世界的にも有名なタイ国内のリゾートといえば「プーケットである!」と言い切ってしまって良いでしょう。
20以上ある美しいビーチや近隣に点在する島々へのアイランドホッピング、さらにシュノーケリングやダイビングなどのマリンスポーツが楽しめる。
そのうえバングラ通りへ行けばバーが軒を連ねていてナイトライフも満喫できる、至れり尽くせりのリゾートです。
多くの方々はプーケットへ訪れたなら前述したアクティビティを楽しむのが一般的でございますが、私の場合ビーチはそこそこで切り上げて目指すのはやっぱりローカルグルメ。
タイ国内のどこへ訪れても、飯屋を重点的に巡る習性だけは変わりません。
というわけで今回のプーケット滞在では、プーケットタウンに点在する人気店を食べまくってまいりました。
プーケットまで行ったにも関わらずリゾートらしいアクティビティはほとんどせず、ローカルグルメ10店舗をひたすら食べ巡った5日間。
この記事がプーケット滞在中の参考になれば幸いです。
なお、本記事で取り上げた10店舗では動画も撮影し、YouTubeで公開しています。
記事の最後にリンク先を載せていますので、そちらも併せてご覧になり、プーケットを食べ尽くしてください!
目次
- 1 プーケットローカルグルメ①|毎日行列が出来るカリカリ豚「ムーグローブ プーケット ジーホン」
- 2 プーケットローカルグルメ②|ご当地B級グルメ!「オータオバーンニアオ」
- 3 プーケットローカルグルメ③|ガイトートも旨いロティー屋「ロティー ジャオファー」
- 4 プーケットローカルグルメ④|ミシュランの常連スープ無しカオトム「ゴーベン カオトムヘン プーケット」
- 5 プーケットローカルグルメ⑤|タイ南部といえば肉骨茶は外せない「バクテーモーファイ メーアノン」
- 6 プーケットローカルグルメ⑥|プーケットで必食のミーホッケン「ミーアオゲー」
- 7 プーケットローカルグルメ⑦|白身魚のカオトム&オリジナルママー麺「カオトム タノンディーブック」
- 8 プーケットローカルグルメ⑧|エビの風味が鼻腔に総攻撃「ミーナームクン アオゲー」
- 9 プーケットローカルグルメ⑨|タイ南部で必食の発酵米麺「カノムジーン メーティン」
- 10 プーケットローカルグルメ⑩|マレーシアから伝わったタイ菓子「アーポン メースニー」
- 11 プーケットのローカルグルメ10店舗はYouTubeでも公開中
プーケットローカルグルメ①|毎日行列が出来るカリカリ豚「ムーグローブ プーケット ジーホン」
プーケットへ到着し私がいの一番に向かったのは、カリカリ豚が絶賛されている『ムーグローブ プーケット ジーホン』。
本ブログで何度も繰り返しお伝えしている通り、私はムーグローブに目がなく、専門店を見つけては足を運びムーグローブにかぶりついているほどのカリカリフリークでございます。
混雑を避けるため、『ムーグローブ プーケット ジーホン』に来店したのは10時半ごろ。
ところが私の読みは見事に外れ、ほとんどの席が埋まっているではありませんか!
しかも店前には持ち帰り注文のお客さんが並んでいる。
この店のムーグローブがどれほどの人々を魅了してきたのかがうかがえます。
空席がないかと思いきや、ひとつだけテーブル席が空いていたのですかさずシットダウン。
手渡されたメニューには料理名が英語表記で並んでいます。
それだけ外国人旅行者の来店も多いのでしょう。
メニューを見て判明したのですが、こちらのお店にはムーグローブだけではなくムーデーンやカームー(豚足)も揃えておられる。
ということは、ムーグローブとカームーの組み合わせもありというわけです。
ムーグローブとカームーの組み合わせって、ありそうなんですけど案外ない。
私はカリカリ豚と豚足という、「二大豚肉巨頭」をマッチメイクすることにいたしました。
運ばれてきたお皿には、カリカリ豚と豚足が綺麗に整列していて美しい!
