2015年6月末からスタートし、本ブログで取り上げてきたタイ料理屋も100軒を超えました。最近はときおりメッセージまで頂くようになり、先日頂いたメールには「ぜひ取材してもらいたい」という内容でした。一部抜粋します。
私は旅行程度しか行けませんが最初にタイでの食べ歩きに興味を持ったのが以下記事です。
確かに美味しく格安なこともあり行く度にリピートし続けています。個人的には高級店より美味しいとも感じています。
メールありがとうございます!教えていただいたリンク先は、私が説明するまでもなく有名なサイト「ROCKET NEWS 24」です。ここで紹介されているのはカオサンロード近くのタイ料理屋。
記事内では店名が『ガイシーロ』と紹介されているこの店は、写真で見る限り半屋台風のスタイルで、旨そうなトムヤムクンの写真が掲載されています。この記事に私のアンテナはビンビン反応!メールをいただいた翌日にはカオサンへ向かいました。
エビの味噌と海鮮の旨みが凝縮したトムヤムクン!
お店の場所はカオサンロードから歩くと10分ほどの場所。看板もなく、店名も掲げられていない『ガイシーロ』は、記事内にもあるように大きな駐車場のすぐ隣で営業しています。私が来店したのは午前9時半ごろでしたが、すでに何組かのお客さんで占められていました。
メニューをもらいましたが、見るまでもなくオーダーするのはトムヤムクンでしょう!トムヤムクンとは「エビ(グン)が入ったトムヤム」という意味なので、当然ながらエビは入っているのですが、驚いたのはその他の海鮮類、貝やイカまでもがトムヤム一家の傘下になっていることです。さらにはタケノコもゲスト参加しています。
これだけの海鮮が投入され、さらにエビの味噌がスープに溶け出しているトムヤムだけあり、旨みが凝縮した逸品に!エビの味噌がスープ内に拡散していることもあり、それらも求めて無我夢中で食べていると、丼の底が見えるまで完食。一気に完食したため、顔面が汗だくになったことをご報告しておきます。
「メムトムヤムクン」の現店主は2代目
ロケットニュースでも紹介されていた店主はチェッブアンさん。創業して60年以上が経つコチラのお店は、彼のお母さんが始めたそうです。
お母さんは現在89歳ということもあり歩くことがままならず、自宅で療養していると言います。店主に聞くと「ロケットニュース」の影響か日本人客は多いようで、そんな彼らを魅了するトムヤムの魅力を探るべく厨房内を見せてもらいました。トムヤムに使われるスープは寸胴でグツグツ煮込まれています。
「入っているのはガラムプリー(キャベツ)、バイトゥーイ(椰子の葉)、グラドゥー ムー(豚骨)だよ」
チェッブアンさんはそう教えてくれました。
すると注文が入ったのか料理をスタート。手早く仕上げたメニューはプーパッポンカレーです。
「ほら、これも写真撮って」
そういって私に差し出してきたので素早く一枚撮影。
トムヤムグンばかりフューチャーしましたが、他のタイメニューも絶対旨いでしょう。店が放つオーラからそんな“匂い”がプンプンします。ビールもあるので、次回はグラスを傾けながら、いろんなタイ料理を食べてみたい!
【SHOP DATA】
「メムトムヤムクン(ต้มยำกุ้ง บางลำภู)」
TEL:089-815-5531
OPEN:9:00-20:00(月曜休み)
ADDRESS:Kraisi Road, Talat Yot, Khet Phra Nakhon, Bangkok, 10200,
PRICE:トムヤムグン100B、プーパンポンカリー150B