激ウマなガオラオに入っているのは豚の脳みそ！｜ガオラオサモンムーナンルーン

この記事で紹介するガオラオ（เกาเหลา）とは、具沢山スープのことで、よく「麺なしクイッティアオ」とも呼ばれたりします。
実際、クイッティアオ屋（特に牛肉煮込みのお店）にもガオラオを置いている店も少なくありません。

僕がガオラオ全般が好きでして、クイッティアオ屋に入ってもガオラオを注文することもあり、特に好きなのは牛煮込みを入れたガオラオです。
これがまたご飯に合うし、モーファイ鍋で食べたらビールが合うんだ〜！

それほどガオラオに魅了されている僕が、以前から目を付けていたお店が今回紹介する『ガオラオサモンムーナンルーン』でございます。

サモンムーとは豚の脳みそ

店名のサモンムーとは豚の脳みそのことです。
豚の脳みそを入れたガオラオは少ないながら他にもあり、かなり以前ブログでも取り上げたことがあります。
旧市街地にある『ルークチン マンサモンムー タイタン』です。

ここは「緑の丼」に認定された1号店としても知られている名店。
僕がサモンムー入りのガオラオを食べるのは、このとき以来となります。

酸味と辛味がほどよいさっぱりスープ

場所はワットサケットから北へ数百メートルのところ。
Google Mapですと徒歩10分程度で計測されています。

まず入店して驚いたのが店内の雰囲気でした。
壁などは木造の色味をそのまま使っていて、木の温もりにあふれた店内の造り。
これはかなり珍しい。
店主らしき女性が来たので全部入りのガオラオを注文したところ、彼女は僕にいろいろと聞いてきました。

「ここは初めて来たの？」

「スープはちょっと辛いけど大丈夫？」

この店は初めての来店で、辛いのはそこそこ大丈夫。
そのように答えると彼女は厨房へと移動し、注文を伝えます。
そして数分後、僕の眼下に豚の脳みそ入りガオラオが現れました。
クリアなスープは酸味がほどよく、あとでピリッとした辛さが表れて、口の中に滋味が広がっていく。
これは旨い！

そして、白い物体のサモンムーこと豚の脳みそをペロリ。
とろりとしていて白子のような食感と舌触り、臭みなど一切なく実に珍味。
「豚の脳みそ」というワードが強すぎるため敬遠されがちですが、白子が好きならばサモンムーもいけると思います。

このガオラオで特筆したいのやもう1点。
トッピング具材のボリュームです。
サモンムーをはじめ、揚げたルークチン、豆腐、豚モツなどなど。ごろごろ入ってます。
どうしても豚の脳みそは避けたい、という方は注文時に「マイアオ サモンムー(ไม่เอาสมองหมู）」と言ってみるかこのタイ語を見せてみてください。

豚の脳みそが入っていなくとも、ここのガオラオは満足できる一杯です。
ガオラオ好きである僕の中では、かなりラインキングの高い店になりました！

「ガオラオサモンムーナンルーン」のメニュー

メニューの特色としてはガオラオだけではなく、ムーヤーン（焼き豚）やグンチアン（中華ソーセージ）が置いてあるのは異色でしょう。
あともうひとつ、このガオラオ屋にはなんとビールがあるんです！
今後はビールとガオラオとムーヤーンや！！

全メニュー

ガオラオ   タマダー　ピセー／เกาเหลา ธรรมดา พิเศษ
ムーヤーン／หมูย่าง
グンチアン／กุนเชียง
ルークチングロープ、ルークチンムー／ลูกชิ้นกรอบ,ลูกชิ้นหมู
カオプラオ／ข้าวเปล่า
ビールハイネゲン／เบียร์ไฮเนเก้น
ビールリーオー／เบียร์ลีโอ
リップタンティー／ลิปตันที
ナムソム／น้ำส้ม
ナムアットロム／น้ำอัดลม
オーリアン／โอเลี้ยง
チャーダムイェン／ชาดำเย็น
ナムケンプラーオ／น้ำแข็งเปล่า