[料理名]ガイヤーン(タイ版の焼鳥)

ハーブが香るキツネ色に仕上がった地鶏がたまらない【リキッドガイヤーン】

本ブログを立ち上げた2015年に、とあるガイヤーン専門店を紹介しました。
ラジャダムナン・スタジアムのすぐ横にあった『リキッドガイヤーン』というお店です。

この記事を公開して数年後、近くの場所に移転し現在は新たな店舗で営業しています。
以前の店舗は外観がピンク色だったのですが、新店舗もピンク色!
創業者がピンク色が好きだった、というのが由縁だそうです。

リキッドガイヤーン/ลิขิตไก่ย่าง

創業して67年【リキッドガイヤーン】

『リキッドガイヤーン』へ訪れてまず目に入ってくるのは日本語の記事。
店前にどどーんと貼り出されています。
店主に聞くと、この記事は30年ほど前に紹介された時のものだとか。
1990年代の頃から日本の雑誌に注目されていたガイヤーン専門店はそれほどないでしょう。

写真に写っているのは30年前の店主
こちらは日本人向けのメニュー

雑誌などで取り上げられたこともあり、いまでも日本人の来客は少なくなく、日本語メニューも用意されています。
そしてなんと、店主はちょびっとだけ日本語が話せるんです。
話せるといっても

「ヤキトリ、オイシーデス」
「アリガトウゴザイマス」

ぐらいなのですが、日本人のお客さんが多いことから勉強して覚えたそうです。

「リキッドガイヤーン」の二代目店主

創業して67年。
以前の店舗から移転したのは周辺が開発されるためだそうで、一帯の店舗や住居は移らざるをえなかったようです。
英語とタイ語と日本語をミックスしつつ話してくださる店主から、ガイヤーンの他におすすめの3品を紹介していただきました。

キツネ色に焼きあがったガイヤーンからはハーブの香り

ガイヤーン(ไก่ย่าง)

まずはガイヤーン。
見惚れるほどのキツネ色に焼き上げられた地鶏からは、えも言われぬ香りが漂い、鼻腔から脳髄へ届きビンビン刺激してくれます。
そして一口頬張ったら、さらなる香りが口の中いっぱいに広がる!
レモングラスを始めパクチーの根など数種類のハーブで下味を付けているのでしょうが、これほど香りが良いガイヤーンはバンコクでもなかなかお目にかかれません。
そして特筆したいのはナムチム。
これも他店では味わったことのないタレで、店主いわく、2種を混ぜてミックスするのがおすすめだそうです。

【リキッドガイヤーン】おすすめはソムタムやラープムー、空芯菜炒め

ガイヤーンの他におすすめとして紹介してくれたのは、ソムタムやラープムー、パックブンファイデーン(空芯菜炒め)。
ソムタムはシャキシャキ感が素晴らしかったし、ラープムーの味付けのバランスも良い。
空芯菜炒めも美味しかったのですが、ただ、3品とも唐辛子が少なかったなぁ。

ソムタムタイ(ส้มตำไทย)
ラープムー(ลาบหมู)
パックブンファイデーン(ผักบุ้งไฟแดง)


来店する日本人から「辛くしないで」というリクエストが多いので、3品とも外国人仕様になったのかもしれません。
次回は「マイペット、マイアロイ(辛くなければ美味しくない)」というタイ語を伝えよっと。

店名リキッドガイヤーン/ลิขิตไก่ย่าง
営業時間10:00-20:00
定休日基本無休
Google Maphttps://goo.gl/maps/6J1HbUJdbYPnoNEP6
備考営業時間と定休日は取材時に確認したものです

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