「タイの東大」と言われるチュラロンコン大学からラマ4通りにかけては旨い店が密集しているエリア。
最近取り上げた店だと、アヒル肉のガパオで紹介した『ソイ6ポーチャナー』もこの辺りにあるお店です。
この『ソイ6ポーチャナー』の周辺にも旨いと評判の店が幾つかあり、先日来店したのがその中の一つ『ゴントゥイ ガイヤーン バンタン』。
以前から知っていたのですが、なにせ閉店時間が14時と、ガイヤーン店にしては超早い。
とはいえ、閉店時間を変更してもらうわけにもいかず、がんばって9時に来店しガイヤーンを頬張ってやろうと乗り込みました。
『ゴントゥイ ガイヤーン バンタン』への行き方
『ソイ6ポーチャナー』の真向かいなので、最寄り駅は同じくMRTサムヤーン駅。
ここから歩くこと数分でチュラロンコン11のソイに辿り着くので、右折し数十メートル進むと左手に黄色の垂れ幕が見えてくるでしょう。
来店時、先客は一人しかいませんでしたが、テーブルの上に盛られたガイヤーンの数にびっくり!
営業時間はさほど長くない店なのにこんなに仕込んでいるのか…。
柔らかく独特の風味のガイヤーン!
オーダーしたガイヤーン、ソムタムカイケム(塩漬け卵入りソムタム)、カオニャオが運ばれて来ました。
ガイヤーンを一口頬張りビックリ!
焼き加減がいいのか、肉が柔らかい。
そして味付け。
漬け込んでいるタレはきっとお店独自のものでしょう。
実に旨い!
ソムタムの青パパイヤのシャキシャキ感も素晴らしく、合格点!
1日に100羽のガイヤーンを売り切る
食後、スタッフの方に大量のガイヤーンについて伺いました。
「これはお客さんへデリバリーするためのものなんです」
営業時間が早いのはそのためなんでしょう。
これだけのガイヤーンが毎日出ているってことなのか…。
「1日に出る鶏肉はおよそ100羽です」
1羽のガイヤーンが160バーツなので、ガイヤーンだけの売上げだけでも1万6000バーツ!
100羽ものガイヤーンを自宅で仕込めるはずもなく、焼いているのは別の場所だと言います。
仕込んで焼いているスタッフは20名!
「毎朝4時ごろラチャブリー県で焼いて、トラックで1時間かけて運んでいるんですよ」
毎日、ラチャブリー県からバンコクまでガイヤーンを運ぶために往復しているそうです。
創業してたった4年でこれほどの人気店になった『ゴントゥイ ガイヤーン バンタン』。
1日に100羽が出ると言うだけあり、本物です!
【SHOP DATA】
「ゴントゥイ ガイヤーン バンタン(ก๋งตุ๋ย ไก่ย่างบางตาล)」
TEL:086-1662-084
OPEN:6:00-14:30(月曜日休み)
ADDRESS:Chula Soi 11, Wangmai, Pathumwan,Bangkok 70110.
PRICE:ガイヤーン(半羽)80B、(1羽)160B、ソムタムカイケム50B