クイッティアオというタイ料理は不思議なものです。
タイへ来たばかりのときから食べているものの、当初よりどんどん好きにさせる魔力がある。
一日に2食でも全然平気。
1食に2杯、3杯でも問題なく平らげられる魅惑のタイ料理です。
普通のクイッティアオ屋で3杯も食べたなら胃袋が膨れ上がり、食後の活動に影響を及ぼすこと必至。
そんなときは、タイ版わんこそばと呼ばれるクイッティアオ ルアです。
秀逸なルークチンに脱帽
クイッティアオルアといえば人気店が集まる戦勝記念塔(ヴィクトリーモニュメント)でしょう!
以前もブログでクイッティアオ ルアの店「ルアトン」を紹介したことがあります。
あれからもう3ヶ月以上も経っていたのか…。
3ヶ月ぶりとなる今回は、「Center One」という商業施設に入っている「プラナコーン(Pranakorn)」です。まず、「Center One」なんていう施設があったことすら知らなかった…。
さほど大きなモールではなく、若いタイ人がよく利用する商業施設のようです。
2階と3階に飲食店が軒を連ねています。
これら飲食店の中で、「プラナコーン」がもっとも混雑していた店でした。
創業してまだ5年ほどの「プラナコーン」は、入口からすぐの場所に厨房があり、ここでクイッティアオを湯がいています。他ではあまりみない店内の造りです。
客層は見事に若いタイ人ばかり。
外国人なんてほとんど来ないと思ったところ、メニューには英語表記あり。トムヤム、ナムトック、汁無し、イエンタフォーの4種から種類を選び、センレック、センミー、センヤイ、バミーから麺を選びます。
前回は量を食べようと気合いを入れて8杯食べましたが、今回は無理をせず3〜4杯でおさえておこうかな、と。
まずオーダーしたのが、トムヤム バミー、イエンタフォーとナムトックのセンレックで合計3杯。イエンタフォーは酸味がおさえられていて食べやすい。
さらさらっと食べ終え、続いてはトムヤム バミー。
ルークチンが抜群に旨い!
このルークチンが人気を支えてる秘訣か!
なんて1人で納得しながら食べ進め、トムヤムそしてナムトックも完食。
まだ胃袋には空きスペースがあるようなので、4杯目となる汁無しバミーを注文。
パッと見た外見はあっさりとした雰囲気ですが、撹拌するとさきほどまでの容姿は微塵もなく、濃い味であるとアピールせんばかりの色合いに。
丼の底に沈殿しているソースをまとったわけです。
デザートを食べてみた
4杯すべて食べて私が個人的に気に入ったのはトムヤム。
ルークチンの旨さは特筆ものです。
さて、食べ終えたところ、私がさきほどから気になっていたものがこちら。ずっと、ソースなどを入れる小皿だと思っていたのですが、どうやら違うよう。
恐る恐る蓋を開けてみたところ、白く、ゼリー状のような物体がおさめられている。
メニューに書いてあったココナッツ ミルク カスタードでした。ふだんデザートなんてまったく口にしない私が、なぜか珍しくこのカスタードは食べてみました。
カスタードと名付けられているだけあり食感はそのものに近く、甘過ぎないのがいい。
「Center One」での買い物ついでに寄るのがいいのかも。
日本人がここへ行ってまで買い物をするのか、という根本的な話は脇に置いといて。
【SHOP DATA】
「Pranakorn boat noodle(ก๋วยเตี๋ยวเรือพระนคร)」
TEL:083 043 9999
OPEN:10:00-22:00(無休)
ADDRESS:Center One Mall, 3rd Floor, Room No. 308 th Street Road, Phayathai, Bangkok 10400.
PRICE:クイッティアオ ルア12B、ココナッツ ミルク カスタード10B