私は滅多にトンロー界隈へ行くことがありません。
用事がないということもありますが、タイ飯屋が少ないというのが大きな理由。
前回、トンローのお店で取材したのはいつだろうかと自分のブログを自分自身で検索してみたところ、12月15日にアップした『PHUKET TOWN』が最後。
およそ2ヵ月半ぶりとなるトンロー通りの登場です。
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8種類のトッピング！
ひさしぶりに足を運んだトンロー通りは、たった2〜3ヵ月見ない間に見知らぬ店が出来ていたり、以前あった店が無くなっていたりと、スピード感あふれる変貌っぷりを見せていました。
そんなトンロー通りで、古くから営業しているタイ食堂があります。
『トンローポチャナー（Thonglor Pochana）』です。
場所はトンロー通りを北上し、トンローソイ17と19のちょうど中間地点。
店頭に並べられている20種類以上のおかずでぶっかけご飯（カオゲーン）も楽しめますが、私が目的としたのは旨いと評判のクイジャップです。
おばちゃんが微笑みながら持ってきてくれたのは、どっさりと具材が乗っかった丼！
「全部乗せ」を注文したらゆで卵やらレバー、揚げ豆腐、ムーグローブ（カリカリに揚げた豚肉）、ルアット（地の塊）、モツ類などなど、トッピングだけでお腹が膨れそうなラインナップです。
それら豪華メンバーの下で恥ずかしそうに隠れておられるのがクルクル麺。
通常のクルクル麺よりも一回り大きいように思うんです。
具材も麺もボリューミー。
ほんのりとした甘みとコクが楽しめるスープが、ボリュームたっぷりなクイジャップの旨さを演出しています。
『トンローポチャナー』では猫の餌も…
「クイジャップの他にジョーク（お粥）、カオゲーン（ぶっかけ飯）、ソムタム、あとトム ルアット ムーってのもあるよ。このメニュー、知らない？」
創業25年という『トンローポチャナー』を切り盛りする女性オーナーのワニダさん。
彼女が教えてくれたトム ルアット ムー（ต้มเลือดหมู）という料理名、初めて聞いた料理名です。
ガオラオ ルアット ムーとは異なるのでしょうか。ネットで調べたら同じように見えたんですが…。
『トンローポチャナー』で気になっていたことが１つありました。
店頭です。
缶詰に入った猫の餌がなぜか売っているんです。
１缶12バーツ（約40円）だから激安！
まさかお店から出た残飯が入ってるんじゃ…。
「缶詰を自分の店で作ってるわけないじゃない（笑） ときどき入荷するだけだから毎日売っているわけじゃないけどね」
この言葉を聞いて一安心。
よくよく缶詰を見ると、上部には日本語表記があったのでタイにある日系の工場で作られているものなのか。
それにしても、なんで猫の餌を売っているのかまでは追求できませんでした。
「取材してくれてありがとね。猫を飼ってるんでしょ？２缶あげるよ」
私が猫を飼っていることを話すと、手土産に猫の缶詰２缶を頂戴いたしました！
【SHOP DATA】
「トンローポチャナー（Thonglor Pochana）」
TEL：085-099-3487,089-665-6109
OPEN：5:00-14:00（無休）
ADDRESS：359/5 Soi Sukhumvit 55 Klongton Nua, Wattana Bangkok 10110.
PRICE：クイジャップ35B