横にはパッカドーンが脇役として添えられ、スープも提供してくれます。
まずいただいたのはムーグローブ。
これのカリカリ感が想像を超えていて、おかきを食べているかのようなカリカリっぷり!
それでいて豚肉は柔らかいのだから、たまりません。
使われているご飯の「カオマン」は、鶏の出汁で炊いているのでこれも旨いんだ。
「ムーグローブ プーケット ジーホン」の全メニュー
『ムーグローブ プーケット ジーホン』の全メニューをカタカナ併記で書き出しておきます。
ご覧のとおり、豚肉だけではなくカオマンガイもアリ。
カオマンムーグローブ/ข้าวมันหมูกรอบ
カオマンムーグローブ+ガイ/ข้าวมันหมูกรอบ+ไก่
カオマンムーグローブ+ムーデーン/ข้าวมันหมูกรอบ+หมูแดง
カオマンムーグローブ+グンシアン/ข้าวมันหมูกรอบ+กุนเชียง
カオマンムーグローブ+カームー/ข้าวมันหมูกรอบ+ขาหมู
カオマンムーデーン/ข้าวมันหมูแดง
カオマンムーデーン+ガイ/ข้าวมันหมูแดง+ไก่
カオマンムーデーン+グンチアン/ข้าวมันหมูแดง+กุนเชียง
カオマンムーデーン+カームー /ข้าวมันหมูแดง+ขาหมู
カオマンガイ/ข้าวมันไก่
カオマンガイ+グンチアン/ข้าวมันไก่+กุนเชียง
カオマンガイ+カームー/ข้าวมันไก่+ขาหมู
カオカームー/ข้าวขาหมู
ムーグローブソーンキート/หมูกรอบ 2 ขีด
ムーグローブヌンキログラム/หมูกรอบ 1 กิโลกรัม
ムーデーンソーンキート/หมูแดง 2 ขีด
ムーデーンヌンキログラム/หมูแดง 1 กิโลกรัม
ガイ/ไก่
ガイ クルントゥア/ไก่ ครึ่งตัว
ガイ タントゥア/ไก่ ทั้งตัว
カオルアム/ข้าวรวม
カームー/ขาหมู
カーム タンカー/ขาหมู ทั้งขา
グンチアンヌンキログラム/กุนเชียง 1 กิโลกรัม
店名 | ムーグローブ プーケット ジーホン/ร้านหมูกรอบภูเก็ต จี้ฮอง |
電話番号 | 091-825-6868 |
営業時間 | 06:00-14:00 |
Google Map | https://goo.gl/maps/pDkqELMsM48nSLNh7 |
プーケットローカルグルメ②|ご当地B級グルメ!「オータオバーンニアオ」
プーケットだけでしか食せないB級グルメのひとつがオータオ(โอวต้าว)という料理です。
オースワンやホイトートのように、牡蠣などの貝を卵と炒めた料理なのですが、料理法や具材が若干異なっていて、バンコクでは一度もお目にかかったことがないご当地グルメ。
実は数年前、プーケットのオータオを紹介した記事を書いておりますので、お暇があればご一読を。
プーケットグルメとなるとオータオは取り上げないわけにはいかないと思い、ここで再度紹介することにしました。
上記の記事では2店舗を取り上げましたが、今回はその中から『オータオバーンニアオ』をチョイス。
以前来店した時は路上で営業する屋台だったのですが、現在は店舗営業になっています。
店主のおばちゃんは相変わらず元気そうで、無愛想な感じも以前と変わらずで素敵。
(お話しすると笑顔を見せてくれますよ)
『オータオバーンニアオ』はミシュランプーケットのビブグルマンに数度選ばれている人気店。
私は前回と同様、イカやエビが入ったオータオシーフードにいたしました。
プーケットへ来たら毎回食べておきたいB級グルメです。
店名 | オータオバーンニアオ/โอวต้าว บางเหนียว |
電話番号 | 091-515-4949 |
営業時間 | 15:00-22:30 |
Google Map | https://goo.gl/maps/zgRJXLAvgQtZXhui7 |
プーケットローカルグルメ③|ガイトートも旨いロティー屋「ロティー ジャオファー」
タイ南部はムスリム文化も根付いていることから彼らが営むロティー屋が多く、プーケットタウンにも点在しています。
数多くあるロティー屋の中でも『ロティー ジャオファー』の評判たるやすこぶる高く、プーケット10選にふさわしい店舗だと判断。
