数年前から盛り上がりを見せるバンタットン通り。
もともとは古くからの食堂が点在するB級グルメエリアでしたが、近年は新進気鋭のレストランやカフェが次々とオープンし、新旧が入り混じる活気あるグルメストリートへと変貌を遂げています。
夜になると人で溢れかえり、歩くのも一苦労ですが、日中は比較的穏やか。
このエリアで気になる店があれば、なるべく昼間に訪れるようにしています。
そんな飲食店の激戦区で、以前から気になっていたのがガパオ専門店の『クンチュイ ガパオボラーン』。
こだわりの詰まった一皿を求め、開店して間もない時間に訪問しました。
進化を続けるガパオ専門店
古い木造家屋をイメージしたような外観が印象的。
もともとはフードデリバリー専門の小さな店としてスタートし、試行錯誤を重ねながらレシピを改良。
その結果、実店舗の展開に成功したそうです。


現在ではバンタットン通り店に加え、イサーン地方のブリーラム県、スリン県、コラート、コンケーン県にも出店しているそうです。
入店後は席に着く前にレジカウンターで注文するスタイル。
メニューにはシーフードをはじめ、ガイトート、オーストラリア産牛肉、クンチアン(中華ソーセージ)、豚ひき肉など、多彩なガパオが並びます。


悩んだ末に選んだのは牛ミンチのガパオ。
トッピングには「カイグローブラーワー(ไข่กรอบลาวา)」をチョイス。
カリカリになるまで揚げた目玉焼きです。
そのほかにも、
・温泉卵の「カイオンセン(ไข่ออนเซ็น)」
・ナムプラーに漬けた「カイドーンナームプラー(ไข่ดองน้ำปลา)」
・しっかり焼いた「カイダオスック(ไข่ดาวสุก)」
・半熟の「カイダオマイスック(ไข่ดาวไม่สุก)」
・卵焼きの「カイジアオ(ไข่เจียว)」
・スクランブルエッグの「カイキー(ไข่ขยี้)」
など、好みに応じて選べるのが嬉しいポイント。
トッピングを選んだら、辛さの1から3までのどれにするかを伝えます。
1はチョイ辛、2は普通、3は激辛。
私が選んだのは2という、なんとも面白味のないチョイスでございます。
こだわりが詰まった一皿
運ばれてきた牛ミンチのガパオライスは、スープやナムプラーとともにお膳で運ばれてきました。
トップを飾るのは、存在感抜群のカリカリ目玉焼き「カイグローブラーワー」です。


ただ揚げただけではなく、とろりとした黄身とのコントラストが絶妙で、見た目にも食欲をそそります。
牛ミンチは脂っぽさが控えめで、最後まで飽きずに食べ進められる仕上がり。
そしてこの店の大きな特徴が“唐辛子へのこだわり”です。

乾燥唐辛子(プリックヘーン)、赤唐辛子(プリックデーン)、小粒で強烈な辛さのプリックキーヌーの3種類を使い分け、さらに生胡椒(プリックタイ・オーン)まで加えるという徹底ぶり。
単なる辛さではなく、奥行きのある風味を生み出しています。

細部まで計算された味づくりと、確かな調理技術。
この一皿には、そんな店の実力がしっかりと表れていました。
| 店名 | クンチュイ ガパオボラーン(คุณฉุยกะเพราโบราณ) |
| 営業時間 | 11:00-14:00,15:00-19:00 |
| 定休日 | 基本無休 |
| Googleマップ | https://maps.app.goo.gl/4uuDDHvRGgMyzykk6 |


