[その他]特集

バンコクのB級グルメストリート【ジャルンクルン通り】で行っておきたい14店舗

2023-08-28

僕がタイへ移住したのが2011年6月。
当時はラチャダー・ソイ3にあるサービスアパートメントに住んでいたのですが、翌年にジャルンクルン通りのソイ65という場所へ引越しいたしました。

職場の同僚に紹介してもらったコンドミニアムがジャルンクルン通りにあったというだけで、特にこのエリアに惹かれて引っ越したわけではありません。
ところが生活を始めてみると、ジャルンクルン通りがみるみる好きになりました。
この通りにはとにかく安くて旨い店が多いんです。

それから3年後に僕は、このブログ「激旨!タイ食堂」を立ち上げることになるのですが、源になったのはジャルンクルン通りで生活していたことがひとつの要因だったかもしれません。

目次

ジャルンクルン通りとは

ジャルンクルン通りと言われても、よー分からんという方に向けて説明いたします。
北はヤワラートから、南はチャオプラヤー川近くのラマ3世通りまでを結ぶ通りのことで、BTSサパーンタクシン駅の目の前を走っています。

ジャルンクルン通りが開通したのはラマ4世の時代で1864年。
バンコクに滞在する西洋人が乗馬を楽しむため、ラマ4世に要望したことが開通のきっかけだったといわれています。

1855年にイギリスとのボウリング条約を締結したあと、バンコクに滞在する西洋人の数が増えていったことに伴い、西洋人が健康維持のために乗馬ができる道路を整備するよう、ラマ4世に陳情したそうです。

ジャルンクルン通りは別名「ニューロード」と呼ばれることがありますが、これは通りが完成した当初名前が付けられていなかったため、外国人が「ニューロード」と呼んだことが発端でした。
のちにラマ4世がジャルンクルン(繁栄の都)通りと名付けたことで、正式な名称となったようです。

「バンコクでもっとも古い車道」と言われるジャルンクルン通りですので、通り沿いには古くから営む食堂が多く、長年生き抜いてきた強者たちが群雄割拠しています。
それだけに旨い店が多く、僕の中では"バンコク屈指のグルメ通り"という位置です。

旨い店が多いのはいいことなんですが、多かったら多かったでどの店に行けばいいか迷ってしまう。
そういった方々のために発案したのが今回の企画
「バンコクのB級グルメストリート【ジャルンクルン通り】で行っておきたい14店舗」
でございます。

創業して100年以上の店々や、ここ数年で現れた人気店など、僕の個人的な嗜好で選んだ14店舗をご覧いただき参考にしてください!

ジャルンクルン通りグルメ①:15種類ものスープを揃える【ポー クルア トゥアン】

ジャルンクルン通りは9km近くもある通りで、この距離で14店舗を選ぶのはちょっと厳しいこともあり、独断で区切らせていただくことにしました。
北はタラートノーイのあたり、南はアジアティーク ザ リバーフロント(Asiatique The Riverfront)までにいたします。
南端のアジアティークから始めることにしまして、ここからもっとも近いのが『ポー クルア トゥアン』です。
このブログで初めて紹介したのは7年前の2016年です。

路地の奥で営む『ポー クルア トゥアン(ร้านพ่อครัวเถื่อน ยอดนักตุ๋น)』

家が近かったこともあり、取材後もちょくちょく通っていたお気に入りの食堂です。
『ポー クルア トゥアン』の特徴はスープ料理が揃っていること。
その数、全15種類です。

店の前に並ぶ蒸し器でスープを調理しています
スープの種類は全15種
僕はいつも外のテーブルですが、店内にも席が設けられています
いろんな媒体で紹介された記事の数々


僕がお気に入りなのは、ガイダムといわれる黒い鶏が入ったスープの「ガイダムトゥンヤージン(ไก่ดำตุ๋นยาจีน)」
烏骨鶏を数種類の中国漢方を使って煮込んだ料理です。
このスープが奥深く鶏肉は旨味が詰まっていて、理屈抜きに旨い!
これは他店で見ることはないので、かなり珍しい料理のひとつになると思います。

ガイダムトゥンヤージン(ไก่ดำตุ๋นยาจีน)

『ポー クルア トゥアン』ではスープのほか炒め物や魚料理もあり、僕が注文したのはこちらもお気に入りの「トゥアゴー クイチャーイカオ ペットトウフー(ถั่วงอกกู๋ไฉ่ขาวผัดเต้าหู้)」
黄韮と豆腐を炒めたシンプルな料理なんですが、味付けや炒め具合は絶妙でこれも旨いんだ。

トゥアゴー クイチャーイカオ ペットトウフー(ถั่วงอกกู๋ไฉ่ขาวผัดเต้าหู้)

何を注文しても素晴らしいので、とにかく通いたくなる名食堂です。
『ポー クルア トゥアン』の全メニューをカタカナで書き出していますので、ご覧になりたい方は以下の記事をご覧ください。

店名ポー クルア トゥアン/ร้านพ่อครัวเถื่อน ยอดนักตุ๋น
営業時間09:00-15:00
定休日土曜日
Google Maphttps://goo.gl/maps/dfS7dsbC9b5ymAFz5

