本文は2016年の訪問・取材当時の記録です。料理の価格や店内の様子、店主との会話は当時のものです。店舗の新旧や創業年数は2016年当時のものです。取材時の場所と現在の掲載地が異なる店もあるため、来店時は末尾の各店情報をご確認ください。
バンコクには評判のタイ飯屋や屋台が密集する、グルメ通りがいくつもあります。
いままではそういった通りの1軒1軒を取り上げてきたんですが、せっかくなら通りのお店をまとめて紹介した方がユーザーにとって便利なのではないだろうか。
そのように感じ、通りの旨い店を丸ごと紹介する企画を発起しました!
今回からスタートした「バンコクのグルメ通りを歩く」は、旨い店が並ぶ通りを不定期で取り上げていこうという趣旨です。
そんな企画を立てたからには、第一回目で紹介する通りはどこにするかを非常に迷ってしまうわけで…。
あまりメジャー過ぎると「ココなら知っとるわい!」と言われそうだし、駅から遥か遠くアクセス不便なら「こんな場所とても行けない……」とがっかりさせてしまう。
そこで今回は駅から近くてほとんど知られていない通りのSi Wiang通りに決定しました!
Si Wiang通りへの行き方
最寄り駅はBTSサパーンタクシン駅です。
3番出口を降りてジャルンクルン通りへ出ていただき北上。
以前紹介したことのある創業100年を超えるアヒル肉店『プラチャーク』やお粥の名店『ジョークプリンス』の前を通り過ぎると見えてくるソイがSi Wiangです。
Si Wiang通りの店舗情報
各店の地図は末尾に掲載しています。
行列が出来る揚げバナナ屋台!
ジャルンクルン通りからSi Wiang通りへ入ると、いきなり行列が!
てっきり角にあるクイッティアオ屋なのかと思いきや、歩道で営業する、グルーアイトートという揚げバナナの屋台です。
屋台下部にはこれまで受けた取材の証が幾つも貼付けられ、有名店であることを伺わせています。
創業して8、9年というこの屋台は『グルーアイ トート ジェーノーイ』。
並んでいるのはタイ人だけではなく旅行者も含まれているので、知名度のある屋台なのでしょう。
まずはここでおやつを買ってSi Wiang散策スタート!
2016年取材当時の価格:グルーアイ トート30B
新旧の店が並ぶSi Wiang通り
通りを入るとジャルンクルン通りの喧騒はなく、地元の人たちが醸すローカルの薫りに満ちています。
この地で長らく営業しているタイ食堂ばかりが並んでいる中に、最近オープンしたような小洒落たタイ料理店も出来始めたようで、Si Wiang通りが注目され始めていることを感じる光景です。
菜食(ギンジェー)メニューが揃ったぶっかけ飯屋
Si Wiang通りを入って数十メートル歩くと、左手に黄色い暖簾が見えてきます。
以前記事でも取り上げたことのある『TIEN SIN VEGETARIAN FOOD』で、菜食メニューしか扱わないぶっかけ飯屋です。
タイカレーのゲーンや、豆腐を使い肉の食感を再現したものなど、メニューは豊富。
記事では詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。
菜食(ギンジェー)メニューが揃ったぶっかけ飯屋@ジャルンクルン通り
2016年取材当時の価格:ぶっかけ飯40B
カノムジーンもあるイサーン料理食堂
菜食ぶっかけ飯屋からさらに奥へ進むと、次は右手にあったイサーン料理食堂に目が留まりました。
店頭には焼き魚やガイヤーン、炭火でご飯を焼いたものなど、旨そうな品々がずら〜り。
この店に逡巡することなく入店を決めたのは、これらに釣られたと告白しておきましょう。
イサーン料理食堂に見えたのでソムタムやガイヤーンを食そうと決めていたのですが、店前に置かれていた3つの鍋はわたしの眼球をロックオン。
「カノムジーン用のカレーで、3つのを混ぜることもできるわよ」
わたしがずっと眺めていたのを気にしてくれ、女性店主が教えてくれました。
カノムジーンはわたしの好物料理の一つ。
ソムタムやガイヤーンのことはすっかり忘れ、カノムジーンをオーダーし席に座りました。
テーブルにあったトッピング用のもやしやトゥアファックヤーオ(いんげん)を盛っていただきます。
スパイシーさがほどよく、さらりといただけ、食べ歩きにはもってこい。
一食目のカノムジーン、完食です。
店内にいたお子さんを記念撮影。
2016年取材当時の価格:カノムジーン35B
小さなバミー屋台は創業50年
Si Wiang通り沿いには店舗を持った食堂が多いですが、屋台も目立ち、テーブルを出しています。
これら屋台の中で、今回わたしが唯一座ったのがこちらのバミー屋。
まったく目立たないので通り過ぎそうになりましたが、歩道や道路脇に設けているテーブル席でバミーをすすっている方を見て決めました。
丼が陶器だったんです。
屋台のバミー屋ではプラスティック製の器を使っていることがほとんどで、陶器製は珍しい。
