壁のメニューを凝視しました。
全メニューは記事後半に掲載いたしますが、数あるメニューから選んだのはゲーンハンレーです。
豚バラ肉をカレースパイスなどで煮込んだ、カレー味の豚角煮のような一品。
スパイスは効いているもののあっさりしていて食べやすい。
他にもメニューがあるんですが、きっとどれを食べても美味しいんだろうなぁ。

「ハンカオソーイラバーズ」の全メニュー

僕は2品目のゲーンハンレーを注文する際、店主の男性と少しお話をさせていただきました。
創業したのは10年前で、以前はアーリーで営業していたそうです。

「4年ほど前にここへ移転したんですよ。日本人の方もたくさん来ていただいてます」

店主いわく、ドンドンドンキの現地法人社長も来店していて、お友達なんだとか！
日本人のカオソーイフリークがたくさん来店するのは、舌の肥えたカオソーイファンを納得させられる一杯だからでしょう。

『ハンカオソーイラバーズ』にはカオソーイ以外のメニューも有り。
タイ語表記だけでしたのでカタカナを併記しておきます。

カオソーイガイ／ข้าวซอยไก่
カオソーイムー、ヌア／ข้าวซอยหมู,เนื้อ
カノムジーンナムニャオ／ขนมจีนน้ำเงี้ยว
カノムジーンゲーンガイ／ขนมจีนแกงไก่
カオモックガイ／ข้าวหมกไก่
ゲーンハンレー／แกงฮังเล
カオカームー／ข้าวขาหมู
ゲーンホ／แกงโฮ๊ะ
ゲーンオムムー／แกงอ่อมหมู