タイで最大の島といえば南国のプーケット島。
わたくしはプーケットへ旅行へ行きましたら海に入ることはほとんどございません。
リゾートに赴きビーチを楽しまずして何をしとるかといいますと、プーケットタウンで食べまくっています。
プーケットタウンには古くからのローカル食堂がいくつもあり、食べ巡るには最高の街なんです。
そんな食の宝庫であるプーケットタウンで、必ず食すひとつがミーホッケン。
ミーホッケンとは福建麺のことで、中国の福建省から渡ってきた華僑が広めた料理です。
プーケットには福建系華僑が多いことから、ミーホッケンが広まったと思われます。
わたくしはミーホッケンを愛するあまり、「プーケットの旨い福建麺(ミーホッケン)6店舗を巡りました」という記事を書いたうえ、同じ内容の動画をYouTubeで公開いたしました。
それほど愛しているミーホッケンだけにバンコクでも食べたいのですが、これがなかなか無いんだ!
バンコクに住む華僑は潮州出身が大半を占めていて、福建省出身の華僑が少ないためだと思われます。
とはいえそんな簡単に諦めるわたくしではありません。
根気よくリサーチを続けておりますと、サトーン地区のスワンプルー通りで見つけたんです!
目次
プーケットの料理を多数揃える【MeeYumCharoen Sathorn】
サトーンのスワンプルー通りといえば界隈に欧米人居住者が多いことから、ローカルタイ料理店だけではなく各国のレストランもあるユニークな通りです。
ここで営業する『MeeYumCharoen Sathorn』で、ミーホッケンを出していることが発覚いたしました。
もっとも近い駅といえば、MRTルンピニ駅。
最寄りといっても徒歩で20分ほどはかかるようです。
こじんまりとした店舗ながら、プーケットタウンを意識してから中華系の雰囲気をも感じさせる店内。
写真と英語併記されているメニューを見ると、ありましたよミーホッケン!
ミーホッケンのほかにも、他店では見ないような珍しい料理が並んでいます。
【MeeYumCharoen Sathorn】でバンコク初のミーホッケン
スタッフによって運ばれてきたミーホッケン。
こぶりな丼には半熟卵がトッピングされています。
これこれこれ!これが食べたかったのよ!!
ミーホッケン独特の太麺にタレを絡ませて一気にかき込む。
本場に比べると味が落ちてしまうのは仕方ないにせよ、バンコクでミーホッケンが食べられる日が来たことに歓喜!
丼が小さい(プーケットでもだいたい小さい)こともあり、無我夢中で啜っていたら瞬く間に食べ終わってしまいました。
【MeeYumCharoen Sathorn】にはカオトムヘンも有り!
ミーホッケンで興奮したわたくしの胃袋は、小ぶりな丼だけでは物足らない。
再度メニューに視線を落とし品定めを始めます。
炒めた麺類も美味しそうなんだけど、気になる一品があるじゃないですか。
汁無しのカオトムことカオトムヘン(ข้าวต้มแห้ง)です。
トッピングは僕が好きなムーグローブ(カリカリ豚)と、ルークチン。
別器でスープも付いてきますが、ご飯には一切スープは入っておりません。
そもそも「カオトム」ってお粥(もしくは雑炊)を指す料理名なので、スープ無しにも同じ料理名を冠してしまったら料理名の意味が崩壊するように思うのですが、まぁ深くは考えないでおきましょう。
プーケットにはカオトムヘンで有名な店がいくつかあるぐらい名の知れた料理で、僕も現地で食べたことがありました。
『ゴーベン カオトムヘン プーケット』という、ミシュランプーケットのビブグルマンに4度も選ばれている名店です。
「プーケットのローカルグルメ10軒食べ巡り!」という記事でも紹介したことがあるのでご覧いただきたいのですが、現地で食べたものはそれほど感動するものではありませんでした。
ところがこちらのカオトムヘンは、ご飯にほんのりと味付けがされていて、これが僕好みで旨い!
好きなムーグローブはトッピングされているわ、ルークチンも旨いし、2品目でしたがこちらも難なく完食です。
【MeeYumCharoen Sathorn】のシェフはプーケット出身
お店にいた女性に聞くと、スワンプルー通りで開業してから1年ほどだとか。
ちなみにシェフはプーケット出身の男性です。
バンコクではほとんど見ないプーケット料理を出す店なので応援しておりますよ。
店名 | MeeYumCharoen Sathorn |
営業時間 | 11:00-20:00 |
定休日 | 日曜日 |
Google Map | https://goo.gl/maps/N78azQaE3USv245XA |
https://www.facebook.com/meeyumchareonsathorn |