サムヤーン地区が“ローカルグルメの聖地”であることは、このブログで何度も紹介してきました。
あらゆるタイ料理の名店が集まる一方、意外にも見当たらなかったのが「カオモックガイ」です。
これはサムヤーンに限った話ではなく、ヤワラートでもほとんど見かけません。
両エリアともムスリムが少ないことが理由なのでしょうが、それにしても見つからない。
そんなサムヤーンで、唯一(?)といってもいいカオモックガイ食堂が、今回紹介する『カオモックガイ サムヤーン』です。
サムヤーンでは珍しいカオモックガイ専門店
カオモックガイが皆無と思われたサムヤーンで営業を続ける『カオモックガイ サムヤーン』は、MRTサムヤーン駅から徒歩数分の場所に店を構えています。


カオモックガイ好きにとっては喜ばしい存在ですが、ムスリムをほとんど見かけないサムヤーンで、なぜこの料理を提供しているのか。
その理由は、店内に足を踏み入れると見えてきました。
店内の各所に中国語が記されており、どうやら中華系タイ人が切り盛りしている食堂のようです。
中華系とはいえ、メニューには豚肉料理が見当たらないことから、もしかすると、店を営んでいるのは中華系ムスリムなのかもしれません。
壁に掲げられたメニューには、カオモックガイのほか、ムスリム料理の定番であるスップガイやクイッティアオゲーンも並んでいます。
クイッティアオゲーンとは、カレースープを使ったクイッティアオのこと。
カレー味の麺料理といえばカオソーイの印象が強いですが、ムスリム料理にもカレー風味の麺料理があるんです。
まず注文したのは、もちろんカオモックガイ。

美しく盛り付けられたビリヤニの傍らには、大きな鶏もも肉が鎮座しています。

ご飯の色合いからはスパイスの力強い香りを想像しますが、実際には意外と控えめ。強いスパイス感を求める人には、少々もの足りなく感じられるかもしれません。
濃厚で酸味のあるクイッティアオゲーン
ここで追加注文したのが、クイッティアオゲーン ガイです。
スパイスの香りが控えめなカオモックガイに、あえてカレー味の麺料理を合わせてみました。

これが大正解!
さまざまな具材がたっぷりとのった一杯は、スープが実に濃厚。スパイスの風味をしっかり味わえるうえ、ほどよい酸味まで感じられます。

これほど濃度が高く、酸味のあるクイッティアオゲーンは、かなり珍しい。
スパイス感が穏やかなカオモックガイだからこそ、この濃厚なクイッティアオゲーンがよく合います。

食後に店主へ尋ねたところ、創業から約20年になるそうです。
数々の名店がしのぎを削るサムヤーンで20年。
界隈では唯一といっていいカオモックガイ食堂は、近隣のムスリムだけではなく、多くのカオモックガイファンにも求められながら、この街に根を張っていました。
『カオモックガイ サムヤーン』の全メニュー
『カオモックガイ サムヤーン』では、看板料理のカオモックガイをはじめ、牛肉を使ったカオモックヌア、カレー風味の麺料理クイッティアオゲーン、各種スープなどを提供しています。
店内に掲示されているメニューを、タイ語表記とともに紹介します。

スップガイ / ซุปไก่
クイッティアオゲーン / ก๋วยเตี๋ยวแกง
カオモックヌア / ข้าวหมกเนื้อ
スップハーンウア / ซุปหางวัว
カオモックガイ / ข้าวหมกไก่
スップヌア / ซุปเนื้อ

カオマンガイ / ข้าวหมกไก่ 70 บาท
カオマンヌア / ข้าวหมกเนื้อ 90 บาท
クイッティアオゲーン ガイ / ก๋วยเตี๋ยวแกงไก่ 70 บาท
クイッティアオゲーン ヌア、プラームック / ก๋วยเตี๋ยวแกงเนื้อ, ปลาหมึก 70 บาท
オーリエン、チャーダムイエン / โอเลี้ยง, ชาดำเย็น 30 บาท
オーリエングルア、チャーマナーオ / โอเลี้ยงเกลือ, ชามะนาว 35 บาท
スッププラー ドゥークガイ / ซุปเปล่า โครงไก่ 30 บาท
スップガイ / ซุปไก่ 55 บาท
スップヌア / ซุปเนื้อ 75 บาท
スッププラームック / ซุปปลาหมึก 75 บาท
スップハーンウア / ซุปหางวัว 150 บาท
| 店名 | カオモックガイ サムヤーン(ข้าวหมกไก่สามย่าน) |
| 営業時間 | 07:00-15:00 |
| 定休日 | 日曜日 |
| Googleマップ | https://maps.app.goo.gl/1yvkH725hnUAA9xb8 |


