カオマンガイにビールで乾杯！トンロー通りの【Orn The Road】

日本人が多いトンロー界隈ですが、わたくしがトンロー通りを歩いていることは滅多にありません。
理由は、トンローに用事がほとんどないし、この界隈の日本食店やレストランへ行くこともないからです。

そんなわたくしがトンロー通りをがっつり歩く時といえば、自身のYouTubeチャンネルでライブ配信をするときぐらい。
1年に一度か二度程度ですが、この時はトンロー通りの最北端から最南端まで歩き、界隈の変貌っぷりを観察しております。

そして先日、トンロー通りを歩いておりますと、見たことのないカオマンガイ屋が早朝から営業していました。
トンロー通りというのは、飲食店が新たにオープンしては消えていくという、生き残りをかけた熾烈な戦いが日々繰り広げられている激戦区。
この通りにカオマンガイ屋が新たにオープンしたのであれば食べておきたい。
Google Mapのレビューも何も見ず、『Orn The Road』に足を踏み入れたのでございます。

カオマンガイとビールを置く【Orn The Road】

テーブル席は7〜8席のこじんまりとした店舗で、オープンしてまだ日が浅いのか店内は清潔感があり食事しやすい雰囲気です。
カオマンガイは蒸し鶏だけではなく揚げ鶏もあり、しかもカオソーイやカノムジーンナムニャオといった北タイ料理のメニューまである。
そしてなによりわたくしが驚いたのは、ビールがあること。しかも揃えている銘柄にビアラオ（Beer Lao）があるのです！

ビアラオとはラオス産のビールで、わたくしが非常に好んでいるビールのひとつです。
このビアラオとカオマンガイが食べられる店っていうのは、かなり貴重でしょう。
来店したのは早朝でしたがそんなことはお構いなく、ビアラオとカオマンガイパソムを注文いたしました。

カオマンガイとビールで味わう多幸感

蒸し鶏と揚げ鶏を搭載したカオマンガイパソム。
スープが添えられた一皿と共に、強烈な存在感を示しているのがビアラオです。
この組み合わせを目の当たりにできるなんて夢のよう。

わたくしは夢うつつのようなフワフワとした気持ちのなか、カオマンガイをいただきました。
特徴としてまず挙げたいのがご飯。
シンガポールチキンライスのような濃い色のご飯で、風味も強めです。そして特筆したいのはナムチムが旨い！

これと共にビアラオが飲めるのだから、胸の奥底から湧き出る幸福感が半端ない。
しかも早朝からビールを飲むという背徳感も加味されて、他では味わえないひとときです。

営業時間が長い【Orn The Road】

スタッフに聞くと、以前はトンロー・ソイ9で4年ほど営業していて、1年前に現在の場所に移転したと言います。
営業時間はやたら長く、月曜日から水曜日は朝6時に開けて20時に閉店。
週末を含む木曜日から土曜日は24時まで営業しています。

カオマンガイのお供にビールを付けたければ、ビアラオも揃える『Orn The Road』はかなりおすすめ。
次回はカオソーイも食べてみたいなぁ。