チェンマイで好きなカオソーイの名店【カオソーイメーマニー】

前回の記事で取り上げたのは、チェンマイで比較的新しいカオソーイ専門店『カオソーイ』でした。
2022年4月のチェンマイでの滞在では、それほどカオソーイを食べようと思っていなかったんです。
というのも、2019年に公開した「チェンマイのカオソーイ９店舗」なる記事を執筆する際、2日で9店舗ものカオソーイ店を回ったこともあり、今回はカオソーイ以外の北タイ料理を食べ回ろうと画策していたことが理由でした。

そんなふうに考えていたにも関わらず、ふと食べたくなったカオソーイがありました。
先述の記事でも取り上げた『カオソーイメーマニー』という店舗です。

ミシュランのビブグルマンを3年連続で受賞

チェンマイ中心部でレンタカーを借りた僕は、メーテーン地区へ向けて車を走らせました。
チェンマイ市街地から北へ50kmほどにあるエリアで、ここに少数民族のリス族の村で運営されている『Lisu lodge』という宿があり、どのような雰囲気なのか興味をそそられ宿泊することにしたんです。
市街地からノンストップで『Lisu lodge』へ向かおうと思ったんですが、運転している最中にふと『カオソーイメーマニー』が脳裏をよぎりました。

「そういえば道中にあったなぁ」

執筆した「チェンマイのカオソーイ９店舗」の中で『カオソーイメーマニー』は上位に入るほど好きな店なんです。
だからこそ、運転していると『カオソーイメーマニー』の味が口の中でどんどん蘇ってくる。すると食べずにはいられなくなり、僕が運転する車は『カオソーイメーマニー』へと向かっておりました。

チェンマイには何十店舗ものカオソーイ店がひしめきあっていますが、『カオソーイメーマニー』はミシュランのビブグルマンを2020年、2021年、2022年と3年連続で受賞している実力派。
それだけに注目されている店舗でもあります。

住宅地にぽつんとある『カオソーイ メーマニー（ข้าวซอยแม่มณี）』

店内にあるテーブル席は５つか６つほどです

先代の写真が飾られています

「カオソーイメーマニー」は牛肉のカオソーイが推し

メニューにあるのは牛肉、鶏肉、豚肉、魚のカオソーイ。
これらの中で店がもっとも推しているのは牛肉のカオソーイ（カオソーイ・ヌア）です。
前回来店した時は牛肉でしたが、今回もカオソーイ・ヌアにしました。

カオソーイ・ヌア／ข้าวซอยเนื้อ

ここの牛肉はほろりと崩れるほど煮込まれていて柔らかい。
そしてスープ。
濃厚なんですがしつこくなく、スパイスの効いたスープが平麺にどろりと絡むわけです。
ここのスープが僕好みなんですよね〜。
ひとつ注意していただきたいのは、『カオソーイメーマニー』のスープは熱々ではありません。
これはカオソーイを食した日本人の不満として耳にすることがあるんですが、そもそもカオソーイは熱々のスープじゃないのが一般的といえます。
なのでカオソーイはそういう料理であると理解して食べてもらった方がいいでしょう。

麺にどろりと絡むスープが旨い！

「カオソーイメーマニー」のメニュー

さきほども述べたように、『カオソーイメーマニー』には牛肉や鶏肉、豚肉、魚のトッピングが用意されています。
それぞれで部位などが載っていますので、以下のカタカナを併記したメニューをご覧になり活用してください。