ジャルンクルン通りグルメ②:日本大使館の職員も通う牛肉クイッティアオ【クイッティアオ ヌアナイ チャン46】

僕が以前住んでいたのはジャルンクルン・ソイ65という通りでして、そこから歩いて行ける距離にあるのが『クイッティアオ ヌアナイ チャン46』
緑の丼マーク(シェルチュアンチム)に認定されている店で、店名通りクイッティアオのお店です。
それほど広い店舗ではないんですが、昼どきになると車で乗り付けて来店する人もいて、座れないこともたびたび。

デリバリーのスタッフも多い『クイッティアオ ヌアナイ チャン46(ก๋วยเตี๋ยวเนื้อนาย ต. จันทน์ 46)』

クイッティアオやガオラオがあるんですが、僕がいつも食べるのはモーファイ鍋です。
牛煮込みを使った鍋のことで、僕はコレが大好物でございます。

牛肉のモーファイ鍋セット

鍋を注文すると出てくるのは、牛肉やレバーなどの各部位や、牛肉を使ったつみれのルークチンヌア、もやしや空芯菜などの野菜セット。
煮立てたスープからは八角をはじめとした各種中華ハーブが香り立ち、それだけで食欲がぐぐっと上がって参ります。

新鮮な牛肉が使われているので美しい
間違いなく1人で食べる量ではございません


1人だとけっこうな量なんですが、僕はこれを1人で完食するのが毎度のこと。
ほんとうなら〆に麺をぶち込んでずるずるっときたいんですが、さすがにそこまでの余裕はありませんでした。

鍋を平らげたのち、店主のセーリーさんとお話しさせていただくことに。

「うちは創業して12年ほどです。そういえば日本大使館の職員さんも来店してくれてますよ」

お店を切り盛りしている店主のセーリーさん

日本大使館といえばルンピニ公園の横にありますが、そこからわざわざジャルンクルン通りのクイッティアオ屋まで来るとは!
それほどの魅力を備えた牛肉クイッティアオ。
鍋を食べ切れる自信がなければ、クイッティアオやガオラオをおすすめするので、ぜひ足を運んでもらいたいお店です。

店名クイッティアオ ヌアナイ チャン46/ก๋วยเตี๋ยวเนื้อนาย ต. จันทน์ 46
営業時間08:30-16:30
定休日基本無休
Google Maphttps://goo.gl/maps/YyNhXbuuhGk4DxCN8

ジャルンクルン通りグルメ③:ミシュランを獲得したムーデーン【タンジャイヤーン】

ジャルンクルン・ソイ65に住んでいたのは6年以上前になりますので、その頃にはなかったお店も現れてきています。
今回の企画で紹介する店舗を選んだいた時に、界隈をGoogle Mapで見ていると今まで見たことのない店を発見。
ミシュラン2023のビブグルマンにまで選ばれているというから見過ごせません。

本記事で紹介する14店舗のうち13店舗は、これまで来店したことがありブログやYouTubeで取り上げた店ばかりなのですが、唯一、初めて訪れたお店をピックアップいたしました。
『タンジャイヤーン』です。

場所はジャルンクルン通りとチャン通りの交差点の近く。
控えめな外観の入り口ですが、ミシュランのシールがしっかりと貼り付けられております。
店内はそれほど広くはなく、1階に小さなテーブルが5席ほどで、2階に2テーブルがある程度の規模です。

落ち着いた雰囲気の『タンジャイヤーン(ตั้งใจย่าง)』

『タンジャイヤーン』の目玉商品はムーデーン(チャーシュー)。
こんなに小洒落た店で、ムーデーンをウリにしている店舗ってかなり珍しい。
しかもそのムーデーンでミシュランのビブグルマンに認定されているのは、実力を持っている証左でしょう。

2階席から1階席を見下ろすことができます

メニューを開いてみると、写真とともに英語も表記されていて、これは旅行者にとってもありがたいのですが、料理名だけ見てもなんの料理だか分からないものもけっこうある…。

「うちでおすすめ品を選んで提供しましょうか?」

悩んでいるわたくしに、『タンジャイヤーン』のスタッフは救いの手を差し伸べてくれました。
せっかくスタッフがそう言ってくれているなら、大船に乗ったつもりでお任せしてみよう!
完全に自分の意志を放り投げてスタッフ任せの料理に決定。

タオフーイェンガップカイヨーマー/เต้าหู้เย็นกับไข่เยี่ยวม้า

 タオフーイェンガップカイヨーマー/เต้าหู้เย็นกับไข่เยี่ยวม้า

お任せしたところ、なんと前菜からご用意していただきました。
こちらは豆腐にピータンを乗せた一品。
酸味とほんのりと甘みのあるタレでいただきます。

ミースアムーデーンヤーンターン/หมี่ซั่วหมูแดงย่างถ่าน

ミースアムーデーンヤーンターン/หมี่ซั่วหมูแดงย่างถ่าน

ミースアという麺に、ムーデーンや野菜と炒めた一品。
ミースアって初めて見たのですが、ミーホンコン(香港麺)に似た白くて細い小麦麺です。
2品目にして初めてこちらのムーデーンをいただいたのですが、上品な甘みと、鼻腔を抜けていくスモーキーな香りはこれまで食べてことのないムーデーン!

