※本文・写真・価格は2015年の取材当時のものです。現在の店舗情報は記事末尾をご覧ください。
私は自慢ではないですがムエタイの試合をスタジアムで観戦したことがありません。
観戦したことがあるといえば、パッポン2通りのゴーゴーバー『PINK PANTHER(ピンクパンサー)』で毎夜23時から行われる、ショーとしてのムエタイぐらいなもんです。
「いつでも観に行ける」と高を括っていたら、ルンピニ公園の近くにあったルンピニ・スタジアムはドンムアン空港近くに移転。
他にラジャダムナン・スタジアムがありますが、一度も訪れることなく4年以上が経ってしまいました。
ちなみにラジャダムナン・スタジアムは、タイでもっとも歴史があるムエタイ専用スタジアムです。
スタジアム公式サイトによると、1942年に建設が始まり、第二次世界大戦の影響で工事が遅れたのち、1945年に正式に開場しました。
“タイでもっとも歴史があるムエタイ専用スタジアム”のすぐ隣で、歴史あるガイヤーン店があることは、あまり知られていないことでしょう。
ピンクと青のど派手なツートンカラーでアピールする『リキッドガイヤーン』です。
周囲の環境とミスマッチな外観。あえて狙っているのかと思いながら入店すると、店員が着ているポロシャツもピンク!
ガイヤーン界にもピンクのポロシャツを着せている店がありました。
まさかの“ピンクのガイヤーン”!!
半羽のガイヤーン(90B)と、お決まりのカオニャオ(もち米)、そしてこちらもガイヤーンのお供としてお決まりのソムタム(50B)。
ガイヤーンで注文する“定番トライアングル”をココでも完成させました。
ガイヤーンは独特なタレに漬け込んでいるのか、胡椒が効いたスパイシーなテイスト。
おかげでカオニャオが進むだけではなくビールを飲みたい衝動がむくむくと頭をもたげてきたほど。
なんとか衝動を抑え込みましたが。
「仏歴2499年にオープンしたので、今年で59年になります。創業者は亡くなったうちの父親です」
お店について話してくれたのは、ついさきほどまで賄いを食べていたオーナーのスチさん。
私がもっとも気になっていたことを訊いてみた。
「なぜ外観やスタッフのポロシャツにピンクを採用しているんですか?」
「まぁ、私がピンク好きなんです」
実にシンプルな理由でした。店内の内装もピンク色を採用。印象的だったのは国王の写真や肖像がたくさん掲げられていることです。場所柄なのでしょうか。
『リキッドガイヤーン』にはガイヤーンの他、イサーン料理やその他タイ料理がメニューとして用意されています。




およそ60年間、「ラジャダムナン・スタジアム」のすぐ隣で営業してきた『リキッドガイヤーン』
これからも“パンチの効いたガイヤーン”で、私たちをノックアウトしてくれるでしょう。
お後がよろしいようで。
| 店名 | リキッドガイヤーン(ลิขิตไก่ย่าง) |
| 営業時間 | 9:00〜19:30 |
| 定休日 | 無休 |
| Googleマップ | https://www.google.com/maps?cid=5179708998375588916 |
※2026年10月9日確認。店舗公式FacebookとGoogleマップで営業時間・定休日を確認しました。現在の店舗はラジャダムナン・スタジアム裏手のパニアン通りにあります。祝日や臨時休業などで変更される場合があります。












