クイッティアオ ペッと呼ばれるアヒル肉のクイッティアオ。
いままで取り上げたアヒル肉の店は『PRACHAK』(ここはバミー)、店主が踊りながら作る『Dancing Duck Noodle』、ラマ4世通りの『Tang Sui Heng Pochana』、旧市街地の『ヌン ファー』などなど。
これらを店の位置関係を俯瞰すると、ヤワラーから近い、またはヤワラーから伸びている通りにある、といった関係性がうかがえます。
『PRACHAK』はヤワラーから伸びている
ジャルンクルン通り。
『Dancing Duck Noodle』『Tang Sui Heng Pochana』は、同じくヤワラーから伸びているラマ4世通り。
『ヌン ファー』はヤワラーからも近い旧市街地。
アヒル肉を扱う店を創業したのは中華系タイ人がほとんど。
ということもありヤワラーから近いエリアに点在しているのではと推測しています。
つまり、ヤワラーから離れれば離れるほどアヒル肉を取り扱う店が少なくなる、ということでもあります。
来店者が後を絶たない!
先日、私が訪れたのはウドムスック通り。
ヤワラーからはかなり離れた通りです。
目指す店は以前紹介したガイトーが旨い店『ソムタム ガイトーMTB』
向かう道中に見つけたのがアヒルのクイッティアオ屋『キティ クイッティアオ ペッ』だったのです。
私が提唱した
"アヒル肉を扱う店はヤワラー付近のエリアに多い”
には当てはまらない店です。
しかもこの店、とにかく客が入っている。
『ソムタム ガイトーMTB』を出たあと、その足で『キティ クイッティアオ ペッ』を目指しました。
私が来店したときも、ほとんどの席が埋まっているほどの盛況っぷり。
週末のランチタイムだったこともあるでしょうが、ウドムスック通りのアヒルクイッティアオ店がこれほど流行っているとは、私にとっては意外な光景です。
幸運にもなんとは一席だけ空いていました。
オーダーしたのは全部乗せクイッティアオ ペッ。
アヒル肉の各部位や内臓などのモツ類がたっぷりとトッピング。スープは適度なまろやかさとコクを持ち、かといってしつこくなくサラサラっといただける上品さを兼ね備えています。
来店者が絶えないのも納得。
この店ではクイッティアオだけではなくカオナーペッ(アヒル肉乗せご飯)や、アヒル肉だけのメニューも有り。
いろんな角度からアヒル肉を楽しませてくれる品揃えです。
席が空けば次の来店者がやってくる。
その繰り返しで店主は厨房につきっきりのため、話す機会が見つけらないほど。
かろうじてカメラ目線の写真が撮れただけです。
他エリアにも支店が!?
店内などの写真を撮りながらタイミングをうかがっていたら、奥さんだろうと思う方がほんの少しの間だけお話しに応じてくれました。
「オープンして3年なんです」
話せたのは創業何年かを聞けただけ。
もっとも来店者が多い時間帯に来てしまったようです。
それにしても創業3年でこれだけの人気店を作り上げるとは、にわかに信じ難い。
帰宅してから名刺に記載されていたFacebookのファンページを閲覧してみました。
すると、『キティ クイッティアオ ペッ』にはウドムスック以外にも店があることが判明!
私はその情報を見るや、本店と思われる『キティ クイッティアオ ペッ』へと急いだのです。
(次回へ続きます)
【SHOP DATA】
「キティ クイッティアオ ペッ(กิตติก๋วยเตี๋ยวเป็ด)」
TEL:084-016-7844
OPEN:8:00-21:00
ADDRESS:531 Sukhumvit Soi Sukhumvit 103 (Suk 29) Chak, Phra Khanong, Bangkok.
PRICE:クイッティアオ ペッ(全部乗せ)50B
FACE BOOK:https://www.facebook.com/TheDuckNoodle/