煮込んだ手羽先が絶品！クイッティアオピークガイサイナームプン

旅行者でも行きやすい立地のアソークにクイッティアオの名店があります。
『クイッティアオピークガイサイナームプン』という少々覚えづらい店名ですが、「ピークガイ」は手羽先を意味するタイ語で、これが旨いんです。
かなりの有名店ですので激旨タイ食堂でも数年前に紹介したことがありました。

とはいえ記事を公開したのは7年近く前。
ぜひ知ってもらいたいクイッティアオ屋なので、改めて紹介することにしました。

BTSアソーク駅からすぐにある「クイッティアオピークガイサイナームプン」

『クイッティアオピークガイサイナームプン』はBTSアソーク駅やMRTスクンビット駅から近いこともあり、土地勘がない旅行者でも行きやすく、ビジネス街にありながらローカル感あふれる店構えです。

手羽先が旨い！アソークの「クイッティアオピークガイサイナームプン」

『クイッティアオピークガイサイナームプン』を取材した数年前、ステッカーをお渡ししたのですが今でも店内に貼ってくださっています。
嬉しいなぁ！
この店のウリである手羽先や手羽元は店頭でてんこ盛り。
注文時にあえて言わなくても手羽先はトッピングしてくれますが、タイ語で注文する際は「サイ ピークガイ」と言えば間違いありません。

僕がオーダーしたのは細麺のセンレックでスープ有り。
手羽先以外の具材もトッピングしてもらうなら、「サイ トゥックヤン」と伝えてください。
僕は全部載せです！

丼で一際存在感を示しているのは手羽先。
これがしっかりと煮込まれていて、ほろりと崩れる柔らかさ。
味も染み込んでいて旨いんだ！
スープはあっさりしているのですが、味の濃い手羽先との相性は抜群なんです。

珍しい麺のギアムイー（เกี้ยมอี๋）は汁無しで

麺はセンレック以外にセンミー（ビーフン）、センレック（太麺）、バミー麺（小麦麺）などがあり、そのほかにギアムイー（เกี้ยมอี๋）という珍しい麺も揃えています。
1品だけでは物足らなかった僕は、このギアムイーの汁無しクイッティアオ「クイッティアオ ヘン」もオーダー。
こちらには手羽元がどどんと鎮座しており、砂糖や粉唐辛子で味付けされています。

底にスープが沈澱していますので、食べる前にしっかりと攪拌。
濃い味付けの手羽元がスープ無しのクイッティアオにも合うんだなぁ。

創業して60年近い「クイッティアオピークガイサイナームプン」

「以前はスクンビット・ソイ20で営業していて50年ほど前にここへ移転してきたの」

そう話してくださったのは店主の女性。
創業してからは60年近くになると言います。
店内のメニューに日本語が併記されているのは、息子さんが日本語を話せるためです。
旅行者でも安心して注文することができるのは嬉しい。
取材に訪れた日は息子さんの体調が芳しくなく、休養されているとのことでした。

日本人でも安心して来店できるうえ、ローカル感あふれる『クイッティアオピークガイサイナームプン』。
アソーク界隈で宿泊しているなら、一度は来店してみてください。