昼間から飲めるヤワラートの名食堂｜タイヘンリー

僕が日本に住んでいたころ、昼から飲めるお気に入りの店をいくつか持っておりました。
休日になるとその中の1店舗へ足を運び、日の高いうちからビールをグイ。
心身の疲れを癒してくれるオアシスのようなひとときでした。

ではタイはどうなのか。
日本と比べると昼から飲めるローカル飯屋はかなり少なく、かといって家で缶ビールってのもちょっと味気ない。
日本食を扱う店も選択肢としてはあるのですが、日本人と会うことをなるべく避けたい僕は、スクンビットやナナ、シーロムあたりにあるアイリッシュパブへ落ち着くことがほとんどです。

会社員を辞めて自分で会社を興してからというもの昼から飲む機会は少なくなりましたが、それでも時には飲みたくなる日もある。
そんなときに適した店をヤワラートで見つけてしまったんです！

MRTサナームチャイ駅近くの「タイヘンリー」

ヤワラートで見つけたのは『タイヘンリー（ร้านอาหารไท้เฮงหลี）』という食堂です
MRTサナームチャイ駅から徒歩４、５分という立地も、昼飲みするにはありがたい！

地下鉄から上がるとロップクルン運河（Rop Krung Canal）沿いを北に歩いて行けばすぐ。
近くにワットポーなどの名刹もあるので、旅行者でも観光途中で立ち寄れる立地です。

ビールのお供はヤムウンセンとカオラートパットプリックパオ

店外にもテーブル席を設けている『タイヘンリー』、初老の女性店主が黙々と鍋を振っていました。
使っている火力は炭火のみ。
彼女の調理姿からもこだわりが感じられる食堂です。

メニューを見るとご飯ものから麺類、ヤムなど、揃えている料理の種類が多い。
店の評判では、炭火で炒めた「カオラートパットプリックパオ（ご飯乗せプリックパオの炒め物）」がどうやら人気メニューのよう。
ビールのお供にご飯ものはちょっと重いんだけど、せっかくだから食べてみるか！
もう1品はビールにがっつりと合う「ヤムウンセン」です。

まずはヤムウンセン。
シーフードを選んだのでぷりぷりのエビが数尾がトッピング。
パクチーがまず香り、酸味を含んだ春雨と海老を頬張るとビールが欲しくなる！
食欲が増してきたところで、続いては豚肉入りのカオラートパットプリックパオ ムー。
ご飯が少なめなのは、昼飲み野郎にとって好都合でございます。
プリックパオの辛味が刺激してくれ、ビールが進んでしまうわけです。

おばちゃん、ご馳走さまでした。

ヤワラートの名食堂「タイヘンリー」の全メニュー

英語メニューも揃っているので注文するに困ることはないと思います。
ただ、英語だと分かりづらい方もいると思いますので、カタカナを併記した全メニューを載せておきます。

【ご飯もの】
カオパット／ข้าวผัด
カオラートガパオ／ข้าวราดกะเพรา
カオラートパットパックカナー／ข้าวราดผัดผักคะน้า
カオラートパットプリックユーク／ข้าวราดผักพริกหยวก
カオラートパットプリックパオ／ข้าวราดผักพริกเผา
カオラートパットプリックゲーン／ข้าวราดผัดพริกแกง
カオカイジアオムーサップ／ข้าวไข่เจียวหมูสับ

【ヤム】
ヤムタレー／ยำทะเล
ヤムプラームック／ยำปลาหมึก
ヤムヤムウンセン／ยำวุ้นเส้น
ヤムルアムミット／ยำรวมมิตร
ヤムカイダーオ／ยำไข่ดาว
ヤムママー／ยำมาม่า
ヤムネーム／ยำแหนม

【サイドディッシュ】
カオプラーオ／ข้าวเปล่า
カイダーオ／ไข่ดาว
カイジャオ／ไข่เจียว
プラームックヘーントート／ปลาหมึกแห้งทอด
カイヨーマートート／ไข่เยี่ยวม้าทอด

【麺類】
センヤイ、センミー、センミーグロープ／เส้นใหญ่,เส้นหมี่,เส้นหมี่กรอบ

パットシーユー／ผัดซีอิ๊ว
パットキーマオ／ผัดขี้เมา
ラートナー／ราดหน้า
パットママー／ผัดมาม่า
スキー／สุกี้
ママートムヤム／มาม่าต้มยำ