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タイ料理の【ソムタム】27種類を徹底紹介!

タイ料理の中でも広く知られるソムタム。
青パパイヤを使ったタイ東北地方(イサーン)のサラダで、甘い、辛い、酸っぱいといった味わいが渾然とし、タイ人が好きな料理の一つとして挙げることの多い料理です。
一言でソムタムといってもその種類たるやいくつもあり、タイ料理を食べ巡っている私でさえ食べたことがないソムタムも存在しています。

いつかこのソムタムを全種類食べ尽くしたい。
そんな想いを数年前から持っていた私は、ついに立ち上がりました。
「1日2食 ソムタムを1週間食べ続ける」
というYouTube企画を発案。
ソムタム専門店『バーンソムタム』にご協力いただき、この店にあるすべてのソムタムを食べ尽くそうと挑戦いたしました。

目次

27種類のソムタム

今回の企画でお世話になった『バーンソムタム』には27種類のソムタムを揃えています。
1食に2品、昼と夜を合わせて4品。
これを7日間続ければ27品をソムタムを完食できます。
私が1週間で食べ尽くしたソムタムは以下のラインナップです!

ソムタム①:タムムア/ตำมั่ว

タムムア/ตำมั่ว

あまり聞きなれない『タムムア』というソムタム。
調べてみると「好きなものを入れてソムタムを作る」といったもののようで、『バーンソムタム』では細麺のセンミーやケープムー(豚の皮を揚げたもの)、トマトやインゲンなどを入れています。
店によって使っている食材は異なっているので、いろんな店で食べてみたいソムタムです。

ソムタム②:タムスア/ตำซั่ว

タムスア/ตำซั่ว

「タムスア」はイサーン料理屋ではよく見るソムタム。カノムジーンという米麺を使い、プラーラを加えています。
これも店によって使う食材は異なりますが、『バーンソムタム』では先述のタムムアと同じ材料を使っています。

ソムタム③:タムテン/ตำแตง

タムテン/ตำแตง

きゅうりをどっさりと使ったソムタム。きゅうりはタイ語で「テンクワー」と呼ばれることから、この料理名になっています。

ソムタム④:タムトゥアファックヤオ/ตำถั่วฝักยาว

タムトゥアファックヤオ/ตำถั่วฝักยาว

トゥアファックヤオは「いんげん」に似ていることから、私は「いんげん」と呼んでおりますが、正確には「十六ささげ」。
独特の青臭さがあるので好き嫌いが分かれるソムタムでしょう。

ソムタム⑤:タムプープラーラー/ตำปูปลาร้า

タムプープラーラー/ตำปูปลาร้า

プラーラーとは、魚を塩漬けにして発酵させた調味料。私がタイへ来たばかりのころは、この独特の臭さに慣れず避けておりましたが、今となってはプラーラーが入っていないソムタムは物足りないと感じるほどイサーン化しております。

ソムタム⑥:タムプームーヨー/ตำปูหมูยอ

タムプームーヨー/ตำปูหมูยอ

豚のソーセージ「ムーヨー」を使い、カニを入れたソムタム。ムーヨーはベトナムから来た食材だそうで、腸詰せずバナナの葉で包んで蒸したソーセージです。
ソーセージ好きの私ですので、このムーヨーも大好物。

ソムタム⑦:タムプー/ตำปู

タムプー/ตำปู

「プー(ปู)」とはカニという意味のタイ語で、その名の通りカニを入れたソムタムです。

ソムタム⑧:タムケープムー/ตำแคบหมู

タムケープムー/ตำแคบหมู

豚の皮を揚げた「ケープムー」は、北タイでよく食される食材。
北タイの食材であるケープムーをイサーン料理に合わせたこのソムタムは、他ではほとんど見ない珍しい一品です。
私はチェンマイに行ったら必ずといっていいほどこのケープムーを購入し、ビールのお供にしております。

ソムタム⑨:タムプーマー/ตำปูม้า

タムプーマー/ตำปูม้า

「プーマー」とはタイワンガザミというカニで、別名ワタリガニとして知られています。
このソムタムは一般的なので、イサーン料理屋なら出会えること多し。
プーマーを調べてみると日本でも食されており、「房総半島以南で普通に見られ、各地で食用とされる」のだそう。

ソムタム⑩:タムタレー/ตำทะเล

タムタレー/ตำทะเล

シーフードを使ったソムタム。『バーンソムタム』ではエビやカニ、イカなどを入れています。
贅沢にシーフードを使っているため、『バーンソムタム』ではもっとも高額なソムタム。

ソムタム⑪:タムクンソッド/ตำกุ้งสด

タムクンソッド/ตำกุ้งสด

「クンソッド」とは生エビをさしています。『バーンソムタム』では”生エビ”が苦手な方に向け、茹でたエビをチョイスすることも可。
私は”生”のものにまったく抵抗がないので、生エビで完食。

ソムタム⑫:タムホイナンロム/ตำหอยนางรม

タムホイナンロム/ตำหอยนางรม

私の大好物である牡蠣を使ったソムタムです。
生牡蠣を使うためイサーン料理屋で見かけることがあまりないため、『バーンソムタム』でぜひ食べてもらいたい一品。

ソムタム⑬:タムホイドーン/ตำหอยดอง

タムホイドーン/ตำหอยดอง

ムール貝を塩漬けにしたホイドーンを使ったソムタムで、塩辛さが特徴。
カオニャオやビールが進むことから、私が好きなソムタムのひとつです。

ソムタム⑭:タムマプラオーン/ตำมะพร้าวอ่อน

タムマプラオーン/ตำมะพร้าวอ่อน

「マプラオーン」とはココナッツの柔らかい箇所。これを使った珍しいソムタムです。

ソムタム⑮:タムタイ/ตำไทย

タムタイ/ตำไทย

一般的なソムタムを「ソムタムタイ」と呼び、タムタイも同じ。
ふつうの店ならメニューの始めに記載されていることが多いこのソムタム、『バーンソムタム』では15番目に掲載されているのはなぜだ!?