こちらで注文したのは、卵乗せロティーにマッサマンカレーを付けたものと、ガイトートを乗せたカオモッガイトートとの2品です。
揚げたてのガイトートは衣にサクッと感があり、肉汁がじんわりと染み出してきて、これは大変。
小学生の頃から"唐揚げ好き”を自認してきた私を、瞬殺で仕留めてくれました。
特筆しておきたいのは唐揚げだけではなく、ご飯もしかり。
本場南部のカオモッガイは、やはりスパイスの香りが高い店が多く、これがガイトートに合うんだ。
そしてもう1品のロティーに付いてきた牛肉入りマッサマンカレー。
他店のものとは香りが若干異なるのは、秘伝のスパイスを調合しているのか!?
個性的なマッサマンカレーとロティー、そして唐揚げを乗せたカオモッガイトートのコンビネーション。
息の合ったコンビの魅力を存分に味わってください。
「ロティー ジャオファー」の全メニュー
メニューを見ているとあれもこれも食べたくなりますが、他に気になる料理といえばカオクルックガピやゲーンペ(ヤギカレー)、サラダケークなどなど。
次回は大人数を引き連れて来店しないといけないなぁ。
カオモックガイ/ヌア/ข้าวหมกไก่/เนื้อ
カオモックガイトート/ข้าวหมกไก่ทอด
カオモックプラーオ/ข้าวหมกเปล่า
カオマンガイ/ガイトート/ข้าวมันไก่/ไก่ทอด
カオクルックガピ/ข้าวคลุกกะปิ
カオトムガイーカイ/ข้าวต้มไก่-ไข่
カオトムプラー-カイ/ข้าวต้มปลา-ไข่
サラダケーク/สลัดแขก
スープガイ - スープヌア/ซุปไก่ - ซุปเนื้อ
ゲーンカリーヌア/แกงกะหรี่เนื้อ
ゲーンペ/แกงแพะ
ゲーンカリーガイ/แกงกะหรี่ไก่
ゲーンプラー/แกงปลา
マッサマンヌア/มัสมั่นเนื้อ
マッサマンガイ/มัสมั่นไก่
カイルアク/ไข่ลวก
カイトム/ไข่ต้ม
カイダーオ/ไข่ดาว
カイジアオ/ไข่เจียว
カイジアオソンクルアン/ไข่เจียวทรงเครื่อง
ロティーサイカイ/โรตีใส่ไข่
ロティーマイサイカイ/โรตีไม่ใส่ไข่
ロティーマタバガイ+ヌア/โรตีมะตะบะไก่+เนื้อ
ロティータッムダーグルアイグルアイ/โรตีธรรมดากล้วย
ロティーサイカイグルアイ/โรตีใส่ไข่กล้วย
ロティータッムダールークゲード/โรตีธรรมดาลูกเกด
ロティーマイカイ スープカオポート/โรตีไม่ไข่ ซุปข้าวโพด
ロティーカイスープカオポート/โรตีไข่ซุปข้าวโพด
ロティーマイカイ サイチーズ/โรตีไม่ไข่ ไส้ชีส
ロティーカイ サイチーズ/โรตีไข่ ไส้ชีส
カノムパンシューップカイ/ขนมปังชุบไข่
カノムパン ターネーイ/ขนมปังทาเนย
カノムパン ターヤムストローベリー/ขนมปังทาแยมสตรอว์เบอร์รี่
カノムパン ターヤムソム/ขนมปังทาแยมส้ม
カノムパン ターヤムサッパロット/ขนมปังทาแยมสัปปะรด
店名 | ロティー ジャオファー/โรตีเจ้าฟ้า |
電話番号 | 076-221-771 |
営業時間 | 06:00-13:30(月曜日休み) |
Google Map | https://goo.gl/maps/SnWFjiPqdJipDWMy6 |
プーケットローカルグルメ④|ミシュランの常連スープ無しカオトム「ゴーベン カオトムヘン プーケット」
タイで「ミシュランガイド」が始まったのは2018年。
この年はバンコクばかりでしたが、翌年の2019年からプーケット県とパンガー県が加わりました。
プーケットの店が取り上げられるようになった2019年から2022年まで、4年連続でビブグルマンに選ばれているのがココで紹介する『ゴーベン カオトムヘン プーケット』です。
以前から人気店だったと思いますが、ミシュランに選ばれ続けてきたこともあり開店早々から満員御礼になる超人気店に。
18時ごろに来店すると、座る席がないほど混み合っている!
