国鉄フアランポーン駅といえば、列車旅好きな人がバンコクから各地方へ向けて旅立つ駅。
ここから乗車し長時間かけて列車の旅を満喫している話を聞くと、楽しそうだなとしみじみ感じます。
そう、私はいまだフアランポーン駅から国鉄に乗車したことがない、フアランポーン未経験者なんです。
缶ビールを片手に、スルメを片手に、列車に揺られながらビールを飲み何も考えずに旅をしたならば、二度とバンコクに戻って来られないような気がして、いまだ未経験なのかもしれません…。
バンコクの国鉄発着駅の代表格だけあり、あらゆる国の観光客が利用しているようです。
来店するのは国際色豊かな顔ぶれのカオマンガイ屋
今回紹介するカオマンガイ屋「ジェグメン(Jeg Meng)」のオーナーであるマリーさんは、来店する中には台湾、シンガポール、マレーシア、中国といった周辺諸国から来タイしている観光客も多いと言います。
「フアランポーン駅が近いからだと思うわよ」
店主のマリーさんは外国人客が多い理由をそう話してくれました。
カオマンガイ用の鶏は一日10羽を仕入れているのだとか。
注文したのは2皿、2種類のカオマンガイ
「ジェグメン」ではカオマンガイとカオマンガイ パソム(ミックス)をいただきました。
通常ならばあり得ない組み合わせですよね。
実は最初にカオマンガイ パソムを食べ、あまりにも旨かったのと、えらく腹が減っていたのでもう一皿を追加注文したというわけです…。
あまりにも鶏がぷりっぷり過ぎて刮目したほど。
チムは甘めなので、辛いチムが苦手な方でもガバガバ付けちゃえます。
各種スープやアヒル肉もあります
カオマンガイの他、5種類のスープも楽しめます。
苦瓜が入ったスープや、鶏スープなどなど。
さらにクイッティアオの厨房もあり、アヒルのクイッティアオを提供しています。
オーナーのマリーさんは当初、レジに座ってお会計だけを担当していましたが、途中から表へ出て自身で鶏をさばくなど包丁を握って奮闘。
創業42年を迎えた老舗カオマンガイ屋は、彼女の溢れんばかりのパワーがたくさんのお客さんを引き寄せているのでしょう。
『ジェグメン』への行き方
MRTフアランポーン駅が最寄りですが、徒歩ですと10~15分ほどかかります。
Googleマップが示す最短距離は以下マップをご参照ください。
ちょっと分かりづらい道のりですので、可能ならバイクタクシーを使うのが無難でしょう。
【SHOP DATA】
「ジェグメン(ข้าวมันไก่เจ็กเม้ง)」
TEL:081-711-6161,02-611-9611
OPEN:6:00-14:00(無休)
PRICE:カオマンガイ40B、クイッティアオ40B、スープ30B