シーロム通り沿いで屋台の営業が禁止されたのが一昨年の秋。
屋台がなくなったことにより歩きやすくはなりましたが、屋台が消え、タイらしさが失われていくのは一抹の寂しさを感じるのは私だけではないでしょう。
ただシーロムには、コンベント通りという屋台エリアがまだ残されています。
コンベント通りの両歩道にはみっしりと屋台が連なり、朝から夜まで何らかしらの屋台が営業しています。
今回取り上げるのは、コンベント通りでバミーやカオムーデーンも扱っているカオマンガイ屋です。
ニワトリの絵が描かれた垂れ幕があるのですぐに見つけられるでしょう。
『バンディッキム』です。
ここのカオマンガイ屋はまったくノーマークでしたが、ぷりぷり感のある鶏肉、絶妙な炊き加減のご飯、甘めのチムといい、高いレベルのカオマンガイを提供しています。
さすがシーロム屈指の屋台エリア!
レベルの低い屋台はすぐに淘汰され、旨い店だけが残った結果がいま並んでいる屋台なのでしょう。
私が取材を依頼すると積極的に話しかけてきてくれたのが女性店主です。
「カオマンガイ屋は11年。それ以前にここに並んでいるカオムーデーンとバミーの店から始めたの。ここは仏歴で2525年からやっているの」
仏歴で2525年というと、今年が2559年になるので34年目!
「34年前はカオマンガイなんてカオムーデーン一皿10バーツだったのに、今じゃ40バーツだからね」
4倍ほど物価があがったとはいえ、それでも屋台飯は安く食べられるから嬉しい。しかも旨い!
バミーにはムーデーン(赤い豚肉)がトッピングされています。
ここのバミーは平麺でなかなかのレベル!
カオマンガイ&バミーという、私が好きな2品を同時に食べられる幸せ。
「うちのカオマンガイは姉妹店もあるの。すぐ近くよ」
Facebookファンページを見てみると、シーロムエリアに店舗型の姉妹店が掲載されていました。
ここもノーマークだったなぁ…。
ちなみに『バンディッキム』には、鶏丸ごと一匹を使った超大盛りカオマンガイもありますよ!
店名 | バンディッキムカオマンガイ/บัณฑิตคิมข้าวมันไก่คอนแวนต์ |
営業時間 | 06:30-14:00 |
定休日 | 日曜日・月曜日 |
Google MapGoogle Map | https://goo.gl/maps/v4cNcEQtbsbVnXro7 |