2021年12月1日に出発した、タイ東北地方(イサーン)全20県を巡る旅。
ちょうど2ヶ月をかけてすべての県を周り、2022年1月31日にバンコクへ戻ってまいりました。
企画を思いついたときは「ちょっと無茶な旅企画かな」とは思ったんですが、クラウドファンディング「CAMP FIRE」にてたくさんの方々からご支援をいただき、達成することができました。
ほんとうにありがとうございます。
イサーン地方で訪れたお店はまだ書き終わっていないんでこれから記事にしていくんですが、バンコクへ戻ったことを報告するとともに、ルンピニ公園で見た衝撃の状況をお伝えしようと思い本記事を執筆することにしました。
僕がジョギングで通っているルンピニ公園
ご存知の方も多いと思いますが、ルンピニ公園はMRTシーロム駅のすぐそばに広がっている公園です。
周囲2.5kmほどありジョギングに適していることから、僕は7年以上この公園をジョギングに利用しています。
バンコク中心部には他にベンジャシリ公園やベンジャキティ公園もあり、実は僕の家からはそちらの方が近いし至便なんです。
それでもなおルンピニ公園までわざわざ行くのは、公園の規模が大きいので走っている最中にいろんな風景が楽しめること。
太極拳やエアロビ、ヨガをやっている方々がいたり、ときどきオオトカゲにも遭遇することができたりと、走っていて面白いんですよね。
僕のインスタに動画をアップしていますのでご覧になっていただき、フォローは必須でお願いいたします。
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ルンピニ公園の中にあったフードコートを見てみると…
イサーンの旅からバンコクへ戻り、朝ライブをしばらく休むことにしたのでジョギングを再開しました。
場所はもちろんルンピニ公園。
2ヶ月以上ぶりに訪れたルンピニ公園は、以前とまったく変わっておらず走っていて気持ちいい!
2周ほど走ったところで、屋台街を見に行ってみることにしました。
ルンピニ公園には出てすぐの北側と西側に屋台が並んでいて、朝早くから出勤前の人たちで賑わっています。
西側に歩道橋が出来たことで若干お店の配置が変わっていましたが、コロナ禍とはいえ変わりなく営業出来ているようです。
そして次に覗いてみたのは、園内にあるフードコート。
ここも有名な飯エリアでして、敷地内に持ち帰り用のローカル食堂が軒を連ね、中央に並べられているテーブルで食事ができるスペースです。
敷地内に入って驚いたんですが、ここのフードコートが激変していました。
8〜9割がたのお店が撤退していたんです。
残っている店舗はほんとうにわずか。
僕が好きだったお粥食堂も撤退しています。
悲しみに暮れながらひとつひとつお店を回っていくと、見たことがある店舗があるじゃございませんか。
撤退したと思っていたお粥食堂です!
僕は久々に食べたくなり、こちらでおかず2品とお粥を注文。
女性店主が料理を取り分けているときに、閉店している店がなぜ増えたのかを伺ってみました。
「お客さんがめっきり少なくなったからね。うちも前は広い店舗でやっていたけど家賃を削るためにここへ移転したんですよ」
コロナによりルンピニ公園は閉鎖になっていた時期があったし、開園してからもフードコートは営業できない期間もあった。
しかも旅行者は来ないし公園を利用する人そのものが減ってしまっている。
いろんなことが重なり、ほとんどの店舗が撤退せざるを得ない状況になってしまったようです。
ちなみに、お粥食堂が以前借りていた広い店舗の家賃は3万バーツで、現在の店舗は1万バーツだそうです。
僕は注文したおかず2品とお粥を食べながら、改めてフードコートを見渡してみました。
コロナ前はテーブルに座れないほどの人で賑わっていたのに、今では客はまばらで空き店舗ばかり。
僕がお気に入りのお粥食堂は移転して経費を節減しながら頑張っていますが、この状況が長引くと厳しさが増してくるのかもしれません。
ここのおかずはどれを食べても美味しいんです。
ルンピニ公園へ訪れたなら、ぜひ来店してみてください。
【SHOP DATA】
ルンピニ公園フードコート
OPEN:04:30〜10:00(店舗によって異なります)