有名店の近くに隠れた名店あり！ジェーピアック クンオップウンセン

クンオップウンセンの日本語訳は「エビと春雨蒸し」が一般的なんでしょうか。
その名の通り鉄鍋にエビと春雨を入れ、パクチーの根やガランガルといった香りの強いハーブやオイスターソースで味付けをするタイ中華料理です。
辛くもないし、ハーブが強すぎないので日本人の舌にも馴染みやすいこともあり、人気のタイ料理でございます。

タイ中華系のレストランに行くとほぼ必ず置いているメニューではありますが、専門店となるとかなり限られていく。
数少ない専門店で有名なのは『ソムサックプーオップ』でしょう。
本ブログでは2016年に紹介したことがあり、当時でもお客さんが殺到していました。

上記の記事でも書きましたがとにかく来客が多く、料理が提供されるまで1時間待たされたほど。
この人気っぷりは今でも変わらず、というかさらに増えたんじゃないでしょうか。

旨いクンオップウンセンが食べたいけど、1時間も待たされるのはちょっとなぁ。
と思っている方に朗報です。
超有名店『ソムサックプーオップ』の近くに、あまり知られていないクンオップウンセンの人気屋台があるんです。

超有名店の数十メートル先にある「ジェーピアック クンオップウンセン」

『ソムサックプーオップ』から数十メートルほど行くと、もう1軒のクンオップウンセン専門屋台が見えてきます。
ここも歩道にテーブルを並べるスタイルの『ジェーピアック クンオップウンセン』。
近くに超有名店があるにもかかわらず18時を過ぎると客足が増え、あれよあれよという間に満席に。
旅行者には知られていないようで、僕が来店した時は外国人はまったくおらずタイ人ばかりで賑わっていました。

ちなみに『ジェーピアック クンオップウンセン』の最寄駅はBTSウォンウェンヤイ駅。
徒歩７、８分で行けるようです。

巨大なエビが3尾入ったクンオップウンセン

僕が来店したのは18時過ぎで混み始めてきた時間帯ではありましたが、注文してから10分ほどでクンオップウンセンが運ばれてきました。
湯気が立つ鉄鍋にはタレが染み染みの春雨と巨大なエビが3尾！
クンオップウンセンを食べる際、忘れてはならないのががっつり混ぜることです。

鉄鍋の底にタレが沈澱しているので、底部から掬い上げるように攪拌。
春雨にこのタレを絡めるような意識で混ぜていくのでございます。
そしてしっかりとタレが染みて絡んだ春雨を啜る！
旨い旨い旨い！

パクチーの根やガランガルの香り、エビの出汁も含んだオイスターソースなどのタレ、それらを吸収した春雨は恐ろしいまでにパワーアップしており、僕の味覚を完全に魅了いたしました。
感極まってLEOビールをぐいぐいぐい。
幸せがお腹の底からどんどん湧き上がってきます。

ムール貝とハーブの蒸し物「ホイメンプーオップ（หอยแมลงภู่อบ）」

クンオップウンセンのほかに、「ホイメンプーオップ」も注文いたしました。
これはホイメンプーというムール貝に似た貝と、バイホラパーやレモングラスとを蒸した料理。
ハーブの香りと貝との相性が素晴らしく、僕の好きなメニューのひとつです。
これもビールに合うんだなぁ！

「ジェーピアック クンオップウンセン」のメニュー

お店には写真付きで英語表記されたメニューがあるので、クンオップウンセン以外の料理も注文ラクラク。
タイ語名をカタカナ表記付きで並べておきますので、来店前の参考にしてください。

クンオップウンセン／กุ้งอบวุ้นเส้น
プーオップウンセン／ปูอบวุ้นเส้น
プラ－ガポンパオグルア／ปลากระพงเผาเกลือ
プーヌンシーユー／ปูนึ่งซีอิ๊ว
クンオップグルア／กุ้งอบเกลือ
カーハーンオップバミー／ขาห่านอบบะหมี่（ガチョウの足入りバミー麺）
ホイクレーンルアク／หอยแครงลวก
ホイメンプーオップ／หอยแมลงภู่อบ

メニューには載ってないけどビール有り！

実は来店する前に、缶ビールを1本買っていたんです。
というのも、有名店『ソムサックプーオップ』のメニューにはビールはないので、きっとここの店もビールはないんだろうと勝手に思い込んでいたんです。
実際メニューにも載っておらず、やっぱり無かったと思っていたんですがビールがあったんです！
なぜ気づいたのかと言いますと、他のお客さんがビールを注文していたからですw

『ソムサックプーオップ』は有名店だけに一度は来店したおきたいお店でしょう。
ただあれだけ並んでいると、料理提供までの待ち時間が長い！
クンオップウンセンのレベルでは「ジェーピアック クンオップウンセン」も負けずとも劣っていないですし、それほど待たされることもない。
しかもビールがあるんですから僕は今後、こちらでクンオップウンセンをいただきます。

僕のYouTubeでもジェーピアック クンオップウンセンを紹介しています

クンオップウンセンの隠れた人気店は、僕が運営しているYouTubeチャンネルでも紹介しています。
よりお店の雰囲気などを感じることができますので、こちらも併せてぜひご覧ください！