カオパットスートボーラーン/ข้าวผัดสูตรโบราณ

カオパットスートボーラーン/ข้าวผัดสูตรโบราณ

直訳すると「昔ながらのカオパット」。
こちらにはムーデーンは使われておらず、豚挽肉やピーナッツなどと炒められています。
使用されている調味料なのか、ほのかな甘みがあり、ピーナッツの香りが特徴。
さすが中華系のお店だけあり、カオパットも素晴らしい。

ギアオクンナー/เกี๊ยวกุ้งนา

ギアオクンナー/เกี๊ยวกุ้งนา

エビワンタン(ギアオクン)入りのスープです。
エピのぷりっぷり感が半端なく感動しました!

タンジャイヤーンプレッター/ตั้งใจย่างแพลตเตอร์

タンジャイヤーンプレッター/ตั้งใจย่างแพลตเตอร์

最後に現れたるは、ムーデーンとシークロンムー(スペアリブ)、リンムー(豚タン)の3種盛り!
感動したのはムーデーンです。
これだけ肉厚で、ほどよく脂が乗っていて、柔らかいムーデーンに出会ったことがありません。
さすがムーデーンでミシュランのビブグルマンを獲得しただけのことはあります。
ほかのスペアリブや豚タンも素晴らしい仕上がりでした。

『タンジャイヤーン』のオーナーさんは当初、家族や友人のためだけにムーデーンを作っていたですが、それが口コミで広まったことで、オンラインで販売。
さらに評判が広まり、店舗を構えることにしたそうです。

趣味から始めたムーデーン作りが、ミシュランガイドのビブグルマンを獲得するまでにいたっというから玄人裸足。
こちらのムーデーンは、そのものが味わえるムーデーンヤーンターン(หมูแดงย่างถ่าน)がおすすめです。

『タンジャイヤーン』の全メニューは別記事に載せていますので、興味のある方はこちらを参考にしてください。

店名タンジャイヤーン/ตั้งใจย่าง
営業時間11:00-20:00
定休日基本無休
Google Maphttps://goo.gl/maps/BS4UtbuLJaqWYy3k6
Facebookhttps://www.facebook.com/profile.php?id=100027924349017

ジャルンクルン通りグルメ④:ミシュランの常連店【カオトムプラギンポー】

日本でいう雑炊のようなカオトム(ข้าวต้ม)というタイ料理があります。
バンコクには無数のカオトム屋がありますが、その中でもトップクラスの知名度を誇っているのがジャルンクルン通り沿いの『カオトムプラギンポー』と言ってしまっていいでしょう。

店頭に巨大な魚が吊り下げられている『カオトムプラギンポー(ข้าวต้มปลากิมโป้)』

『カオトムプラギンポー』が創業したのは70年以上前。
もともとシンガポールに住んでいたギンポー氏が、今とは別の場所でテーブル席2つの店からスタートしたのが始まりです。
その後現在の場所に移転し、ギンポー氏が亡くなられたあとは息子さんが継いで今に至っています。

『カオトムプラギンポー』はミシュランが始まった2018年から今年2023年までの毎年、ビブグルマンに選出されている超有名店。
バンコクの"King of カオトム"といって過言ではありません。

6年連続でミシュランのビブグルマンに選ばれています

とにかくカオトムの種類が豊富で、中には500バーツの値がついているものまであります。
僕が選んだのはプラーガポン(スズキの一種)を使ったカオトムプラーガポン(ข้าวต้มปลากะพง)
それともう1品、海老を使ったヤムのヤムクン(ยำกุ้ง)の2品です。

カオトムプラーガポン(ข้าวต้มปลากะพง)

ここのカオトムはまず出汁がいい!
さっぱりした味わいの中に魚の出汁が効いていて、食べ進めるほどに惹かれていきます。
そして忘れてはならないのが、卓上にある大豆調味料のタオチオを使ったナムチム。
これを入れるとコクが出てさらに旨くなるんです。

ヤムクンの海老はぷりぷり感に富んでいてこれもイイ。
タイに限らずですがシーフードはこういった繁盛店で食べるのが、新鮮なものが提供されるのでおすすめです。

ヤムクン(ยำกุ้ง)

『カオトムプラギンポー』の全メニューをカタカナ表記ですべて書き出しました。
以下の記事でご覧いただけます。

店名カオトムプラギンポー/ข้าวต้มปลากิมโป้
営業時間16:30-23:00
定休日基本無休
Google Maphttps://goo.gl/maps/afUXYxdqMu8XNUpF6

ジャルンクルン通りグルメ⑤:1909年創業の超老舗ローストダック店【プラチャック】

ジャルンクルン通りでの14店舗を決める際、この店は外せないっていう店舗がいくつかありましたが、その中の1店舗が『プラチャック』です。
あらゆるガイドブックで紹介されているので既知の方も多いでしょう。

いつも混雑している超人気店の『プラチャック(ประจักษ์)』

『プラチャック』がローストダック(ペットヤーン)を売り始めたのが110年以上前の1909年。
今ではガイドブックの常連になり外国人客がひっきりなしに来店するようになりましたが、昔から通っているタイ人の常連客もいて、ローストダックを持ち帰りする方がけっこういます。

開店したばかりの時間帯なら店内は比較的空いてはいるものの、しばらく経つとどんどん来店者が増えていき1階は満席続きに。
ところが『プラチャック』には2階席や3階席があるので、1階が満席でも諦めることなかれ!

