[料理名]タイ中華

カオパットナムリアップが旨い!ヤワラーへ移転した創業120年のタイ中華「LIEO LIENG SENG」

日本人に大人気だったガイヤーン店『ラープランスワン』がMRTバンスー駅近くに移転したという記事を、半年以上前に紹介しました。
日本人に大人気だったガイヤーン店「LARB LANG SUAN」がランスワン通りから移転した先は…

ところが最近、この店へ行った読者の方からコメントがありました。

「チェンマイに移転したそうです」

バンコク都内なら追いかけられますが、さすがにチェンマイだと…。
そう思っていたら京都でタイ料理BAR『奈落』を営んでいる方が、チェンマイで探し当てたそうです!

素晴らしい!!
お店へ行ったそうですが現在はガイヤーンの店ではなくタイとベトナムのフュージョン料理店になっているのだとか。
店主いわく「将来的にはまたラープランスワンをやりたい」とおっしゃっているそうなので、ぜひ実現してもらいたいものです。
情報提供していただいた『奈落』さんから、いままで知らなかったメニューを教えていただきました。

カオパット ナムリアップ

ナムリアップというのは中国オリーブを塩漬けにしたものを、カオパット(炒飯)に入れたものだとか。
ナムリアップのタイ語表記はหนำเลี๊ยบ。
中国オリーブを知らないし、ましてやそれを塩漬けにしたものがどういったものなのかも分からない。
それを使ったカオパットになると、想像の範疇を越えた料理です。
『奈落』さんが推すカオパットナムリアップの旨い店がヤワラーにあるそうで、さっそく来店してみました。

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見たこともないカオパットナムリアップとは…

ヤワラー通りの北側を平行して走るラマ4通りに面している『LIEO LIENG SENG』。
いかにもタイ中華!といった外観がヤワラーらしく、店内には中華独特の丸テーブルが配置されています。
この年輪を感じさせるボックス席、好きです。
昔、大阪でお気に入りだったお好み焼きやにこういったボックス席があったのを思い出しました。

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気になるカオパットナムリアップの写真から紹介しましょう!
塩漬けされた中国オリーブを混ぜているだけあり、色が黒いカオパット。
少量の豚ミンチとともに炒められています。

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カオパットとともに提供された生姜やライムなどの微塵切りと、ニンニク入りナンプラー(?)とともにいただくようです。
さほどクセはないもののやはり独特なカオパットですが、生姜などといただくので爽やかな風味も合わさり、旨い!
病み付きになりそうです。
『奈落』さんに感謝!

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他、揚げた中国餃子は衣が厚くぶつ切りのエビの身がゴロっと入っていて、カノムチーブ(ขนมจีบ)というシュウマイは豚肉、エビなど複数の食材がミックスされどれも抜群です。

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300種類以上のメニューを調理する店主!

「うちはすべて自家製なんです。餃子やシュウマイだけじゃなくバミー麺、ルークチンもすべてです」

私に教えてくれたのは店主の隣に立つ奥さん。
店舗の2階でバミー麺やルークチンなどを作っているそうです。

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旦那さんはメニューに掲載されている料理だけではなく300種類以上のメニューをこなせると言います。
料理の鉄人じゃないですか!

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『LIEO LIENG SEN』は1891年に創業。
当初はタニヤ通りの近くのラマ4通り沿いで営業していたと言います。

「ノーハンドレストランの『ギャラクシー』って知ってます?そこのすぐそばで営業していたんですけど、1年前にここへ移転しました。以前の場所では味の素の社員の方など日本人のお客さんもたくさん来てくれていたんですが、告知が遅くなってので今でも移転先を知らない方も多いと思います」

まさかタイ中華料理店で、伝説のノーハンドレストラン『ギャラクシー』の名前が出てくるとは…。
創業したのは現店主のお爺ちゃん。
お婆ちゃんともに中国出身で、その息子さん(現店主のお父さん)はタイ人女性と結ばれ、現店主へと受け継がれています。

120年培った味の歴史をヤワラーで

「いま働いてくれているシェムはうちで6年。店主がすべて教えました」

鉄人に教え込まれた腕はカオパットナムリアップで納得。
メニューにはないタイ料理、たとえばパッタイやソムなどもオーダー可で、もちろんオースワンといったタイ中華もあります。
驚くべきは、『LIEO LIENG SEN』ではガスを使わず炭火で炒めていること。
厨房を拝見させてもらうと、確かに炭火のコンロが幾つかありました。
さすがに蒸すものはガスを使っているそうですが、炒め物は炭火を使うほうが美味しく仕上がるのだとか。

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「うちはムーハンもあるんです。前日にご予約いただければ用意できますよ」

ムーハンとは子豚の丸焼きのことで、「激旨!タイ食堂」では下記の記事で紹介したことがあります。
ナラティワート通りで子豚の丸焼きを食べ尽くせ!

『LIEO LIENG SEN』では2000バーツ。
ここのムーハンも食べてみたい!

「いまの店主は3代目。次は息子が4代目です」

4代目を受け継ぐのは17歳の左の彼です。私にはずっと英語で話しかけてくれました。

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300種類のメニューを擁する『LIEO LIENG SEN』。
120年間で培った味の歴史は、あなたを必ず満足させてくれるでしょう。

【SHOP DATA】
「LIEO LIENG SEN(เลี่ยว เลี่ยง เซ้งไอศครีมราชวงศ์ 555)」
TEL:02-221-6025,080-555-1454
OPEN:10:30-23:00(ギンジェー休み)
ADDRESS:113-115 Rama 4 Pom Prap, Pom Prap Sattru Phai, Bangkok 10100
PRICE:カオパットナムリアップ150B、カノムチーブ50B、ムーハン2000B

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  • この記事を書いた人

西尾 康晴

2011年にタイへ移住。2015年から「激旨!タイ食堂」の運営を開始。2017年4月に旅行会社TRIPULL(THAILAND)Co.,Ltd.を起業し、現在は動画制作事業HUSHと共に運営しています。

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