ここの人気メニューは店名にも冠されているように「カオトムヘン」です。
カオトムとは日本でいうお粥や雑炊に近いもので、バンコクでも気軽に食べられる料理でございます。
「お粥や雑炊に近い」ということは、当然ながらスープが入っているのがデフォですが、コチラのはスープがありません。
店名の「ヘン」とは「乾いた」といった意味で、料理では「スープ無し」のものを指すタイ語です。
つまり「カオトムヘン」とは「スープ無し雑炊」なる、よく分からない料理なのでございます。
どんなものなのかまったく想像もできないまま、スープ無し雑炊を注文。
せっかくなので、スープが入ったカオトムもオーダーいたしました。
まずは汁無しカオトム。
ネーミングは奇天烈ですが見たところ奇抜さは感じられない、ふつうの丼ものです。
ご飯の上を飾るのはレバーやすり身などで、それらに揚げたニンニクがふりかけられています。
そのまんま頂いてみましたが、特にタレなどで味付けされているわけではないので、卓上の調味料を駆使して自分独自のテイストに仕上げましょう。
私が魅せられたのは汁無しカオトムではなく、次にいただいたノーマルのカオトムです。
このスープが特段に旨い!
こちらにすっかり魅せられた私は、スープ無しカオトムの存在など忘れてしまったかのように、ノーマルカオトムを一気に平らげました。
店名 | ゴーベン カオトムヘン プーケット/โกเบนซ์ข้าวต้มแห้งภูเก็ต |
電話番号 | 084-060-7799 |
営業時間 | 17:30-0:30(月曜休み) |
Google Map | https://goo.gl/maps/noGdFAktXxmZa9g17 |
プーケットローカルグルメ⑤|タイ南部といえば肉骨茶は外せない「バクテーモーファイ メーアノン」
タイ南部の食で私が楽しみにしていたひとつがバクテーでした。
漢字表記は「肉骨茶」というなんとも不穏な組み合わせですが、漢方やハーブなど数種類を使い煮込んだスープは絶品!
バンコクでは専門店がかなり少ないこともあり、タイ南部で食べまくってやろうと心に決めておりました。
プーケットでももちろん食べようと思っていたのですが、案外バクテー専門店が少ない。
そんなプーケットでようやく見つけたのが『バクテーモーファイ メーアノン』でした。
運ばれてきた肉骨茶は、がっしりとした土鍋で提供されるのが高ポイント。
こちらのバクテー、胡椒をたっぷり使っいていてスパイシーなのがたまらない!
