わたくしが住んでいるところから近くにあり、ずっと気になっていながら来訪が叶っていないお店がありました。
ジョッドフェアーズナイトマーケットから歩いて行ける距離にある『アガベレストラン』です。
Google Mapで見つけてからというもの、早々に行ってみたいと思っていながら、近いからいつでも行けるなと思ってしまい、けっきょく見つけてから1年以上も来店しないままでした。
このまま放置しておくと2年経っても3年経っても来店する日は訪れないんじゃなかろうか。
そのような危機感が募ってまいりましたので、ついに『アガベレストラン』への来店を決意したのでございます。
目次
MRTラマ9世駅から徒歩10分ほどの【アガベレストラン】
最寄駅はMRTラマ9世駅。
ラマ9世通りを東へ歩いて10分ほどでお店にたどり着くことができます。
この立地なら旅行者でも来店できると思うのですが、ひとつ難関があるとすれば、外観が分かりづらい!


入り口が一般的な飲食店のような雰囲気ではなく、なんの飾り気もない扉が設けられていて、ここがほんとうに飲食店なのか!?と疑問を抱かせてしまうほどのシロモノ。
上部に店名が書いている看板があるのですが、それでも入店を躊躇わせてしまうので注意が必要です。
【アガベレストラン】がウリにしているのはタンシチュー
『アガベレストラン』にはウェブサイトがあり、来店前にチェックしておきました。
創業したのは1932年だから、営業を始めてから90年もの月日が経っております。
西洋料理と海南料理、そしてタイ料理を組み合わせたフュージョン料理を提供しているとのこと。

サイトにはメニュー全品が掲載されていて確認するとタンシチューのシチューリンウア(สตูลิ้นวัว)が一番のウリと謳っていて、そのほかにもヤムやトムヤムクンといったタイ料理も揃っています。
いろいろとメニューが気になったわたくしは、一度だけではなく数度にわたって来店し5品をいただくことにしました。
シチューリンウア/สตูลิ้นวัว


まず食べたおかなければならないのはこちらでしょう。
『アガベレストラン』が推すタンシチューです。
分厚い牛タンは柔らかく、かといって煮崩れしておらず絶妙な仕上がり。
シチューが思ったほど味が濃くなく、僕にはちょっと物足らない濃度でしたが、とろんとした柔らかな牛タンはたまりません。
ヤムアガベ/ยำอากาเว่

タイ人の評判が良かったのがヤムアガベ。
『アガベレストラン』のオリジナルヤムのようです。
玉ねぎの他に、何かを揚げているものが入っているですが、これは魚の浮き袋のガポプラー。
サクサクとした食感と玉ねぎのシャキシャキ感、そしてピーナッツの風味と酸味と甘みのある特性タレとの調和が見事です。
トムヤムクン/ต้มยำกุ้ง


『アガベレストラン』が作るトムヤムクンを食べてみたくオーダー。
ナムプリックパオを使わない、クリアスープのナムサイです。
まず、レモングラスなどのハーブたちがきちんと香っていて、酸味もほどよく、これはいい。
エビはぷりっぷりで、尻尾を剥いているあたり細やかな仕事っぷりを見せてくれます。
ガイトートシンガポール/ไก่ทอดสิงคโปร์

料理名からするとシンガポール風ガイトートという意味なんでしょう。
どこがどういう風にシンガポールスタイルなのかは分からないですが、衣ががっつり纏ったガイトートはサクサク感も素晴らしく旨い!
唐揚げ好きとしては、これだけでも食べに来たいと思わせてくれた一品です。
ゴイシーミー スッドタムナン クックショップ/โกยซีหมี่สูตรตำนานกุ๊กชอป


最後はゴイシーミー。
麺は炒めたバミー麺が使われていて、あんかけがガッツリ絡んだ姿は見惚れるばかり。
こちらはビールとともにいただきました。
ちなにに『アガベレストラン』にはシンハービールとハイネケンビールの2つがあります。
【アガベレストラン】の全メニューはWebサイトにて
3日ほどかけて5品いただきましたが、『アガベレストラン』にはまだまだ料理が揃っています。
お店のWebサイトに全メニューが載っているのでご参考に。
タイ語だけではなく英語も併記されていますよ。
https://agavedelicious.com/elementor-655/
店名 | アガベレストラン/Agave Restaurant |
営業時間 | 10:00-20:00 |
定休日 | 基本無休 |
Google Map | https://goo.gl/maps/RTrCfCU2VosAp7Xq9 |