「全日本モーファイ鍋愛好会」、略して「全モー会」会長の西尾でございます。
モーファイ鍋(หม้อไฟ)を愛する者たちが集う会……なのですが、現時点での会員は私ひとり。実質、会長兼会員兼広報担当です。
さて、そんな全モー会会長が今回紹介したいのが、チャオプラヤー川近くで長年営業を続ける
『ヌアトゥン ターナーム サトゥプラディット(เนื้อตุ๋นท่าน้ำสาธุประดิษฐ์)』です。
立地しているのはラマ3世通り近く。
ラマ3世通りと言われても、多くの人がピンと来ないと思いますので、Googleマップでご確認ください。
バンコク中心部から南へどーんと行ったところです。
地図を見ただけで「遠いな……」と感じる方もいるかもしれませんが、全モー会会長である私は、この程度の距離ならばひょいっと行ってしまいます。
路線バスを利用できるなら安価に来店できますが、慣れていない方はGrabなどのタクシー利用が無難でしょう。
創業年数は古く、年季の入った店舗がその歴史を静かに物語っています。




スープは血入りのナムトック!中華ハーブを使っていないモーファイ鍋
この店にはこれまでにも数度訪れていますが、今回は約1年ぶりの来店です。
店舗の雰囲気は以前とまったく変わっていませんでしたが、注文方法はQRコード式に変わっていました。

こうしたローカルの店にまで最新のシステムが導入されているのを見ると、時代の流れを感じます。
さっそくQRを読み込み、メニューを確認しました。
表記はすべてタイ語ですが、写真が掲載されているため料理選びはそれほど難しくありません。
モーファイ鍋は普通サイズ(300バーツ)と大サイズ(380バーツ)の2種類です。

普通サイズを選択すると、次はトッピング具材を選ぶ画面に進みます。
具材名はすべてタイ語表記ですが、ほとんどの方には内容が分からないと思いますので、ここはすべてにチェックを入れておきましょう。
次に選ばなければならないのがスープです。
ここを間違えると大変です。
選択肢は3つあり、上段がナムサイ(クリアスープ)、中段がナムトック、下段がスープ無しです。

モーファイ鍋でスープを選ぶシステム自体が初めてでしたが、それ以上に「スープ無し」という選択肢が気になります。
一体どんなモーファイになるのか興味はありましたが、今回はナムトックを選びました。
モーファイ鍋でナムトックを使うのも、これまた初体験。
ナムトックとは血を入れたスープのことで、クイッティアオでは珍しくないスープです。
固形燃料の炎を上げながら、ナムトックスープのモーファイ鍋が運ばれてきました。

まず驚いたのが、具材ひとつひとつのサイズです。
どれもかなり大ぶり!
スープはナムトック特有の色合いで、他のモーファイ鍋とは明らかに一線を画しています。
まずはスープから。
一般的なモーファイでは中華ハーブなどが使われているため、独特の風味がありますが、ナムトックにはそれらは使われておらず、それでも通常のナムトックとは異なり、個性を光らせている。
甘みがあまりないのも特徴です。
コクの深さはさすがナムトック。
煮込まれた牛肉は箸でほろりと崩れるほど柔らかく、口の中が一気に満たされます。
牛のルークチンも、特筆しておきたい具材のひとつです。


モーファイとビールが楽しめる【ヌアトゥン ターナーム サトゥプラディット】
『ヌアトゥン ターナーム サトゥプラディット』では、ビールのラインナップが揃っているのも嬉しい点です。
チャン、LEO、シンハー、ハイネケンと、定番どころがきちんと用意されています。
ビールは時間帯に関係なく提供されているため、その点も心配無用。
モーファイ鍋とビールを楽しみたい方には、なかなかありがたい一軒です。
| 店名 | ヌアトゥン ターナーム サトゥプラディット(เนื้อตุ๋นท่าน้ำสาธุประดิษฐ์) |
| 営業時間 | 08:00-19:00(月〜金曜日) 08:00-17:00(土曜日) |
| 定休日 | 日曜日 |
| Googleマップ | https://maps.app.goo.gl/PFuqGgEMAeFa2RbD7 |