僕はガオラオでも胡椒たっぷり使ったスープが大好きなので、『バクテーモーファイ メーアノン』のバクテーはどストライクです。
「バクテーモーファイ メーアノン」の全メニュー
メニューにはバクテーに入れる具材が載っている他、カオムーデーンやカオマンガイといったご飯ものがあるのは、バクテー専門店にしては珍しいと思います。
バクテーモーファイ(シークローンムー/ハーンムー/シアンジー/サイオーン)/บักกุ๊ดเต๋หม้อไฟ(ซี่โครงหมู/หางหมู/เซี่ยงจี้/ไส้อ่อน)
カオスアイ/ข้าวสวย
カイパロー/ไข่พะโล้
ペットヤーンサップ/เป็ดย่างสับ
ムーデンサップ/หมูแดงสับ
ムーグロープサップ/หมูกรอบสับ
カームー(ヌアデン/ナンムー/カーギ/サイオーン)/ขาหมู(เนื้อแดง/หนังหมู/คากิ/ไส้อ่อน)
サップルアムミットサムヤーン(ペットヤーン+ムーデン+ムーグロープ)/สับรวมมิตร 3 อย่าง(เป็ดย่าง+หมูแดง+หมูกรอบ)
カオムーデン/ข้าวหมูแดง
カオムーグロープ/ข้าวหมูกรอบ
カオナーペット/ข้าวหน้าเป็ด
カオカームー/ข้าวขาหมู
カオマンガイ/ข้าวมันไก่
カオムーデン+カオムーグロープ、カオペットヤーン+ムーグロープ/ข้าวหมูแดง+ข้าวหมูกรอบ,ข้าวเป็ดย่าง+หมูกรอบ
カオルアムミット/ข้าวรวมมิตร
クルアンドゥーム/เครื่องดื่ม
ナムプラーオクルスタル/น้ำเปล่าคริสตัล
ナムラムヤイ、ゲックフアイ、グラチアップ、ナムデン/น้ำลำไย,เก๊กฮวย,กระเจี๊ยบ,น้ำแดง
チャーダムイェン、チャーマナオ、オーリアン/ชาดำเย็น,ชามะนาว,โอเลี้ยง
ナムチャーノム、マイロー、ココア、ガーフェアダム、ガーフェアボーラーン/น้ำชานม,ไมโล,โกโก้,กาแฟดำ,กาแฟโบราณ
ナムデンゾーダー、ノムショムプー/น้ำแดงโซดา,นมชมพู
チャージーンマレー(ガーデン)/ชาจีนมาเลย์(กาแดง)
ナムアットロム コーク スプライト デン ソム キョウ/น้ำอัดลม โค้ก สไปร์ท แดง ส้ม เขียว
ナムケン/น้ำแข็ง
パーイェン/ผ้าเย็น
カイルアク/ไข่ลวก
店名 | バクテーモーファイ メーアノン/บะกุดเต๋หม้อไฟ แม่อนงค์ |
電話番号 | 093-329-5974 |
営業時間 | 06:00-15:00(基本無休) |
Google Map | https://goo.gl/maps/wpD1BATccN9FbwJJ9 |
プーケットローカルグルメ⑥|プーケットで必食のミーホッケン「ミーアオゲー」
プーケットグルメのおすすめとして僕が真っ先に挙げたいのはミーホッケン!
中国の福建省から渡った華僑が伝えた麺料理で、プーケットタウンには名店と呼ばれる店がいくつか存在しております。
以前プーケットで滞在した際、このミーホッケンを食べまくり記事にいたしましたので、そちらも併せてお読みいただければハッピー。
上記の記事では6店舗紹介しておりますが、本記事でも1店舗は取り上げたい。
もっとも有名なお店ならば『MeeTonPoe』なんですが、それは面白みがないので、私の個人的なお気に入りの店にしました。
いつも店頭に立つ寡黙な店主が印象的な『ミーアオゲー』でございます。
タイのグルメサイト「Wongnai」からユーザーズチョイスという賞が与えられている人気店。
小ぶりな丼から見える極太麺が食欲をそそってくれます。
これをズルズル〜っといっちゃえば、もうたまらん!
濃ゆい味のスープはオイスターソースをはじめとした調味料で仕上げられていて、この極太麺に合うんです。
プーケット滞在では必食のミーホッケン。
僕は『ミーアオゲー』推しでございます!
