「ハジャイ」と表記する場合もあれば「ハートヤイ」という表記もある街。
タイ語で発音すれば「ハートヤイ」が近いのだけれど、本ブログでは「ハジャイ」の表記で統一します。
さて、ハジャイといえばタイ南部で最大の街。
マレーシアの影響を受けているため、頭にヒジャブという布を巻いているイスラム教徒(モスリム)の女性を多く見かけます。
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ハジャイでもっとも人気のガイトー!?
ハジャイを含むタイ深南部ではときおり、イスラム反政府勢力の分離独立運動によってテロが勃発。
2014年5月にはセブンイレブンやハジャイ警察署の隣がテロの標的になり、爆破されるという事件がありました。
たまり危険が舞い降りるハジャイ。
とはいえ常にテロが起きているわけではなく、日常は平穏そのものです。
そんな危険な薫りが漂う街に、行列が出来るガイトートの店があるんです。
ハジャイ中心部に立地する「KAI TOD DAYCHA(ไก่ทอดเดชา)」。
混雑しているとヒジャブを巻いた女性たちがどどっと押し寄せて、客席を占めます。
ハジャイのガイトートは一般的なガイトーとは違い、揚げニンニクが乗せられている場合が多いです。
しかしこちらのガイトートには揚げニンニクはなし。
とはいえガイトートからは香ばしいニンニクの薫りが立ちこめて食欲を刺激してくれます。
揚げる際にニンニクも揚げているのでしょう。
テレビや雑誌の取材も多く、わざわざ遠方からこの店にガイトートを買いに来る方もいると言います。
私は根っからの「から揚げ」フリークで、日本で生活しているときは「から揚げ定食」をチョイスする率が半端ありませんでした。
そんな私だけに、タイ料理の中でもガイトートは特別な存在といって過言なし!
ただ「KAI TOD DAYCHA」のガイトートは旨いことは旨いのですが、パサパサ感がしたのが残念な点。
もうちょいジューシーでお願いします。
ガイトートの他、ゲーンソムもいただきました。
これは旨かった!
辛かった!
額だけにとどまらず、あちこちから吹き出る汗を拭い完食しました。
ヒジャブを巻いた客が多いだけではなく、店員もヒジャブを巻いた女性が多いのも特徴。
誰が店員で誰が客なのか、途中から分からなくなってしまうことも…。
店員は統一して赤いヒジャブを巻くなど差別化をはかってくれないものだろうか。
「KAI TOD DAYCHA」は中心部の他、ここから車で10分ほどの場所に支店が1店舗あります。
【SHOP DATA】
「KAI TOD DAYCHA(ไก่ทอดเดชา)」
TEL:081-098-3751
OPEN:11:00-22:00
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