来客だけではなくスタッフの数も多い

外国人向けに作られた写真付き&英語表記のメニューがあるので、注文に困ることはございません。
数あるメニューから選んだのは、ローストダックと豚ワンタン入りのスープ無しバミー麺。
そしてもう1品は、僕が好きなムーグローブとエビワンタンをトッピングしたスープ有りバミー麺です。

ローストダックと豚ワンタン入りのスープ無しバミー麺「ギアオミーペット ( เกี๊ยวหมี่เป็ด)」

スープ無しバミーは、食べる前にがっつり混ぜるのがポイント。
ローストダックで使われている甘いタレを麺全体に攪拌させるのが狙いです。
そうやって混ぜたバミー麺とローストダックをいただくと、まず鼻腔を襲ってくるのが香ばしい薫り。
焼き加減の妙がアヒル肉に表れていて、噛めば噛むほど旨味が味わえる素晴らしい仕上がりなんです。

ムーグローブとエビワンタンのスープ有りバミー麺「ギアオミークンムーグローブ(เกี๊ยวหมี่กุ้งหมูกรอบ)」

もう1皿のスープ有りは、あっさりとした中に出汁が効いているのが特徴。
バミー麺は細麺ながらコシがあり、ムーグローブのカリカリ感も味わえて、お腹の底から幸福感がじわじわ滲んできます。

名店が揃うジャルンクルン通りで、必ず訪れておきたい超老舗ローストダックのお店です。
『プラチャック』にはビールもありますのでローストダックをアテに飲みたい方はどうぞ!

写真&英語表記付きのメニューにはすべての料理が掲載されているわけではなく、全メニューは壁に掲げられているタイ語メニューだけになっています。
全メニューを見たい方は、以下リンク先にカタカナを併記した料理名を書き出しているので参考にしてください。

店名プラチャック/ประจักษ์
営業時間08:30-20:30
定休日基本無休
Google Maphttps://goo.gl/maps/5xTJx37DjHs56THW9

ジャルンクルン通りグルメ⑥:バンコクでもっとも有名なお粥専門店【ジョークプリンス】

先に紹介した『プラチャック』はジャルンクルン通りで外せない1店舗ですが『ジョークプリンス』もしかり。
バンコクでミシュランがスタートしたのは2018年で、『ジョークプリンス』は初年度の2018年から今年2023年までの6年連続でビブグルマンに選ばれているジョーク屋なんです。

持ち帰りのお客さんも多い『ジョーク プリンス バンラック(โจ๊กปรินซ์ บางรัก)』
ミシュランのロゴがいくつも輝いています

それだけに外国人観光客の姿も多いんですが、地元タイ人たちにも愛されていて、狭い店内は満席が続いていることも珍しくありません。

僕が『ジョークプリンス』でいつも注文するのが、ピータンや温泉卵、豚ミンチ肉、豚の内臓などをトッピングした全部乗せ。
お粥はとろとろになるまで煮込まれていて、熱々を頬張ると旨さで顔が緩む〜。

すべてトッピングしたジョーク


特筆したいのは豚ミンチ肉の団子で、ジョークに合う味付けで旨味溢れる!
サイズも大きく食べ応えがあるのも、高得点を付けたい特徴です。

ジョークを食べる際におすすめしたいのが、途中でお酢やナムプラー、胡椒などを好みで入れての味変。
ミシュランのビブグルマンを毎年獲得しているお粥は必食です。

店名ジョーク プリンス バンラック/โจ๊กปรินซ์ บางรัก
営業時間06:00-13:00,15:00-23:00
定休日基本無休
Google Maphttps://goo.gl/maps/vBCJt13oTcQCnv3j7

ジャルンクルン通りグルメ⑦:有名人が多数来店する老舗カオマンガイ屋【スイヘン】

僕が以前住んでいたジャルンクルン・ソイ65の近くにあったのが『スイヘン』というカオマンガイ屋です。
いまは営業時間が変わりましたが当時は深夜まで開いていたので、飲んだ帰りに立ち寄って、締めでカオマンガイを食べながらビールを飲み、さらに酔っ払って帰宅することが幾度もありました。

店名に漢字表記もある『スイヘン/ซุ่ยเฮง ข้าวมันไก่』
茹でた鶏が吊り下げられています
僕が住んでいたころから、このおばちゃんが鶏をさばいていました