店名 | ミーアオゲー/หมี่อ่าวเก |
電話番号 | 076-213-058 |
営業時間 | 10:00-15:30(基本無休) |
Google Map | https://goo.gl/maps/wzQRiSv6argfd6Ht7 |
プーケットローカルグルメ⑦|白身魚のカオトム&オリジナルママー麺「カオトム タノンディーブック」
本記事の4店舗目でカオトムの店を紹介しておりますが、もう1店舗取り上げておきたい。
『カオトム タノンディーブック』にはもちろんカオトムもあるんですが、他に変わったメニューを揃えている店なんです。
おすすめメニューを見てみると聞いたことないような料理名が並んでいて変態チック。
そんな変態的な店ではありますが、ミシュランのビブグルマンに3年連続で選ばれている実力者、ということは伝えておきましょう。
料理数がかなり多いので、おすすめとして選ばれていた8品から選ぶことにしました。
私が選んだのは4番のカオトムプラパンピー(ข้าวต้มพระพันปี)と、3番のナーンパヤーゲーサートーン(นางพญาเกศาทอง)です。
4番は一目瞭然でカオトムですが、3番なんて料理名を見てもさっぱり分からない。
じゃあなぜこれを選んだかと申しますと、メニューの写真を見ると私が好きなママー麺が入っていたからです。
ただそれだけの理由で選んでみました。
まず運ばれてきたカオトムは思っていたよりも器が大きく、明らかに1人で食べるようなボリュームじゃない。
よくよく値段を見てみたら190バーツなので、これほどの量があっても不思議ではございません。
スープは優しくて滋味があり、おすすめメニューにこのカオトムが入っているのも頷けます。
続いては、ネーミングから料理がまったく想起できないナーンパヤーゲーサートーン。
丼を覗き込むとママー麺が威厳高々に居座っていて、その上にモツ肉やパクチー、温泉卵などがトッピングされています。
これだけでも個性溢れるママー麺ですが、さらに追い討ちをかけてくれるのがマヨネーズです。
ママー麺にマヨネーズをぶっかけるとは画期的じゃございませんか。
麺と具をしっかりと和えていざ実食。
ママー麺といろんな食材がハーモニーを奏で始め、ワンダフル!
ちなみに僕個人的なおすすめの食べ方は、付いてくるスープでつけ麺風に食べる方法です。
これはイケます。
「カオトム タノンディーブック」のおすすめメニュー一覧
おすすめメニューの8品を書き出しました。
料理名を見ただけではどのような品なのかさっぱり分からないと思うので、メニューの写真と併せてご覧ください。
1. ミースアサノムエー/หมี่สั่วสนมเอก
2. ジョークカイマンゴーン/โจ๊กไข่มังกร
3. ナーンパヤーゲーサートーン/นางพญาเกศาทอง
4. カオトムプラパンピー/ข้าวต้มพระพันปี
5. タオチアッムライティアムターン/เต้าเฉี้ยมไร้เทียมทาน
6. ミースアヘーンサムパヤック/หมี่สั่วแห้งสามพยัคฆ์
7. カオヘーンジェットシャン/ข้าวแห้งเจ็ดเซียน
8. ガオラオチャックガパット/เกาเหลาจักรพรรดิ
店名 | カオトム タノンディーブック/ร้านข้าวต้มถนนดีบุก |
電話番号 | 081-535-9302 |
営業時間 | 06:00-12:00(基本無休) |
Google Map | https://goo.gl/maps/eQZN4ybWBiJ4ZvXR9 |
https://www.facebook.com/profile.php?id=100057607984101 |
プーケットローカルグルメ⑧|エビの風味が鼻腔に総攻撃「ミーナームクン アオゲー」
ミーホッケンが旨い『ミーアオゲー』という店を紹介しましたが、この近くにもう1店舗旨い麺の店があるんです。
店名は『ミーナームクン アオゲー』。
店名が酷似していますが、関係があるのかどうかは分かりません。
こちらではミーホッケンを提供しているわけではなく、あっさりスープの麺料理です。
麺をひたすら茹でるおじさんを見ながら、料理を待つこと5分ほど。