毎日出店のたびに器や器具を運ばなければならない屋台では、陶器製だとかなり重く、肉体的に重労働になることと、割れてしまうリスクがあるためです。
もちろん、一つ一つの器が陶器のほうが高いことも挙げられるでしょう。
上記のリスクがありながらあえて陶器製の器を使用していることに、この屋台のこだわりを感じたんです。
実際、わたしがテーブルへ座る直前、店主がお客さんのもとへ運んでいたバミーの器が落下。
見事に割れてしまっていましたから…。
それでもプラスティック製を使わないバミー屋台。
美しく澄んだスープにはムーデーン(チャーシュー)がトッピング。
麺は細麺の縮れ麺を使い、さっぱりとしたスープと絶妙なバランスを表現しています。
店主にお話しを聞くと、ここで屋台を始めて50年。
父の代から営んでいるそうです。
店名に「光」という文字があったので、華僑の流れを汲んだ方なのでしょう。
2016年取材当時の価格:バミー40B
新店だけど旨い!パッタイ専門店
Si Wiang通りの最後を締めくくるのは、オープンしてまだ5ヶ月という新店です。
『369パッタイグンソッド』は店名通り、パッタイ専門店。
テーブル席が3席、小さなカウンターに3つの椅子が並べられているだけのこじんまりとした店ですが、各所にこだわりを表現したステキなお店です。
Si Wiang通りでパッタイ店を始めたのは、白人の旅行者も多いことを狙ったのかもしれません。
事実、来店時には2組の白人客がパッタイを食していました。
結論から申し上げますが、ここのパッタイは旨い!
パッタイでありがちなべちゃべちゃ感はまったくなく、もちもち感のある麺、エビのプリプリ感を損なわない炒め加減。
お皿から立ちのぼる薫りもよく、シェフの腕前が表れたパッタイです。
2016年取材当時の価格:パッタイグンソッド70B
Si Wiang通りでタイ飯グルメを満喫してください!
揚げバナナから始まり、ピックアップしたお店は合計5店舗。
もちろんSi Wiang通りにはこれら5軒だけではなく、ほかにも食堂や屋台が並んでいます。
紹介したお店だけではなく、他も食べ歩き、ご自身のお気に入りの店を見つけてください!
店舗情報
| 店名 | グルーアイ トート ジェーノーイ(กล้วยทอด เจ๊น้อย) |
|---|---|
| 営業時間 | 8:00〜20:00(移転先のWongnai店舗公式登録ページ掲載。来店前に要確認) |
| 定休日 | Wongnai店舗公式登録ページ上は無休 |
| Googleマップ | 取材当時の通りを見る(移転先の正確なGoogleマップ位置は未確認) |
| 店名 | ティアンシン/TIEN SIN VEGETARIAN FOOD(เทียนซิน บางรัก)シーウィアン通り店 |
|---|---|
| 営業時間 | 月〜金曜6:30〜17:00、土曜6:30〜16:00(Googleマップ掲載。祝日は変更の場合あり) |
| 定休日 | 日曜日 |
| Googleマップ | Googleマップで場所を見る |
| 店名 | ラーン ジェーヌアン(ร้านเจ๊นวล)取材当時のシーウィアン通り店 |
|---|---|
| 営業時間 | 現在の営業時間は確認できませんでした。来店前に現地でご確認ください。 |
| 定休日 | 現在の定休日は確認できませんでした。 |
| Googleマップ | 取材当時の場所・周辺地図を見る(現在の個店位置は未確認) |
| 店名 | ゴン バミー カントン(ก้อง บะหมี่กวางตุ้ง)シーウィアン通り店 |
|---|---|
| 営業時間 | 7:00〜19:00(Googleマップ掲載。祝日は変更の場合あり) |
| 定休日 | Googleマップ上は無休(屋台の出店位置は現地で要確認) |
| Googleマップ | Googleマップで場所を見る |
| 店名 | 369パッタイグンソッド(369 ผัดไทยกุ้งสด)取材当時のシーウィアン通り店 |
|---|---|
| 営業時間 | 現在の営業時間は確認できませんでした。来店前に現地でご確認ください。 |
| 定休日 | 現在の定休日は確認できませんでした。 |
| Googleマップ | 取材当時の場所・周辺地図を見る(現在の個店位置は未確認) |
369パッタイは、別所在地に同名のGoogleマップ掲載がありますが、取材した店との同一性を確認できていないため、その営業時間は載せていません。
ジェーノーイは旧店舗のWongnaiページに移転表示があり、同じ電話番号085-359-6196の店舗公式登録ページでは、バンラック・バザール、1522番地、ヤーンナーワー警察署裏(シーロム・ソイ21突き当たり)に掲載されています。表の営業時間はこの移転先の案内です。移転先の正確なGoogleマップ位置は確認できていません。
※2026年10月13日確認





















