ヤワラートは"バンコクの中華街"であることは知られていますが、"バンコクの食の聖地"とも呼べるエリアだとわたくしは思います。
有名店から無名の店、レストランから屋台まで、とにかくいたるところに旨い店があり、「石を投げれば旨い店にぶつかる」と言われているとかいないとか。
わたくし自身もヤワラートの旨いをお届けすべく、「ヤワラートで行っておきたい14店舗|バンコク中華街でローカルグルメ食べ歩き」と題した記事を執筆しました。
全力を注いだ記事ではありますが、星の数ほど点在するヤワラートの美味しい店たちを網羅するには到底足りていません。
ヤワラートを制覇するには、一生かけて食べ歩くしかない!
それほどの覚悟をもってヤワラートに立ち向かっているわけですが、今回紹介する店はそんなヤワラートの一角で営業しているカオカームーの屋台です。
朝からガオラオを食べた後に訪れた【カームーナイウー】
気になっていた『カームーナイウー』という屋台は、MRTワットマンゴン駅から徒歩2分ほどの場所にございます。
Google Mapでの営業時間は朝5時から9時までと表示されているため、早起き必須であり、そのためYouTubeでの朝のライブ配信を兼ねて訪れることにしました。
朝のライブ配信は通常、タイ時間の朝6時スタートですので、配信前にぶらぶらしたとしても6時半ごろには到着できると思っていたのですが、予想外のトラブルが発生しました。
わたくしが豪快に寝坊してしまい、スタートがおよそ1時間20分遅れてしまったのです。
しかも、『カームーナイウー』へ向かう道中、ガオラオが旨そうな屋台に出合ってしまい、ここで食事をしてしまう始末。
腹パンではないので胃袋的には問題ないのですが、問題となったのは"時間"でした。
早朝の3時間で売り切れてしまう奇跡のカームー
ガオラオ屋台を出発し『カームーナイウー』に着いたのは午前8時過ぎ。
包丁を持つ女性に注文をしたところ、予想外の一言が返ってきました。
「いま切ってる皮の部分しかないよ」
朝8時過ぎで豚足のほとんどが売り切れっすか!
早朝のたった3時間で売り切るとは、爆売れといっていいでしょう。
皮の部分だけをご飯に乗せてもらい、頂くことにしました。
この日、最後の一皿です。
ぷるんぷるんとした皮の部位、汁が染みたご飯。
適度な濃さのタレが僕にはちょうど良く、脂っぽい皮の部位ではありますが、朝からさらさらっといただけます。
ほどよくタレが染み渡ったご飯は、漬け物のパッカドーンと食べればさらに旨し。
途中で唐辛子入りの酢を垂らして味を変えると、食べ進むスピードが上がり、あっという間に完食です。
お会計をした時にご飯が入っていた鍋を覗き込むと、こちらもキレイに売り切れておりました。
早起きに自信があり、朝から豚足煮込みが食べられる胃袋をお持ちの方、ぜひ来店してみてください。
店名 | カームーナイウー/ขาหมูนายอุ๊ |
営業時間 | 05:00-09:00(売り切れ次第終了) |
定休日 | 月曜日 |
Google Map | https://goo.gl/maps/Y93mqPoCiNnk5ceq6 |