出てきた丼を覗き込むと、麺やスープから凄まじいエビの薫りが立ち昇ってきて、危うくぶっ倒れそうになりました。
これほどエビが香るスープに出会ったことがない。
太麺のしっかりとしたコシ、そしてむせ返るほど香り高いエビスープ。
プーケットで至極のスープ&麺をいただくことができました。
店名 | ミーナームクン アオゲー/หมี่น้ำกุ้ง อ่าวเก |
電話番号 | 076-210-084 |
営業時間 | 10:00-15:00(基本無休) |
Google Map | https://goo.gl/maps/RsbLWeAEERkm9juF7 |
プーケットローカルグルメ⑨|タイ南部で必食の発酵米麺「カノムジーン メーティン」
タイ南部各県でよく見かけるカノムジーンの店ですが、プーケットでもいくつか人気店があり、そのひとつが『カノムジーン メーティン』です。
店内に英語表記のものが一切ないことから、旅行者が来店する店ではなく、地元の方かタイ人旅行者に人気の店なのでしょう。
入店して席に座るや、スタッフが店のシステムを教えてくれました。
「自分で麺を取って、好きなスープをかけてね」
な〜るほど。
カノムジーンを皿に取ると、スタッフがそれぞれのスープを説明してくれます。
「これが蟹のカレーで、これが魚、これが鶏で・・・」
彼女が説明してくれたスープは6種類。
一番気になった蟹のカレースープをかけ、隣の野菜ゾーンへ移動。
こちらで好きな野菜やハーブを盛り付ければ完成でございます。
カノムジーンの他に店で評判だというガイトートと、スタッフが勧めてくれたホーモックプラーも注文いたしました。
まずはカノムジーンの蟹スープ。
米麺にスープをたっぷりかけていただくと、口の中いっぱいに蟹の香りが広がり、感極まる!
見たところ蟹がそれほど入っていなかっただけに、この香りには驚かされました。
ガイトートは衣がさっくりしていてジューシー。
ホーモックプラー(ห่อหมกปลา)とは、魚のすり身にレッドカレーペーストを混ぜ蒸した料理です。
プリッとしたホーモックにレッドカレーの辛さのアクセントとして効いていて、これもいける!
スタッフいわく、遅い時間帯だとカノムジーンのスープがなくなることもあるので、なるべく早めに来店してもらうのがおすすめとのことです。
店名 | カノムジーン メーティン/ขนมจีนแม่ติ่ง |
電話番号 | 095-190-5049 |
営業時間 | 07:00-12:00(基本無休) |
Google Map | https://goo.gl/maps/W51iunMfwuMEhmGbA |
プーケットローカルグルメ⑩|マレーシアから伝わったタイ菓子「アーポン メースニー」
最後の10店舗目となる店は、タイのお菓子屋台です。
路上で営業する『アーポン メースニー』はカノムアーポンというマレーシア由来のお菓子を扱っていて、ミシュランガイドのビブグルマンにも選ばれている有名店!
私が訪れたときもタイ人がたくさん来店しておりました。
屋台には小さなフライパンがいくつもならび、そこに生地を次々流し込み焼いていく。
蓋をしながら焼きつつ、クリクリっと巻いていけばいけば完成です。
ほどよい甘さで、外はさっくり中はふんわりと仕上がっています。
私は甘いものをそれほど食べない奴ですが、これはコーヒーとも合いそうだし普段でも食べてみたい。
バンコクではなかなか出合えないタイ菓子なので、プーケットで食べておきたい1品です。
店名 | アーポン メースニー/อาโป้งแม่สุณี |
電話番号 | 086-743-7557 |
営業時間 | 09:00-16:00(基本無休) |
Google Map | https://goo.gl/maps/D5dV6cqRK5pC5Xvx7 |
プーケットのローカルグルメ10店舗はYouTubeでも公開中
今回取り上げたプーケットの10店舗は、私のYouTubeチャンネルでも紹介しています。
ブログの記事とともに動画も視聴すれば、料理やお店の雰囲気がさらに伝わると思います。
5日間かけて撮影したプーケットでの大作をぜひご覧ください。