※本文は2017年の取材・訪問時の記録です。料理・価格・店内の様子や店主の話は当時のものです。現在の営業情報は各店舗の表をご覧ください。
一昨年前まではフルーツに一切興味を持たず、購入することも稀だった私でしたが、去年あたりからフルーツ屋台で各種果物を買うようになり、パイナップルやマンゴーを仕事の合間に頬張ることが増えました。
私が変化した主だった理由は
「各種ビタミンを摂取し体に優しい食生活になろう」
という、40歳を超えた男にありがちなもの。
おかげさまで身体はピンピン、グルメサイトを1人で運営しているにもかかわらず肥満に悩まされることなく過ごしています。
ルンピニ公園をジョギングする、という隠れた努力も怠っていませんが!
フルーツに目覚めた私は、マンゴーを使ったタイスイーツ「カオニャオマムアン」を扱った記事も掲載しています。
バンコクで行っておきたいカオニャオマムアンやマンゴーが評判の5店
次なるフルーツの標的を探していたところ、ラヨーン県にとあるフルーツ農園を発見。
ふつうの農園ではなく、敷地内を見学でき、しかも栽培したフルーツが食べ放題というではありませんか!
ラヨーン県はバンコクから車で3〜4時間、パタヤの南に位置している県です。
私は年明け早々からレンタカーを手配。
週末、フルーツ農園を目指し、たった一人でラヨーン県へと走らせたのでございます。
バンコクから車で3時間 フルーツ農園『Supatra Garden Fruits Land』
ラヨーン県にあるフルーツ農園は『Supatra Garden Fruits Land』。
とある日本人のブログでこの農園が紹介されていたのですが、朝からタイ人が押し寄せていたとある。
こりゃのんびりしてられんわと、バンコクを出発したのは朝7時。
車をかっ飛ばし、途中迷い、『Supatra Garden Fruits Land』に到着したのは午前10時でした。
8時オープンだから、もうすでに大勢のタイ人で賑わっているんじゃなかろうか…。
徐行しながら敷地内へ車を滑り込ませると…。
来客の姿はまったくなく、見かけるのは園内の修繕工事をしている業者とスタッフのみ。
休園してしまったのか…。
車を停め、受け付けに向かい女性スタッフに事情を伺いました。
「今はシーズンじゃないから人が少ないのよ」
はっ!
フルーツ農園に到着してから重大なことに気づいた。
タイ産フルーツは年がら年中収穫できるとはいえ、収穫シーズンというものがあり、もっとも多いのは4月〜5月。
いまはイチガツ!
来園者が少ない、というかまったくいないのも当然です。
開園しているということは園内を見て回ることは可能ですが、シーズンオフのフルーツ農園を見て回って楽しいのか、という重大な懸念がある。
もう1点、私を迷わせたのは入園料です。
外国人料金が適用されているのか、400バーツ!
シーズンオフのフルーツ農園に400バーツを支払う価値があるのだろうか。
私は受け付けの前で腕を組み瞑目。
800バーツでレンタカーを借り、ラヨーン県くんだりまで来て、400バーツをケチり何もせず帰還するのは愚の骨頂ではあるまいか。
数秒間ほど瞑目していた私は開眼。
400バーツを支払い、客のいない『Supatra Garden 』を見て回ることにしました。
園内を周遊できるとはいえ、自分勝手に行動できるわけではなく、スタッフが運転する園内用バスに乗って農園へと向かうよう。
10人は乗れるであろう車ですが、現時点で来園しているのは私だけ。しかも、同行者がいない私は、この車にたった1人で乗車することになる。
賑わいのないフルーツ農園。
そして車には私1人。
貸切状態といえば聞こえはいいですが、周囲から見れば「失恋で落ち込み1人旅をしている悲しい中年男」に映ったことは間違いないでしょう。
シーズンオフの農園をのんびり周遊
そんな私に、積極的に話しかけてくれたのは運転手です。
ゆっくりと園内を回りながら、フルーツの木々を説明してくれます。
「これはマンゴスチン。あれはライチね。まだ熟していないから袋をかぶせているけど」
どれもこれも袋をかぶっているじゃーございませんか!
かといって全ての果物が若いわけではなく、たま〜に食べられるまでに成熟したフルーツもありました。
スターフルーツです。
高い場所に実を付けるスターフルーツを、女性スタッフたちは棒を使い器用に収穫していきます。
ドライバーの男性が切り分けてくれたスターフルーツを一口いただいてみました。
酸っぱいな〜!
スターフルーツ自体、食べたことがないのでもともと酸味が強いのか、それとも熟していないのか判別つきませんが、酸っぱいフルーツはあまり好きじゃないんです!
