BTS駅近 [料理名]カオマンガイ(蒸し鶏乗せご飯)

【祝・再開店!】BTSアーリー駅から歩いてすぐ 創作カオマンガイ4種盛り ジュブジュブカオマンガイ

※この記事は2019年6月15日に全面的に改訂しました。

4種盛りのカオマンガイをウリにする『ジュブジュブ』を、初めて取材したのはたしか2015年。4種盛りのカオマンガイとは、通常のカオマンガイで使われる蒸し鶏、そして揚げた鶏肉(ガイトート)、さらにテリヤキチキン、ガイセープ(イサーン料理の鳥料理)の4つを持った、非常に珍しいカオマンガイです。
このカオマンガイは日本人のハートを掴み、どんどんファンを獲得。ガイドブックにも載るほどの人気店にまでなりました。
ところが2019年初頭。この『ジュブジュブカオマンガイ』が突然閉店したという報せが。電話でオーナーに確認してみると、営業していた場所がリニューアルすることになり、出て行くことになったと言います。その後彼女は、フードコートで働いていましたが、事情によりカオマンガイを売ることができず、「4種盛りカオマンガイ」は幻のメニューとなってしまいました。

再開店を果たした『ジュブジュブカオマンガイ』

閉店してから数ヶ月後、再度彼女に電話で確認しましたが同じ場所での再出発はメドが立たないという。残念ながら「激旨!タイ食堂」での記事およびYouTube動画で紹介した『ジュブジュブカオマンガイ』は、「閉店」扱いにしました。
もう二度と「4種盛りカオマンガイ」を食べられる日は来ないのか…。
そう思っていたのですが、つい先日、読者の方から「ジュブジュブカオマンガイが再開店するそうです!」との一報が!
彼女にLINEで連絡をとってみると、2019年6月13日(木曜日)から営業を始めるというメッセージ。
そしてオープン当日の6月13日。私は午前8時30分ごろにお邪魔しました。

平日の朝は常に行列

『ジュブジュブカオマンガイ』再開を待っていたのは日本人だけではなく、多くのタイ人もしかり。出勤前の時間帯だけに店頭にはタイ人客が常に待っている状態。店主のジュブさんに挨拶はしたものの、30分待てど客が引くことはなく、けっきょくこの日はお話しできませんでした。
2日後の6月15日、この日は土曜日ということもありサラリーマンやOLが少ないだろうと、午前8時に再来店しました。さすがに平日に比べると人は少なめですが、それでもひっきりなしにタイ人客が来店。
とはいえ話ができる程度の客数だったので、ひさしぶりにジュブさんとお話をして事情を伺うことができました。
その前に、ひっさしぶりにオーダーした4種盛りカオマンガイを紹介しましょう。

これがジュブジュブカオマンガイの4種盛りカオマンガイ!

タイ国内のカオマンガイ専門店で、これだけ独創的かつ質の高いカオマンガイを出している店は他に知りません。

私が初めて取材した2015年当時は、在住者のブログで取り上げられることもさほどなく、ガイドブックに載るような店でもありませんでした。ところが1、2年ほど前から火がつき始め、お店が一時閉店した2019年に入ってからというもの、私のもとにも「ジュブジュブカオマンガイはいつ再開するんでしょうか?」といったメールやメッセージが来ていました。
私も直接ジュブさんに連絡は取っていましたが、彼女自身もいつから再開できるか分からなかったので、本記事も一時「閉店」扱いに。
もう再オープンすることは出来ないんじゃないだろうか。そんなことすら考えていましたが、ようやくこの4種盛りカオマンガイに再会することができました。

手前右から蒸し鶏、右奥がガイセープ(鶏肉を使ったイサーン料理のひとつ)、左奥が照り焼きチキン、手前左がガイトート(揚げた鶏肉)です。一般的なカオマンガイ店だと手前2つの蒸し鶏とガイトートの2つ乗せはできますが、照り焼きチキンやガイセープはありません。
つまり4種盛りカオマンガイを食べられるのは、タイ国内広しといえど『ジュブジュブカオマンガイ』だけなんです。(たぶん)

『ジュブジュブカオマンガイ』がこれほど評判を得ているのは、4種盛りカオマンガイという個性あるメニューを置いているだけではなく、カオマンガイの質の高さもあります。ぷりぷりとした蒸し鶏の仕上がり、硬すぎず柔らかすぎないご飯の炊き具合、そして何よりも素晴らしいのがナムチム(付けダレ)。
ジュブさん自身が「お客さんからも『ナムチムがすごく美味しい』とよく褒めてもらってます」というぐらい、ナムチムの出来が素晴らしい。
ガイトートの揚げ具合やほんのりと酸味があるガイセープ、そして照り焼きチキン。
この4種を盛った贅沢なカオマンガイを100バーツで提供しているとは、脱帽です。

その他に3種盛りや2種盛りも可能で、3種盛りだと60バーツ、2種盛りだと50バーツ、具材ひとつだけだと40バーツです。

こだわっているのはカオマンガイだけではない!

