タイ料理研究家の長澤恵さんが、ただいまタイに来ておりまして、先日タイミングよく食事をご一緒することができました。
長澤さんといえば、昨年1月にインタビュー記事でご登場いただきましたが、私がお会いするのはこの取材以来です。
タイ料理教室「ティッチャイタイフード」主宰 長澤恵さんにインタビューしました
1年半ぶりにお会いする長澤さんと食事をご一緒したのは、2016年にオープンした話題のタイ料理店『Bangkok Bold kitchen』。
彼女のブログで食事の様子や、料理のお写真などが近々紹介されると思いますよ。
(半年ほど更新されてませんが、きっとアップしてくれるはずです…)
ホイクワンの北タイ食堂『ラーン バイブア』へ
長澤さんはバンコクを発ったのち、空路でチェンライへ訪れ、その後チェンマイへと移動するというスケジュールです。
北タイを巡るのは、彼女が定期的に主宰している「mayがご案内する食と癒しの旅」の下見をするため。
長澤さんが各地で厳選したお店を巡り食べまくるというグルメ旅で、毎回20名もの参加者が募る超人気ツアーです。
北タイへ旅立つ長澤さんに私も同行したかったのですが、儚くも叶わなかったため、バンコクで北タイ料理をいただくことにしました。
来店したのはホイクワンの『ラーン バイブア』です。
先日取り上げたホイクワンのクイッティアオ・ガイの店『クイッティアオ ガイ ルンルアン』と同じ方面で、MRTホイクワン駅から徒歩10分ほどの場所で営業しています。
カオソーイやカノムジーンといった麺料理から、北タイ料理のおかずも並び、店内は食堂というより、お宅にお邪魔したかのような家庭的な雰囲気。
カオソーイだけではなく各種おかずもハズさない
私はこの店でカオソーイ、ナムニャオ、おかず各種をいただきました。
『ラーン バイブア』は小さな店舗でありながら来店する客が途切れないのですが、その理由が重々理解できました。
どれもこれも旨い!
カオソーイには大きな鶏肉が2つ、深くてコクのあるスープはほどよい辛味を持ち、ボリュームもあります。
ナムニャオはがつんとスパイシーで、パンチのあるスープが汗腺を刺激。
額から流れる汗を拭き拭き平らげました。
『ラーン バイブア』では麺類だけではなく、ぜひおかず類も味わってもらいたい。
そこらのぶっかけ飯屋では見かけないおかずが並び、どれも粋な味付けで満足度高し!
「私はチェンマイ出身で、この店は創業して20年以上になる北タイ料理店です」
穏やかな笑顔で質問に応じてくれたのは、店主の男性。
本場北タイ料理を安く提供してきたのはもちろん、彼の温厚でほっこりとした人柄も手伝い、20年以上も愛される食堂であり続けられたのでしょう。
『ラーン バイブア』への行き方
MRTホイクワン駅の1番出口を出て、プラチャラートバンペン通り(Pracha Rat Bamphen Rd)を東へ進みます。
しばらく直進し、Prachabhaphus 9を左折。
200メートルほど北上した左手です。
【SHOP DATA】
「ラーンバイブア(ร้านใบบัว)」
TEL:02-690-3166,089-124-4276
OPEN:11:30-21:00(無休)
ADDRESS:13 / 5-6 Soi Prachabhaphus 9 Pracha Rat Bamphen Rd, Huai Khwang, Bangkok 10310
PRICE:カオソーイ・ガイ50B、ナムニャオ50B