もちろん酔っ払った時だけではなく、シラフの時にも来店し食べていたことはお伝えしておきます。

創業してから100年近く経つ老舗のカオマンガイ屋で、日本人にはあまり知られていませんが、タイの有名人はたくさん来店しており、店内には彼ら彼女たちの写真がずらり。

有名人が写った写真がたくさん貼ってあります
日本の雑誌で紹介されたことも有り
左が店主で、右がイチタングループの社長

『スイヘン』のカオマンガイは鶏肉やご飯が上質なのはもちろんながら、特筆したいのがナムチムです。
酸味が強いナムチムは、他店では味わったことがない個性的な味でどんどん使いたくなる。
僕の前に座っていたおじさんは、ナムチムをお代わりしていました。

スイヘンのカオマンガイ

『スイヘン』はそれだけではありません。
カオマンガイ屋なのにトムヤムスープがあるんです。
地鶏を使ったトムヤムスープは、酸味が強めで飯に合うんだなぁ。

酸味とスパイスが効いた鶏のトムヤム
店名スイヘン/ซุ่ยเฮง ข้าวมันไก่
営業時間06:30-21:30
定休日基本無休
Google Maphttps://goo.gl/maps/F6tfUPbkTKHyf2BA6

ジャルンクルン通りグルメ⑧:フカヒレの超人気店【タイトン フーチャラーム ルートロット】

タイ旅行へ来た方に僕が推している食材のひとつがフカヒレです。
日本で食べる機会がそれほどないでしょうし、タイのフカヒレはリーズナブルなのでおすすめしております。

フカヒレはタイ語でフーチャラーム(หูฉลาม)といい、『タイトン フーチャラーム ルートロット』は店名通りフカヒレを専門に扱ったお店です。

BTSサパーンタクシン駅から近い『タイトン フーチャラーム ルートロット(ไต๋ตงหูฉลามเลิศรส)』
店頭でいつもフカヒレスープを作っている店主
平日の17時からけっこうお客さんが入ってきます

こちらは創業して80年という超老舗。
炒め物などの料理は他のシェフが調理しますが、フカヒレスープは必ず店主のおじさんが調理するというこだわりを持っています。
おじさんいわく、一番大きなフカヒレは3万バーツ(現在レートで約12万円)もするそうな!

フカヒレスープはサイズによって600、800、1000、1500、2000、3000バーツに分かれていて、僕はボッチで来店しておりますので一番小さい600バーツをチョイス。
その他にカニチャーハンのカオパットプーと、ハイネケンビールを注文いたしました。

600バーツのフカヒレです
大きくはないですがフカヒレも入っております
フカヒレスープと一緒にいただいたのはカオパットプー(蟹炒飯)

ここのフカヒレには蟹や椎茸が入っていて、とにかくスープの奥が深く、一口いただいただけでうっとりさせられるほど。
このフカヒレスープと蟹入りのカオパットがまた合うんだ!
ハイネケンビールはあっという間に開いちゃいました。

店主タイトン フーチャラーム ルートロット/ไต๋ตงหูฉลามเลิศรส
営業時間11:00-22:00
定休日基本無休
Google Maphttps://goo.gl/maps/hp4SkyX4brh1xovb9

ジャルンクルン通りグルメ⑨:バンコク屈指のカオカームー【チャルンセン シーロム】

これまで紹介してきたお店はミシュランのビブグルマンに選ばれている店舗が多いのですが、カオカームー専門店『チャルンセン シーロム』もしかりです。
こちらは2018年から2021年までの4年、ビブグルマンに選出されています。
カオカームーでこれほどビブグルマンに選ばれているお店は稀有でしょう。

店内だけではなく店の外にもテーブルが並んでいます
大きな豚足を見せてくれました
ミシュランのマークが4つ並んでおります

ミシュランに選ばれているだけに外国人客の姿が目立ちますが、昔から通っているタイ人客も少なくありません。

『チャルンセン シーロム』の特徴は、他店のようにご飯に豚足煮込みを乗せず別皿で提供するスタイル。
一番人気のメニューは、豚足を細かくカットせず、大きなものをそのまんま出してくるカームーです。

こちらの豚足(小)は160バーツ


もっとも大きなものは320バーツで、小さなものは160バーツ。
そのほか部位によって分かれています。

メニューは写真と英語表記付き

煮込んでいるタレは独特の甘みがあり、これこそが『チャルンセン シーロム』の真骨頂。
煮卵などのトッピングはメニューになく、豚足一本勝負です!

店名チャルンセン シーロム/ขาหมูเจริญแสงสีลม
営業時間07:00-13:00
定休日基本無休
Google Maphttps://goo.gl/maps/bVVxXTcsaUe9FUj78

ジャルンクルン通りグルメ⑩:5種類の麺を揃えるパッタイ屋台【ハワー ホイトート パッタイ】

ジャルンクルン通り沿いには有名なパッタイ屋がいくつか点在しています。
特に有名なのはミシュランのビブグルマンにも選ばれている『バーンパッタイ』でしょう。
それほど知られた店なので本来ならココを取り上げるべきなんでしょうが、本企画では日本人にあまり知られていない『ハワー ホイトート パッタイ』を紹介することにいたしました。

