ルーイ県ではチェンカーンで3泊した後、市街地へと移りました。
特に何か目的があったわけではなく、ルーイ市街地の街並みを見ておきたかったから、というだけの理由です。
宿泊場所として選んだ宿は『インディゴスペース』。
立地が良かったことと、瀟洒で綺麗な部屋だったことが決め手です。
実際、部屋はオシャレだったしお湯も出るしで宿自体には問題なかったのですが、ひとつだけ立地に関する問題点がありました。
宿の目の前にパブがあり、その店が18時ごろになると生演奏をスタート。
数曲演奏したら演者が代わっっていき、けっきょく22時過ぎまで聴かされるというプチ拷問だったことです。
それほどハードな曲を演奏しているわけではないものの、大音量なので部屋の中でもガンガン聴こえてくる。
優れたプロミュージシャンの演奏ならば大音量であってもひょっとしたら心地よかったかもしれないけれど、ステージで演奏しているとはいえ所詮はアマチュアですので、なかなかの苦痛でございました。
有名人が多数来店する「カオピアックパクマー」
爆音パブが目の前で営業しているという不遇がございましたが、立地に関していえば良いこともありました。
超人気カオピアックの店が目と鼻の先で営業していたことです!
『カオピアックパクマー』という店で、早朝から開店。
店内の壁には有名人と思わしき写真がずらっと並んでいて、これだけを見ても評判の高さがうかがえます。
メニューを見るとカオピアックの普通盛りか大盛りしか選べないという一本気。
トッピングに温泉卵を入れてもらった一杯を注文しました。
もちもち感とコシを持った自家製麺のカオピアック
透明感のあるスープに麺が潜み、揚げたホムデーンやムーヨーがトッピング要員として脇を固めています。
麺を持ち上げると、美しい白色。
そっと口へ運び、麺をしっかり味わっていく。
このカオピアックの麺はもちもち感だけではなくコシがある!
米麺にタピオカ粉を混ぜることによってモチモチとした食感を持っていることがカオピアックの特徴ですが、麺にコシがあることはほぼ皆無です。
ところが『カオピアック パクマー』の麺は違っていました。
これは素晴らしい麺だ。
感動した僕は瞬く間にカオピアックを平らげ、店頭で調理している女性に麺について聞いてみました。
「うちのカオピアックは自家製麺ですよ」
やっぱり自家製麺だからこそ出せるもちもち感とコシだったのか!
この麺があるからこそ、多くの著名人が足を運び評価しているのでしょう。
ルーイの市街地に訪れることはあまりないかもしれませんが、ルーイ空港を利用することがあれば立ち寄ってみてください。
【SHOP DATA】
カオピアック パクマー/ข้าวเปียกปากหมา
TEL:042-833-376
OPEN:06:00-15:00(日曜日休み)
Facebook:https://www.facebook.com/khaopiekpakmha