「ジュブジュブカオマンガイ」こだわりは、創作的なメニューだけではなく、お皿にも見えてきます。
メインのお皿からチム、スープのお椀まですべてが陶器製。
陶器のお皿を使っているカオマンガイ店って、ほとんどありません。お皿自体の値段が高いことと、割れやすいためです。
それらのリスクを背負ってまで陶器製の皿を使っているのは、ジュブさんのこだわり。彼女が選んだ色とりどりの器で、至極のカオマンガイを召し上がってください。

こちらは蒸し鶏と照り焼きチキンの2種盛り。

ジュブジュブカオマンガイへの行き方

お店の場所はアーリー駅からは徒歩すぐ。
3番出口を出てすぐ右に細い道があり、飲食店が並んでいる中にあります。
執筆時点では『ジュブジュブカオマンガイ』の隣は空きスペースになっていましたが、ジュブさんいわく、今後新しいお店が随時入っていくとのこと。
そうなるとテーブル席が少なくなる可能性もあります。
来客数がもっとも多いのは午前8時から9時ごろ。出勤前のサラリーマンとOLが朝ご飯を食べに来るか、昼ご飯用に持ち帰りで買っていく客でごった返すためです。
4種盛りカオマンガイを狙うなら、そういった客が引いた午前10時から11時。12時近くになってくるとランチタイムに突入し、午後は4種の具材のどれかが品切れになっていることも考えられるので、午前中の来店がベストです。

オープンしてすぐの頃の様子。テーブルが置かれているスペースにもお店が入る予定。

新生『ジュブジュブカオマンガイ』について

土曜日ということもあり、出勤前に来店する客が少なかったので、この日はジュブさんとゆっくりお話しすることができました。

「閉店していたのは2019年1月からだったので約半年間です。その間は友人の飲食店で働かせてもらっていたんです」

営業していたエリアがリニューアルすることになり、一帯の店舗は全て撤退。『ジュブジュブカオマンガイ』も閉店せざるを得なくなりましたが、再オープンできると聞いていたので移転は考えなかったと言います。ただ、リニューアルが終わらなければ再開店も出来ないため、詳しい日程をなかなか公表できずにいたようです。
再オープンする前は日曜日が定休日でしたが、現在は定休日を設定せず毎日営業!
スタッフがいるとはいえ彼女がいなければ営業はできないので、実質彼女は休まずお店を開け続けることになります。
しかも、以前は14時で営業を終了していたのに、現在は平日限定で17時から22時の時間帯も営業しているという。
睡眠時間を削ってまで営業時間を延ばしたのは、お店にかける並々ならぬ熱量がそうさせているようです。

鶏肉をさばくジュブさん。

「私は働いているのが好きなんです。料理をしているのも楽しいですし、お店に立ってお客さんと話しているのも楽しい。再オープンしたその日からたくさんの方々が来店してくださって、とても嬉しいんです」

再オープンした翌日の6月14日は鶏を18羽しか用意できなかったこともあり、午前11時で売り切れてしまい、早仕舞いしたのだとか。

「長く休んでいたので鶏肉をさばいていたら手が痛くなって、この日だけはたくさん用意できなかったんです」

手に痛みを覚えてまで鶏肉を仕込み、店に立っていた彼女。
4種盛りカオマンガイばかりが取り上げられる『ジュブジュブカオマンガイ』ですが、彼女がカオマンガイに注ぐひたむきな情熱は、カオマンガイそのものにも表れています。

YouTubeでもジュブジュブカオマンガイを紹介しています

【SHOP DATA】
「ジュブジュブカオマンガイ(จุ๊บ จุ๊บ ข้าวมันไก่)」
TEL:086-608-6302
OPEN:06:00-20:00(月-金)06:00-13:00 (土日)
PRICE:カオマンガイ40B、2種盛り50B、3種盛り60B、4種盛り100B

YouTubeでも”タイの旨い”を配信中!

  • この記事を書いた人

西尾 康晴

2011年にタイへ移住。2015年から「激旨!タイ食堂」の運営を開始。2017年4月に旅行会社TRIPULL(THAILAND)Co.,Ltd.を起業し、現在は動画制作事業HUSHと共に運営しています。

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