私が初めて『チョークディー テーティアム(โชคดี แต่เตี้ยม)』を訪れたのは2015年のこと。
当時の記事では、「朝から行列ができるバクテー屋」として紹介しています。
ただし、店名の意味をよく見ると少し事情が違います。
「チョークディー(โชคดี)」は“幸運”や“ラッキー”、そして「ティアム(แต่เตี้ยม)」は“点心”という意味。
看板には大きく「肉骨茶」と掲げられているのですが、実はこの店、点心(ディムサム)の専門店なのです。

朝から賑わうハジャイの人気点心店
点心専門店だけあり、店頭には数十種類もの点心がずらりと並びます。
入店前にここで好きな点心を選び、そのまま注文するスタイルでもOK。


『チョークディー テーティアム』には道を挟んだ向かい側にも店舗があり、こちらは比較的新しい別棟。
店を案内してくれたオーナーの息子さんが説明してくれました。

「ここは10年前に作ったんですよ。こっちは空調もあるので快適ですよ」
彼によると、お店の創業はおよそ30年前。
私が初めて取材した10年前にはすでに人気店だったので、需要の増加に合わせて別棟を作ったのでしょう。


私が訪れたのは朝7時だったにもかかわらず、来店者が後を絶たないのは10年前と同じです。

もちろん点心をいくつか選びましたが、忘れてはいけないのがハジャイ名物の肉骨茶(バクテー)。

土鍋のまま提供される肉骨茶には、エノキ、椎茸、豚あばら肉、湯葉などが入っています。
スープから立ち上る香りは実に豊か。
味は醤油ベースのマレーシア式バクテー。
そこにさまざまな中華ハーブや漢方が加わり、独特の深みのある味わいを作り出しています。

ハジャイに来たなら、ぜひ食べておきたい一品です。
点心とバクテーで始まるハジャイの朝
肉骨茶を味わいながら、点心もいただいていきます。
こちらはカオニャオを使った点心。
もち米の食感が楽しく、朝食にもぴったりの一品です。

定番のギアオ(餃子系の点心)ももちろん外せません。


そしてサラパオ。
中にはタイのカスタードクリームとも言えるサンカヤーがたっぷり。
蒸したてなので、ひと口かじると熱々のクリームがあふれてきます。
食べる際は要注意です。
こうして朝から点心と肉骨茶を楽しめるのは、タイ南部ハジャイならではの食文化でしょう。
食後、息子さんからお母さんを紹介してもらいました。
今年で80歳になるそうですが、今でも店頭に立ち、お客さんを迎えているとのこと。

肉骨茶にはさまざまな食材や漢方が使われていますが、もしかすると、その効果が健康と長寿の秘訣なのかもしれません。
| 店名 | チョークディー テーティアム(โชคดี แต่เตี้ยม) |
| 営業時間 | 06:00-11:30 , 17:00-20:30 |
| 定休日 | 基本無休 |
| Googleマップ | https://maps.app.goo.gl/3UjkNvHq8S4QayS48 |




