※2020年7月31日:この記事はお店のリニューアルに伴い加筆修正しました。加筆した記事は最下段に掲載しています。
年を重ねるごとに肝機能が低下しているためか、痛飲した翌日の有様が酷くなる一方。
目覚めの悪さは深刻化、食欲低下は著しい。
飲む前に「ヘパリーゼ」なんていう二日酔い防止のクスリを飲んでみたところで、効果があるのかすら分からないほど。
だったら飲まなきゃいいじゃないかというお声が聞こえてきそうですが、それでも飲んでしまうのが愚かな人間であることを表しています。
前置きが長くなりましたが、私のような酷い二日酔いに悩まされている時、胃袋に優しく語りかけてくれるのがタイのお粥「ジョーク」です。
本来は気さくだった店主さん
ジョーク専門店はバンコクに幾つかありますが、ここがもっとも有名なんじゃないでしょうか。
BTSサパーンタクシンから歩いて5〜6分。
ジャルンクルン通り沿いに店を構える「ジョークプリンス(โจ๊กปรินซ์)」です。
「ジョークプリンス」で検索すると、日本人のブログなどで紹介されているサイトがわんさか出てくるほどの有名店。
きっとたくさんの取材を受けてきたはずですが、店内の壁に記事などが掲げられていないのはこだわりなのでしょうか。
2015年の取材当時、創業70年の老舗店を支えるオーナーはアニヤさん。
きっと3代目ぐらいになるのでしょう。
「日本はどこから来たの?え、大阪!? 今年の1月、私も大阪に行ったの!」
何度か「ジョークプリンス」には来たことがあり、アニヤさんを見かけたことはあったのですが、いつも真剣な表情をしているためか勝手に「無愛想な人」と思い込んでいたため、キラッキラの笑顔で話してくれたことに意外な一面を見た気がしました。
本来は愛想のいい人だった、ということなんでしょうが。
閉店しているところを時おり見かけるのですが…
お薦めするのは生卵入りのお粥。
一見、生卵は見当たらないのはお粥の中に身を沈め、発見されるのを今か今かと待ちわびているため。
身を潜めている黄色いお嬢様を捜し出そうとレンゲを沈め撹拌し掬い上げると、乗っかっているのはミートボール君。
これが旨い!
って味わっていると、撹拌活動により黄色いお嬢様はすでにお粥と一体化しておりました…。
タイ人はお粥とともに「パートンコー」という中国式の揚げパンをお粥に付けるなどして一緒に食べるのですが、私はこの組み合わせを美味しいとは思えず、一度試したっきり二度と食べたことが無いんです…。
お粥とパンですよ!
合いますかね!
私が「ジョークプリンス」の前を通りかかることがしばしばあるのですが、ときおり店が開いていないことがあるので定休日を聞いてみたところ「無い」というご返答。
いや、閉まってることあるんだけど…。
「お粥が無くなり次第、店を閉めちゃうからね」
なーるほど。
【加筆】2018年に移転リニューアルした『ジョークプリンス』
私が本記事を執筆したのは2015年。この頃はジャルンクルン通りに住んでいたこともあり、『ジョークプリンス』にはたびたび足を運んでいました。
私がジャルンクルンのコンドミニアムを離れたのは2017年。それからというもの『ジョークプリンス』に来店することはめっきりなくなり、ひさしぶりに訪れたのは2020年7月でした。
すると、知らぬ間に完全リノベーションされ以前の趣はまったくなくなり、新店のような装いに!
本記事のように路地にあった頃など遠い昔のように、綺麗に改装された店舗で営業をしていました。
店舗は改装されましたが、ジョークそのものは”お粥の王子様”という店名通り、秀逸な一皿。
私はペロリと平らげ、厨房内でせわしなく調理する初老の店主に話しかけました。
「店を移転したのは2年前かな」
私はてっきりリノベーションしたのかと思い込んでいたのですが、以前営業していた路地のすぐ隣に移転していました。
2020年7月の取材では、創業70年以上の『ジョークプリンス』は店主が二代目。息子さんが三代目として引き継いでいるそうです。
ガイドブックにも載る名店だけに来店したことがある方も多い『ジョークプリンス』。
これからもバンコクを代表するジョーク(お粥)の名店として君臨し続けるでしょう。
「ジョークプリンス」はYouTubeでもご覧ください
今回取り上げた『ジョークプリンス』は私のYouTubeチャンネルでも紹介しています。
移転して綺麗になった店内を動画でもご覧ください。
| 店名 | ジョークプリンス バンラック店(โจ๊กปรินซ์ บางรัก) |
| 営業時間 | 6:00〜13:00/15:00〜翌3:00(Googleマップ掲載。売り切れ次第終了) |
| 定休日 | なし(Googleマップでは毎日営業。臨時休業は要確認) |
| Googleマップ | https://www.google.com/maps?cid=12074234260692626819 |
※2026年10月9日確認。営業時間・定休日はGoogleマップの掲載を確認しました。タイ国政府観光庁には6:00〜12:00/16:30〜22:00とあり、情報が異なります。店側の最新の営業時間告知は確認できていないため、特に夜遅くの来店は事前確認をおすすめします。祝日は時間変更の可能性があり、お粥がなくなり次第終了します。本文は2015年の訪問と2020年7月の追記による記録です。















