私は週に4日ほど、早朝から約2時間のウォーキングを日課としています。
自宅から歩き始め、行き先はその日の気分次第。プラトゥーナム方面へ向かう日もあれば、アソークやプロンポン周辺を歩くことも。
調子が良ければ、トンロー方面まで足を伸ばすこともあります。
そんな早朝のバンコクを歩いていると、これまで気づかなかった屋台や食堂に出会うことも。
今回ご紹介するのは、そんな散歩中に偶然見つけた屋台です。
トンロー・ソイ12で出会った小さな屋台通り
トンロー通りを北へ向かって歩いていると、ソイ12の入り口でカフェの屋台に遭遇。
おじさんが優雅に朝のコーヒーを楽しんでいる姿を横目に、細い路地の奥を覗いてみると、さらに屋台が営業しているのを発見!
ウォーキングを中断して近づいてみると、そこには鶏肉のクイッティアオを販売する屋台が。
トンロー通りを歩くことが少ない私は、こんな場所に屋台があることすら知らず、「未知なる屋台を発見!」とばかりに、思わずテンションが上がってしまいました。


さっそくGoogleマップで確認すると、なんと店名が記載されているではありませんか。
「トンローソイ12ガパオ」
このクイッティアオの屋台だけでなく、どうやらガパオの屋台まである模様。
しかもレビューを見ると、訪れている日本人も多いようです。
きっとトンロー在住の日本人にはよく知られた名店なのでしょう。
知らなかったのは、普段トンローに足を運ばない私だけのようです…。
並ぶほどの人気!ランチタイムのトンロー・ソイ12
後日、気になっていたガパオの屋台を訪ねることに。
12時過ぎに現地に到着すると、カフェの屋台の奥にクイッティアオ・ガイ、さらにその奥には『トンローソイ12ガパオ』が営業していました。
驚いたのは、その賑わい!
路地に並んだテーブル席は満席、さらに待っている人までいる盛況ぶり。
この界隈で働く人々に愛されているのが、ひと目でわかります。
次回は少し時間をずらして、11時頃に訪れてみることにしました。

「うちの店名は『ラーンアハーンタムサン・トンローソイ12(ร้านอาหารตามสั่ง ทองหล่อซอย12)』っていうんです』
そう教えてくれたのは、ひたすらフライパンを振り続ける男性スタッフ。
ガパオ専門店というわけではなく、いろんな料理を提供しているようです。



パッタイやトムヤムクンを調理していたので、これらも人気のメニューなのでしょうが、もっとも人気があるのはガパオライス。
私がオーダーしたのは、ガパオでもっともベーシックな豚ひき肉のガパオライスでございます。


追加トッピングした目玉焼きは、半熟に仕上げられていて、その美しさに目を惹かれるばかり。
一口いただくと、ガパオの香りといい、豚ミンチの味付けといい、さすが並ぶだけのことはあると感服!
これならば他のガパオライスも絶対旨いであろうと、私は別日にまた来店し、注文したのはカリカリ豚のムーグローブを使ったガパオライスでした。

カリカリ感に富んだムーグローブはガパオの香りをまとい、これまた絶品!
こんなに旨いガパオの屋台がトンローにあったとは…。
早朝ウォーキングの途中で出会ったガパオの屋台。
こうした店との出会いは、まさに「足で稼ぐ」からこその楽しみ。
地元に根ざした旨い店は、自分の足で探してこそその価値がわかるのだと、あらためて実感した次第です。
店名 | トンローソイ12ガパオ/ร้านอาหารตามสั่ง ทองหล่อซอย12 |
営業時間 | 08:00-15:00 |
定休日 | 日曜日 |
Googleマップ | https://maps.app.goo.gl/yYcnrXfDpt49Lbzi7 |