この記事は2015年、トンロー・ソイ6入口の旧店舗を取材した記録です。『プーケットタウン』はその後ソイ4へ移転し、閉店しました。移転後の記事はこちら。末尾の地図は2015年の旧店舗の場所です。
日本ではマッサマンのカップヌードルが発売されるなど、マッサマンブームが到来。
それまで「マッサマンカレー」と聞いて知っている人の方が少なかったでしょうが、いまでは大半が知っているのではないでしょうか。
知っている、といっても“名前を聞いたことがある”程度で、どこの国の、どういったカレーなのかを答えられる人は少ないでしょうが。
トンローで人気の南タイ料理レストラン『PHUKET TOWN』
タイ料理の1つと言われているマッサマンカレー。
ムスリム料理だったマッサマンカレーは、マレーシアからタイ南部に伝わったともいわれることから、メニューとして揃えられているのは主に南タイ料理店です。
タイに来て
「どこに行ってもマッサマンカレーがない」
とあちこち探しまわっている旅行者も少なくないでしょう。
屋台などで見かけることはほとんどありません。
美味しいマッサマンカレーがあって、駅からも近く、旅行者でも容易に行ける南タイ料理店。
トンローの南タイ料理店『PHUKET TOWN』が今回訪れたお店です。
デザインセンスに富んだ店内
取材当時は、トンロー通りを北上したソイ6の入口に店を構えていました。
プーケットに訪れたことがある方なら分かると思いますが、外観のイメージはプーケットのオールドタウンそのもの。
内装もオールドタウンを意識し、デザインセンスの高さを感じさせてくれます。
「いつもローカル料理店ばかり食べ歩いているのに、なんで今回はこんなオシャレな店なんだ?」
そんな声が聞こえてきそうですが、友人からの推薦で来店することになりましたので、何とぞ深いご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
『プーケットタウン』なるお店に来店したからには、まず目の前に置いておきたいのはプーケットビール!

ふだん、プーケットビールを飲みたいという衝動に駆られないのは沖縄のオリオンビールと同じで、それぞれの地方を感じさせる飯屋だとかレストランへ来店すると、むくむくと欲望が湧いてくるのです。
プーケットビールを飲んで調子が出てきた私たち3名は、メニューを手に取りオーダースタート!
本格的かつ一工夫加えた絶品の南タイ料理
メニューNo.21番
「茄子とミンチ肉の炒め物」
全員3人から好評でした。
辛いものが苦手な方でもダイジョウブ!

メニューNo.37番
「ココナッツスープ」
「ポタージュみたいな味だ!」
と言わしめた、南タイ料理とは思えない辛みがない濃厚スープ。

メニューNo.12番
「イカゲソ揚げのヤム」
カリっと感が抜群のゲソ揚げがヤムに合う!

メニューNo.14番
「野菜の盛り合わせ」
定番の一皿。中央のディップに付けて召し上がります。

メニューNo.45番
「鶏とタケノコのレッドカレー」
「一番辛くないカレーを!」
という強い要望により店員がチョイスしたカレー。

メニューNo.5番
「手羽から揚げ」
王道の風格さえ漂います!

全6品。
どのメニューも「美味しい」だけではなく、料理の個性をつぶさないように絶妙なアレンジを施しているあたり、ずば抜けたセンスを感じます。
食べるたびに脱帽させられました。
店内に掛けられている取材を受けた写真を見ていると、1人の美女が数点の写真で笑顔を見せている。
誰でしょう…。
「彼女がこの店のオーナーです。普段は昼から店にいますが、今晩は出掛けていて不在ですが」
私たちの質問に答えてくれたのは、マネージャーのペーさんです。
『PHUKET TOWN』の素材はプーケットから取り寄せ
彼女は弱冠33歳でトンロー通り沿いに構える店のオーナーとなっただけではなく、創業5年で数々の取材を受ける店にまで成長させた敏腕実業家です。
しかも持っているのは抜群の経営手腕だけではなく、美貌までも!
天はいったい彼女にいくつもの才を与えたのでしょうか。
「うちで使っている食材で豚や鶏、魚介類以外の、野菜やカレーなどはすべてプーケットから空輸しているものばかりです。魚介類はマハーチャイから取り寄せています」
『PHUKET TOWN』という店名を掲げた彼女の意気込みは生半可なものではありませんでした。
プーケットで使われているモノにこだわり、内装や外観もプーケットタウンをイメージ。
プーケット出身の彼女だからこそ、ここまで妥協のない店を造り上げられたのでしょう。ペーさんに『PHUKET TOWN』のオススメメニューを伺いました。
「マッサマンカレーです」
……。
この日、我々は店イチオシのマッサマンカレーを注文せず満腹になってしまったわけです。
改めて来店し、せめてマッサマンカレーだけでも食べなければ。
そう心に決めて、後日再度来店しました。
ついにマッサマンカレーと対面!
『マッサマンカレーを食べるため』
とさきほど明かしましたが、本心を言えば再来店した動機はそれだけではなく、ケーティーさんを一目見たかったのが50%、いや60%かな…。
平日の午前11時30分。
ランチタイムを若干外して再度来店しました。
客の姿はまだ見えず、店内には従業員と美女1人。
ケーティーさんは早めの昼食をとりながら従業員と話し込んでいました。
せっかくだから写真を撮りたい…。
そんな野望を抱きつつオーダーしたのはマッサマンガイ ロティ。
ロティとはインド料理などで見かける無発酵のパンの一種です。
実はこの組み合わせでマッサマンをいただくのは初めて。
たっぷりとマッサマンを塗ったロティを頬張る。
まろやかさの中にほんのりとスパイシーさを隠し持った絶妙かつ抜群な旨さのマッサマン。
数日前に、至極の南タイ料理を頂いていたので、マッサマンのレベルの高さも頷けます。
素晴らしいマッサマンを頂きもう満足。
と言いたいところですが、1つだけ遂行できていない企みが残っています。
ケーティーさんの撮影です。
そう思っていたところ、お客さんが続々と2組入店。
さほど広くない店の規模だけに、2組が一度に入店すればそこそこ忙しくなるわけで、そうこうしているうちに3組目が入店。
私の席を譲らなければ座ることができなくなってしまったため、早々にお会計し店を出ることにしました。
次はいつ来店しようかな…。
| 店名 | プーケットタウン/ภูเก็ตทาวน์(閉店) |
| 営業時間 | 閉店 |
| 定休日 | 閉店 |
| Googleマップ | https://www.google.com/maps/d/embed?mid=1a73iPGPtLQ7-MHYsENTjGT7_bBs&ll=13.730281400000006%2C100.58142189999998&z=17 |
※2026年10月10日確認










