一度取り上げた店を二度三度紹介することはほとんどありません。
これまで複数回紹介したのは、記憶の限りだとバミーが旨い『Prachak(プラチャーク)』、MRTクロントゥーイ駅から徒歩すぐにあるモーファイ鍋の『Heng Chung Seng(ヘンチュンセン)』、カオマンガイの有名店『モンコンワッタナー』の3店舗ほど。
滅多に複数回紹介しない私が、このほど4店舗目となる記念すべき店を取り上げることになりました。
2016年9月5日付けで投稿した、MRTフワランポーン駅から徒歩10分ほどで行ける『クワンシウキー』です。
目次
人生で初めて出会ったカオパット・ラートナー
私がなんども足を運ぶ店は少なく、『クワンシウキー』はその数少ないお店の一つです。
ここにはいろんなメニューがあるので、来店するたびに新しい料理を注文するようにしていたのですが、先日食したとある料理があまりに旨くて衝撃。
記事にて再度『クワンシウキー』を取り上げることにしたのですが、私を仰天させたメニューとは「カオパット・ラートナー(ข้าวผัดราดหน้า)」です。
カオパットは「炒飯」、ラートナーとは「あんかけ麺」で、この2つを融合させたフュージョン料理とでも表現したらいいでしょうか。
安易な発想なのでどこかにありそうなのですが、私はまったく見かけたことがない。
『クアンシウキー』で初めて出会ったこのカオパット・ラートナーが旨いのなんの!
熱々で味わい深いあんかけといい、豚肉の柔らかさといい、これだけで意識が遠のきそうになる旨さだというのに、カオパットの出来栄えも素晴らしい。
これで100バーツって、ジタバタしたくなる。
もう一品あったカオパット・ラートナー
具材は豚肉と牛肉の2種から選べます。
メニューにはタイ語だけではなく「Fried Rice in Gravy with Pork/Beef」と英語表記もあるのでご安心ください。
実はこのメニューの上に、もう一品、カオパット・ラートナーがありました。
英語表記では「Fried Rice In Spicy Gravy Sauce」と書かれている。
タイ語では「カオパット・ラートナー・セーチュアン(ข้าวผัดราดหน้า เสฉวน)」。
「セーチュアン(เสฉวน)」とは四川省を指すタイ語なので、「四川風カオパット・ラートナー」と訳せばいいのでしょうか。
カオパットは炒飯ですしもともとは中華料理なわけですから、四川風と冠せられるとタイ料理なのか何なのか訳がわかんねー!
とはいえ、カオパット・ラートナーであることには変わらないわけですから、もち注文しました。
Spicyと表記がありましたが辛さはちょっぴり。
あんかけは通常のラートナーとは少々風味が異なり、具材にはピーマンやマッシュルームといったメンツが脇を固め、細かく刻まれた豚肉も投入されている。
これも旨いぞ!!!
他のタイ食堂がなんでこれをやらないんだ!!!
私が知らないだけで実はあるんでしょうが、もっと前面に出してほしい。
日本人なら間違いなくこのカオパット・ラートナーは気に入ると思います。
というより、なんども食べたくなると思います。
『クアンシウキー』への行き方などは過去記事をご覧ください
『クアンシウキー』はとにかくメニュー数が多いので、今回出会ったカオパット・ラートナー以外にも目の覚めるようなメニューがあるはず。
頻繁とまではいかないですが、私はこれからも『クアンシウキー』へ足を運び続けるので、また新たな出会いがあればご報告します。
※行き方などの詳細は以下の記事をご覧ください。
https://gekiuma.net/kwan-sew-ki/
『クアンシウキー』のカオパットラートナーをYouTubeでも紹介しています
私のYouTubeチャンネルでは、今回取り上げた『クアンシウキー』のカオパットラートナーを動画で紹介しています。旨さがひしひしと伝わってもらえると思うので、ぜひこちらもご覧ください!