場所はジャルンクルン・ソイ36を入ったところ。
目の前にフランス大使館があるので、それを目指せば分かりやすいと思います。

こちらのお店はムスリムの女性店主が営むパッタイ屋台。
パッタイには海老や卵入り、イカ入りなどがあり、そのほかにホイトート(ムール貝入りタイ風お好み焼き)やカノムパックガードなどを揃えています。

店頭にメニューの英語表記もあります
店主はムスリムの女性です

僕は5年前に『ハワー ホイトート パッタイ』をブログで紹介したことがあるんですが、それ以降、日本人でこの店を取り上げている記事などを見たことがありません。
それほど日本人からはノーマークですが、タイの有名店はけっこう来店しており、壁には写真が何枚も貼り付けられています。

左の男性は現バンコク都知事
右の男性は元首相のアピシットさん

僕がオーダーしたのは海老入りパッタイのパッタイクンソッド(ผัดไทยกุ้งสด)と、カノムパッガード(ขนมผัดกาด)の2品。
パッタイの頂部には海老2尾がどーんと居座り、もやしやニラ、豆腐などと炒められています。
注文時に女性店主から

「辛くしても大丈夫?」
と聞かれたので、僕はいつものごとく

「マイペット、マイアロイ!(辛くなければ美味しくない)」
と返答。

ご要望に応じてくださり、唐辛子をけっこう入れてくれました。
僕に辛くするかを訊いてきただけに、外国人が来店すれば何も言わずともそれほど辛くはしないと思いますが、きちんと伝えたいのであれば

「マイペット」

とだけ言っておけば大丈夫です。

海老入りパッタイのパッタイクンソッド(ผัดไทยกุ้งสด)

パッタイにはいろんな食材の食感が楽しめ、タマリンドソースの程よい甘みと唐辛子の辛みがマリアージュ。
皿に盛られたクラッシュピーナッツをかけると香りと食感が加わり、パッタイの魅力がさらに際立つのでおすすめです。

カノムパッガード(ขนมผัดกาด)

そしてもう1品のカノムパックガード。
この料理は、大根と米粉などを混ぜてお餅のように仕上げたものをニラやもやしなどと炒めた一品です。
パッタイ専門店でしかほとんど見ない料理ですが、とにかく置いている店が少なく、この料理自体を知らないという方も多いでしょう。
シーユーダムやシーユーカオといった醤油ベースの調味料で味付けされ唐辛子は入っていないので、日本人の味覚に合う料理だと思います。

大根と米粉を混ぜて作った大根餅

【ハワー ホイトート パッタイ】の全メニュー

パッタイやカノムパックガードだけではなく、イカ炒めやシーフード炒めなどもあります。
そしてこの店で特筆しておきたい特徴は、5種類の麺を揃えていることです。
通常パッタイで使われるセンチャンの他に、センコラート(コラート産の麺)、センサムットサコーン(サムットサコーン県産の麺)、ウンセン(春雨)、スパゲッティーがラインナップ。
センコラートとかセンサムットサコーンって、この店以外で見たことないので気になっています。

最後にめっちゃいい笑顔をいただきました

パッタイクンソッド/ผัดไทยกุ้งสด(海老入りパッタイ)
タレードゥアン(タレトート)/ทะเลเดือด(ทะเลทอด)
カノムパックガード/ขนมผักกาด
パッタイプラームック/ผัดไทยปลาหมึก(イカ入りパッタイ)
プラームックトート/ปลาหมึกทอด(イカ炒め)
ライセンクンライセンタレー/ไร้เส้นกุ้งไร้เส้นทะเล
パッタイホイ/ผัดไทยหอย(貝入りパッタイ)
パッタイタレ―/ผัดไทยทะเล(シーフードパッタイ)
ホイトート/หอยทอด
パッタイサイカイ/ผัดไทยใส่ไข่(卵入りパッタイ)

店名ハワー ホイトート パッタイ/ฮาวาหอยทอดผัดไทย
電話番号091-5611124、081-7517469
定休日基本無休
Google Maphttps://goo.gl/maps/VU5JWEfcuWCVLmmAA

ジャルンクルン通りグルメ⑪:鶏あんかけ+バミー麺がたまらない【カオナーガイ クロムジャオター】

タイ料理の中で、"日本人にウケそうなのに広まらない料理"のひとつに、カオナーガイ(ข้าวหน้าไก่)を入れております。
カオナーガイとは、ほんのりと甘めのあんかけにそぼろの鶏肉を具材にしご飯にかける中華系のタイ料理です。
辛みやクセがなく、タイ料理の中でも食べやすいひとつだと思うのですが、なぜかマイナーなタイ料理の域を出ない。

その原因のひとつは「カオナーガイを出している店がバンコクで少ない」という理由だと思っています。
カオマンガイと比べると店舗数が圧倒的に少ない。
それだけに、タイ人にとってもそれほどメジャーな料理でもないんでしょうけど、もう少し市民権を得てもいいんじゃないかと思っています。

話を本線に戻しますが、ここで紹介したいのはカオナーガイの専門店『カオナーガイ クロムジャオター』です。
タラートノーイの近くにあるこじんまりとした食堂ですが、壁には有名人が来店した際の写真が掲げられています。

