タイ南部

【タイ深南部】スンガイコーロクで食べ歩き!

2023-04-16

タイ南部全県の旅で訪れた最後の県はナラティワート県。
14県目となるこの県では、タイ最南端の国鉄駅があるスンガイコーロクで数日滞在しました。
バンコクからおよそ1200km離れているこの地へと到着するまで、かけた日数は約70日!

よくぞ無事にここまで来れたもんだと、自分自身を褒めたい気分でございます。
さて、バンコクからとんでもなく離れているスンガイコーロクだけに、残りの人生で再度訪れるか分かりませんので、この街でも旨い店を食べ歩くことにいたしました。

紹介するのは3店舗。
地元の人々が足繁く通う人気店をご紹介しましょう!

スンガイコーロクグルメ①|ムスリムのハラルレストラン「Hj Hussin King Restaurant」

「Hj Hussin King Restaurant」

まず1軒目はムスリムが営んでいる『Hj Hussin King Restaurant』
壁に貼っているメニューは英語表記もあるんですが、見たことのない料理名もずらり。
男性スタッフにおすすめを聞いたところ、牛肉スープのスープヌアとゴレンアヤムが推しだと言うので、そのまんまオーダーいたしました。

注文後、店内を写真撮影したりしておりますと、店主の女性が気さくに話しかけてくれました。
すると他のお客さんも同じように話しかけてくれ、アットホームなムードに。

メニューには英語も併記されています
お客さんやスタッフ同士はタイ語を話さないので異国で食事をしている感覚

外国人が動画を撮ったりしていることが珍しかったのでしょう。
しかも僕は来店前、ムスリムの衣装を売っている店でムスリムの服を購入してすぐに着用。

つまり「ムスリムの服を着た外国人がYouTubeを撮影している」という、超絶的に珍奇な場面に遭遇していることになります。

そんなアットホームな雰囲気の中、2品をいただきました。
まずは牛肉のスープ。
たっぷりの牛肉やもやしなどが入っているスープは、酸味がありさっぱりとした味わい。

スープヌア

そしてもう1品のゴレンアヤム。
これは鶏の唐揚げでございました。
ガイトートとは違い、衣に下味が付いていてどちらかといえば日本のトリカラに近い。
ちなみに「ゴレン」は揚げる炒めるという意味で、「アヤム」は鶏を意味するインドネシア語です。

ゴレンアヤム

日本人でも馴染みやすい料理ですので、スンガイコーロクで何を食べていいか分からなければココはおすすめ!

店名Hj Hussin King Restaurant
営業時間10:00-20:30
定休日不定休
Google Maphttps://goo.gl/maps/4LSa5gMaLMBZ1zbn9

スンガイコーロクグルメ②|貴重なイサーン食堂「ジェーチュムソムタム」

ジェーチュムソムタム/เจ๋จุ๋มส้มตำ

タイ南部旅に出てからというもの、イサーン料理を食べる機会がほとんどありませんでした。
イサーン料理をとても渇望していたところ、まさかのスンガイコーロクでイサーン料理店に出会いました。
店名はずばり『ジェーチュムソムタム』

メニューを見ると料理数が多く、あれこれ揃っております。
僕が選んだのはソムタムカイケム(塩漬け卵のソムタム)とラープムー(豚肉のラープ)、そしてスープノッマーイ(タケノコの和え物)の3品。

ソムタムカイケム
ラープムー
スープノッマーイ

タイ深南部のスンガイコーロクにある食堂でイサーン料理。
それほど期待していませんでしたが、本場イサーンのテイストを出しているじゃないですか!
ご家族のどなたかがイサーン出身なのかもしれません。

こちらのお店でもスタッフが気軽に話しかけてくれ、お子さんと一緒の写真撮影も快諾。
旨いイサーン料理だけではなく、人情味も兼ね備えたお店でした。

笑顔で撮影に応じてくださいました
店名ジェーチュムソムタム/เจ๋จุ๋มส้มตำ
営業時間09:00-19:30
定休日不定休
Google Maphttps://goo.gl/maps/x9va4LnbXqoeimqj9

スンガイコーロクグルメ③|バンコクにも支店がある肉骨茶「ウアンバクテー」

ウアンバクテー/อ้วนบะกุ๊ดเต๋

最後に紹介するのは、南部飯の代表格のひとつバクテーでございます。
僕が来店したのは『ウアンバクテー』
この店名、どこかで見た記憶があるなぁ。
来店前からそう思っていたんですが、まぁ同じ店名の飲食店ってのはどこにでもあるもの。

店の前では白い調理衣装を着た店主が、黙々とバクテーを作っています。
バクテーはサイズによって分かれていて、もっとも小さいサイズは120バーツ。

一番大きなサイズは720バーツ
かなり有名店のよう
こちらは120バーツのバクテー

熱せられた土鍋で出てきたバクテーは、白菜などの具材が盛り盛り。
巨大な寸胴で仕込まれたスープは数種の中華ハーブや生薬が溶け込んでいて、香り高く深い味わい。
五臓六腑に染み渡る〜!
バクテーなら週に二度三度食べても飽きないなぁ。

食後、店頭に立つ店主にお話を伺いました。

「こちらのお店って支店があるんですか?」

突然の撮影&取材だったにもかかわらず笑顔で応じてくれました

同じ店名を見た記憶があるので店主に聞いてみたところ、なんと支店はあると!
バンコクにもあるし、ハジャイにもあると言います。
そういえば、ハジャイの『ウアンバクテー』は取材したぞ!

まさか南部旅の最中に、同じ店を取材していたとは…。
バンコクにも数店舗を展開しており、本店はスンガイコーロクのこちらだそうです。
創業して30年以上。
タイ各地に支店を持つほど、タイ人に愛されているバクテーです。

店名ウアンバクテー/อ้วนบะกุ๊ดเต๋
営業時間07:40-12:40
定休日月曜日
Google Maphttps://goo.gl/maps/sPumAj64zk6C652D6

スンガイコーロクの旨い店はYouTubeでも紹介しています

今回の記事で取り上げた3店舗は僕のYouTubeチャンネルでも紹介しています。
スンガイコーロクで出会った人たちとのやり取りも収録していますので、心温かい彼らの人柄にも触れてください。

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