ソムタム⑯:タムタイプー/ตำไทยปู

タムタイプー/ตำไทยปู

さきほどのタムタイにカニを入れたソムタムです。
『バーンソムタム』のタムタイプーには、身が詰まったカニが入っており歓喜。

ソムタム⑰:タムカイケム/ตำไข่เค็ม

タムカイケム/ตำไข่เค็ม

私はカイケム(塩漬け卵)が好きで、タムカイケムはよくオーダーする一品。
カイケムはいろんな料理に使われ、イカとカイケムを炒めた「プラームック・パット・カイケム」は好きなメニューの一つです。

ソムタム⑱:タムコームーヤーン/ตำคอหมูย่าง

タムコームーヤーン/ตำคอหมูย่าง

多くの日本人をトリコにするコームーヤーン(豚のど肉の炙り焼き)を入れた神ソムタム。
「コームーヤーン」と「ソムタム」の2品を食べたいが1人だと食べきれないかも、と思ったらタムコームーヤーン一択。

ソムタム⑲:タムケロット/ตำแครอท

タムケロット/ตำแครอท

人参をどっさりと使ったソムタムです。
ケロットとは英語の「キャロット」が語源。

ソムタム⑳:タムマムアン/ตำมะม่วง

タムマムアン/ตำมะม่วง

マンゴーを使ったソムタム。見た目は青パパイヤのようであるけれど、食感がまるっきり異なるのでご注意を!

ソムタム㉑:タムアポー/ตำแอปเปิ้ล

タムアポー/ตำแอปเปิ้ล

「アポー」とはりんごのこと。英語のアップルが語源なので「タムアップル」と表記する方が多いけれど、タイ語の発音に充実に記載するとアポーでございます。
私はこのタムアポーは食べたことがなく、『バーンソムタム』で初体験でした。

ソムタム㉒:タムポンラマイ/ตำผลไม้

タムポンラマイ/ตำผลไม้

フルーツを使ったソムタムの「タムポンラマイ」。
私はふだんこのソムタムをほとんど食すことがないので、たぶん今回食べたのが2回目だと思います。

ソムタム㉓:タムカオポート/ตำข้าวโพด

タムカオポート/ตำข้าวโพด

私が好きなタムカオポートは、トウモロコシを使ったソムタム。
タイ人にもよく食されるソムタムなので、イサーン料理屋ならメニューに揃えていること多々。
『バーンソムタム』ではカイケムも使っています。

ソムタム㉔:タムヨートマプラオ/ตำยอดมะพร้าว

タムヨートマプラオ/ตำยอดมะพร้าว

ココナッツの新芽を使った「タムヨートマプラオ」。
シャリっとした食感がいいね。

ソムタム㉕:タムルアンパバーン/ตำหลวงพระบาง

タムルアンパバーン/ตำหลวงพระบาง

ルアンパバーンとはラオスの街で、ここが発祥と言われているソムタムです。
タイのソムタムのように青パパイヤを細切りにせず、スライスしているのが特徴。

ソムタム㉖:タムソムオー/ตำส้มโอ

タムソムオー/ตำส้มโอ

ソムオーとはざぼんのこと。
バンコクの隣県であるナコンパトム県は、このソムオーが名産品です。

ソムタム㉗:ソムタムトート/ส้มตำทอด

ソムタムトート/ส้มตำทอด

ソムタムを揚げるというウルトラCを実現。
細切りにした青パパイヤを揚げて、ナムチムでいただきます。
店によっては青パパイヤ以外の食材も使っていることもあります。

自宅で調理したソムタムトートの動画

コロナ禍の真っ最中、外食ができない時期に拙宅でソムタムトートを作ったことがあります。
その模様は動画に収めておりますので、ぜひご覧くださいませ。

奥が深いイサーン料理のソムタム

私が今回食したソムタムは全27種でしたが、他にもまだまだ色んなソムタムがあります。
ソムタム探求の旅はこれからも続き、今後、あちこちを食べ歩く中で新しいソムタムに出会うことがあれば、激旨!タイ食堂で取り上げていきます!

1週間かけて全27種のソムタムを食べたYouTube動画

本記事で紹介した27種のソムタムはYouTubeでも紹介しています。
1週間に渡り撮影した大作ですのでこちらもご覧いただき、ソムタムの奥深さを感じてください。

ソムタム企画にご協力いただいた【バーンソムタム】

今回撮影でご協力いただいた『バーンソムタム』は、バンコクにいくつか支店を持つソムタム専門店です。
ソムタムを始めガイヤーンやガイトートなど、様々なイサーン料理も楽します。
「屋台は衛生的に苦手」
という方は、『バーンソムタム』おすすめです。

【SHOP DATA】
「バーンソムタム(บ้านส้มตำ)」
TEL:02-630-3486
OPEN:11:00-22:00(無休)

noteでも記事を書いています

noteでもブログを執筆しています。
タイで住む私がタイの魅力をコンテンツとして配信し、タイで起業したい、移住したいという方が増えればと思っています。

  • この記事を書いた人

西尾 康晴

2011年にタイへ移住。2015年から「激旨!タイ食堂」の運営を開始。2017年4月に旅行会社TRIPULL(THAILAND)Co.,Ltd.を起業し、現在は動画制作事業HUSHと共に運営しています。

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