あまり目立たない外観なので分かりづらいかも
女性だけで切り盛りしているようです
タイの有名人も来店しています


店名にも「カオナーガイ」と冠してあるので、本来ならカオナーガイを注文するところですが、僕が推したいのはバミーナーガイ(บะหมี่หน้าไก่)
これはあんかけをかけるのがご飯ではなくバミー麺にしたものです。
どのようなルックスなのか、まずはご覧ください。

バミーナーガイ(บะหมี่หน้าไก่)

あんかけがしっかりと絡むバミー麺の姿は、惚れ合った男女のような"愛"さえ感じます。
これを一気に啜ったなら、もう感動しかありません!
バミー麺とあんかけとのマリアージュに拍手です。

カオナーガイ専門店が少ない上、バミーナーガイを置いている店はさらに少ないので、彼らのマリアージュを味わって見たい方は『カオナーガイ クロムジャオター』へ!

店名カオナーガイ クロムジャオター/ข้าวหน้าไก่กรมเจ้าท่า
営業時間08:00-16:00
定休日日曜日休み
Google Maphttps://goo.gl/maps/JcUMs4siuYjuSBU56

ジャルンクルン通りグルメ⑫:1957年創業 のとにかく何でも旨い食堂【ニューヘンキー】

僕はこのブログで2度紹介したことがある店はいくつかありますが、3度目となる店はほとんどありません。
今回の記事で3度目の紹介となるのが、ジャルンクルン通り沿いで営む『ニューヘンキー』です。
この店を初めて紹介したのが2016年9月17日。

それから2年後、同店が移転したので2018年1月19日に改めて来店し、取材と撮影をさせていただきました。

そして今回、本企画のため5年半ぶりの来店です。
ひさしぶりの『ニューヘンキー』でしたが店の雰囲気はまったく変わっておらず、その様子を見て安心したのですが、1点だけ変わったことがありました。
以前2回の来店時にお店にいた店主のジアンさんがおらず、別の若い男性が店を切り盛りしていたことです。

以前と変わらぬお店の雰囲気
こちらが現店主の息子さんです
ジアンさんも居たので撮影させていただきました

訊くと、こちらの男性はジアンさんの息子さんだとのこと。
声の大きさやテキパキとした指示は、ジアンさん譲りなのでしょう。

『ニューヘンキー』が創業したのは約60年前。
店内には当時使っていたメニューが掲げられ、料理の値段を見れば時の流れを感じずにはいられません、
どデカいメニューブックを開けば料理名がずらずらと並んでいて、とにかく料理数が多い!

こちらは50年前のメニューだそうです

せっかくなので一つでも多く注文したいと思いつつメニューを見ていたら、結果4品も頼んでしまいました!

カオガパオパットムーグローブ /ข้าวกระเพราหมูกรอบ

カオガパオパットムーグローブ /ข้าวกระเพราหมูกรอบ

1品目はベーシックな、カリカリ豚(ムーグローブ)を使ったガパオライス。
濃いめ味付けですしガパオの香りはいいし、飯が進みますな!

ムートートプリアオワーン/หมูทอดเปรี้ยวหวาน

ムートートプリアオワーン/หมูทอดเปรี้ยวหวาน

こちらは店主が進めてくれた一品です。
店主いわく
「これは酢豚だよ。日本人は好きでよく注文してるよ」
とおっしゃっていました。
いただくと確かに酢豚!
ムートートが旨いんだなぁ。

タオフーセーチュアン /เต้าหู้เสฉวน

タオフーセーチュアン /เต้าหู้เสฉวน

見るからに麻婆豆腐のような一品。
辛さはなく、麻婆豆腐の味付けとは異なりますが、元となる料理は麻婆豆腐でしょう。
これは日本人の味覚に合うし、ビールが飲みたくなります。

ムーサップヌンカイケム / หมูสับนึ่งไข่เค็ม

ムーサップヌンカイケム / หมูสับนึ่งไข่เค็ม

豚ひき肉とカイケム(塩漬け卵)を一緒に蒸した料理です。
ムーサップヌンカイケムは他店だと団子状になっているようなんですが、『ニューヘンキー』では皿一面に広がっております。
豚ワンタンの中身だけをいただく、といった表現が近いかも。

とにかく料理数が多い『ニューヘンキー』。
カタカナ付きで全メニューを以下の記事で書き出していますので、参考にしてください。

店名ニューヘンキー/นิวเฮงกี่
営業時間10:30-21:30
定休日基本無休
Google Maphttps://goo.gl/maps/Xi81gv7Fk9uhqwn98

ジャルンクルン通りグルメ⑬:地元の人々に愛される絶品バミー麺【クイッティアオルー タラートノーイ】

個人的な嗜好で申し訳ございませんが、わたくしはバミー麺をたいそう好んでおります。
旨い店があると知ればすぐに食べに行きますし、一度に2品をいただくことも珍しくありません。
そんなバミー大好きっ子であるわたくしが、ジャルンクルン通りで推したいのは『クイッティアオルー タラートノーイ』