他に実がなっていたフルーツといえば、ドリアンです。
「果物の王様」と呼ばれ、独特な香りは、持ち込みを禁止するタクシーやホテルがあるほど強烈。
私の知人でこのドリアンをこよなく愛している人が数名いますが、個人的にはそれほど旨いと思ったことがない。
マンゴーのほうがよっぽど旨いと思っていました。
「思っていました」と過去形になったのは、この先で出会ったドリアンを食べたことがきっかけです。
濃厚なドリアンにうっとり…
テーブルに並べられた様々なフルーツ。
30分ほど農園を巡ったあと、フルーツ食べ放題の時間が訪れ、巨大な敷地へと連れて行かれます。
ぽつんと置かれたテーブルには、パイナップル、マンゴー、ドラゴンフルーツ、チョンプー、ぶどうなどの果物がずらり。
たった1人でこれほどのフルーツを前にして、「食べ放題だからどれでもお好きなだけお食べ!」と言われても、さほど食べられるもんでもない。
とはいえせっかくの食べ放題ですので、私はマンゴーやらパイナップルなど、誰とも会話することなく食べましたがね!
「あっちにドリアンがあるから行っといでよ」
1人で果物をむさぼり食っている私を見て、フルーツを切り分けていた女性が声をかけてくれました。
30メートルほど先に屋根付きの小さな場所があり、そこではドリアンだけが食べられるエリアになっている。
香りが強烈なため他フルーツたちから隔絶されているのでしょう。
私はそれほどドリアンが好きなわけではないので気乗りしませんでしたが、運転手の兄ちゃんが切り分けてくれるというので食してみることに。
ドリアンを切り分ける、彼のナイフさばきが実に見事。
撮影した動画をFacebookでアップしました。
トゲのある分厚い皮が切り分けられ、姿を現したのはクリーム色のドリアン。
手に取り口へ運びます。
なんという濃厚な味わい。
ドリアンってこんなに味わいのあるフルーツだとは知らなかった。
いままで食べたドリアン(さほど食べたことはありませんが)の中で、飛び抜けて旨い!
ドライバーは夢中で頬張っている私を見て、さらに切り分けてくれ、それもペロリと完食。
すると彼は三たび切り分け、私に手渡す。
それも食べ終えると、ドリアンの半房ほどの量に。
さすがにそれだけドリアンを食べると、私の胃袋もいっぱいだし、栄養価が高いと言われるドリアンだけに食べ過ぎると身体によろしくないような気もする。
「もう一口、どうだい?」
ドライバーは無邪気に勧めてくれましたが、もう要らん!
最後は採れたての青パパイヤのサラダ、ソムタムで締め!
ドリアンを食べるまでは私1人ぽっちでしたが、後から中国人の団体が押し寄せてきました。
彼らもドリアン場に集まり、クリーム色の実を頬張っていく。
「ハオチー!ハオチー!」
と言っていたかは不明ですが、姦しくお喋りに興じながらドリアンを食べまくり、芳しい薫りをあたり一帯に放出していました。
フルーツ食べ放題のあとも農園を少々見て回りました。
バナナやぶどう農園など、ここで栽培されているフルーツは何種あるのだろうか。
かなり広大な土地でさまざまなフルーツを栽培しているようです。
最後の締めは『Supatra Garden』で採れた青パパイヤを使ったソムタム食事会。
食べられるのはソムタムと、菜っ葉ばかりのサラダのみ。
「肉なんて食わせねーからな!」
といった心意気が感じられます。
さすが採れたての青パパイヤを使っているだけに、ここのソムタムはシャキシャキ感がよろしい。
よろしいのはソムタムだけではなく、ソムタムを調理している女性も良い。
良いというのは可愛いという意味でもあり、ソムタムを調理する手さばきも含まれています。
Instagramに彼女の動画をアップしています。
4月にもう一度『Supatra Garden』行ってきます!
※以下は2017年当時の再訪計画です。現在の参加募集ではありません。
ソムタムを食した後は、農園産のハチミツ売り場を見学させられ、それで終了。
全行程の所要時間は1時間30分ほどでした。
私が戻ってきたころ欧米人観光客がちらほら来園していましたが、最盛期でなければ私のように朝から来ずとも昼からで十分でしょう。
次回は4月に来園してみようかなと思っています。
最盛期に『Supatra Garden』に行ってみたい!
という方がおられるようなら、オフ会を開きますので一緒に行きましょう!
ご希望の方はメールをお送りください。
gekiuma.bkk@gmail.com
| 店名 | スパトラランド(Supatra Garden Fruits Land)/สวนสุภัทราแลนด์ |
|---|---|
| 営業時間 | 08:00〜17:00 |
| 定休日 | なし |
| Googleマップ | Googleマップで場所を見る |
本文の入園料400バーツは2017年1月の訪問時の料金です。現在の料金・食べ放題の内容は季節やプランで変わるため、来園前に公式案内をご確認ください。
※2026年10月13日確認
