鰻の寝床のような構造になっております
狭い店内なので片側だけにテーブルが並んでいます
さらに奥へ進めば別スペースがあります

ガイドブックに載るようなお店ではないため外国人客はあまり見かけませんが、タイ人からの評判がすこぶる高く、Google Mapのレビュー数が半端ない!
それだけ底力がある麺食堂といえるでしょう。

店名にクイッティアオとあるのですが、僕が推すのはバミー麺です。
僕がオーダーしたのはスープ有りとスープ無しの2品なので、よほどのバミー麺好きであることが理解いただけると思います。

全部トッピングしたスープ有りのバミー麺
細麺の自家製麺

まずはスープ有り。
あっさりではあるんですがコクや深みのあるスープは、素材をじっくりと煮込んだからこそ出せる滋味なのでしょう。
他店では味わえないスープで、食べ始めたら止まらないんだ。
自家製麺はプリッとしながらコシのある細麺で、これも旨い。
さらに付け加えたいのは自家製のルークチンです。

裏手でルークチンを作っていました
揚げたものをひたすらカットしていきます

店舗の裏手で作っているところを見せてもらったんですが、作っている量がとにかく多い!
どこかへ運んでいる方もいたので、ルークチンだけ別店舗で売っているのかもしれません。

そしてもうひとつ、たまらない食材がムーデーンです。
ふつうのものより肉厚で、焼豚とは思えないほど柔らかく、肉の味がしっかりと楽しめる。
トッピングの具材がどれも旨いし、麺もスープも秀逸。
絶品のバミー麺に昇華しているのです。

スープ無しのバミー麺

スープ無しは甘めのタレがかかっているので、食べる前にしっかりと混ぜてからいただきます。
トッピングはスープ有りと同じなのですが、スープ無しだとギアオトート(揚げワンタン)がいい仕事をしてくれます。
スープ有りだとワンタンの皮がシナっとなってしますが、スープ無しはカリカリ感があってよろしい。

『クイッティアオルー タラートノーイ』では、スープ有りとスープ無しのどちらも食べてもらいたいなぁ。

店名クイッティアオルー タラートノーイ/ก๋วยเตี๋ยวรู ตลาดน้อย
営業時間07:30-16:00
定休日基本無休
Google Maphttps://goo.gl/maps/mmPo9yGFtizBvhZK6

ジャルンクルン通りグルメ⑭:カオパットラートナーで締めくくる【クワンシウキー】

最後に紹介するのは、タラートノーイの近くにあるタイ中華食堂の『クワンシウキー』
こちらは店頭にローストダックが吊るしてあるように、ペットヤーンをウリにしております。
とはいえメニューは色々とあるのですが、数ある料理の中からわたくしが口が酸っぱくなるほど推しているのはカオパットラートナーという料理です。

タラートノーイ近くにある『クワンシウキー/ภัตตาคารกว้านสิ่วกี่』
落ち着いた照明の店内

カオパットの上にラートナーの餡かけをかけただけの料理なんですが、意外とコレをメニューにしているお店が少ない。
きっと、ラートナー専門店ではカオパットを置いていないですし、カオパットをメニューにしているところでラートナーがある店がないからでしょう。

おすすめのカオパットラートナー

わたくしは『クワンシウキー』に何度か来店していますが、ウリであるローストダックを食べたのは初来店時のみ。
カオパットラートナーを知ってからというもの、こればかり食べております。

この日は揚げ物も
こういった感じで点心や揚げ物を売り歩いてきます

なぜわたくしが『クワンシウキー』のカオパットラートナーにこれほど惹かれたのか考察してみたのですが、単純な理由で、カオパットもラートナーの餡かけもどちらも旨いから。
その1点に尽きると思います。
特別な食材を使っているわけでもなく、変化球的な味付けをしているわけでもない。
旨いものと旨いものを組み合わせただけなんです!

豚肉も柔らかくて旨いんです

ジャルンクルン通り企画の最後の飯は、大好物のひとつであるカオパットラートナーで〆させていただきます。

店名クワンシウキー/ภัตตาคารกว้านสิ่วกี่
営業時間10:00-15:30
定休日基本無休
Google Maphttps://goo.gl/maps/vCsmzwFrrJGAcwCN8

ジャルンクルン通りグルメの14店舗はYouTubeでもご覧ください

僕がジャルンクルン通りで住んでいたのは今から6年ほどでした。
その間いろんな店へ食べに行きましたし、泥酔して路上で寝てしまい全てを奪われたことがあったりとたくさんの思い出があり、バンコクで一番大好きな通りでもあります。
ジャルンクルン通りには、ここで紹介した14店舗以外にも名店と呼ばれる店舗が数多く営業しています。
この通り1人でも多くの人に知ってもらいたい。
そんな想いから、本企画を発案し記事にいたしました。

なお、ここで紹介した14店舗は動画でも撮影しYouTubeで公開しています。
動画も併せてご覧いただくと、お店の雰囲気などをより感じてもらえると思いますので、ぜひこちらもご覧ください。
コメント欄に感想やご意見を残してもらえるとモチベーションが上がりますので、よろしくお願いします!

2024年イーペン祭り(コムローイ祭り)の開催日決定!

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