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[料理名]タイ中華

バンコクの中華街で鍛え上げた腕前は健在! 70歳を超えても鍋を振り続ける渋旨タイ屋台

味覚というのは人ぞれぞれですし、何を「美味しい」と思うのかも人それぞれです。
料理そのものの味付けは当然のことながら、お店の雰囲気、使われている食器など、いろんな要素が入ってきます。

僕個人的に「美味しい」と思う要素の1つが「店主の人間味」。
店主から醸し出される「味わい」とでも言いましょうか。
「この人が作っている料理だから旨そう」と思わせてくれる人であれば、ハズすことはかなり少ないです。
実際、料理が普通であっても店主の人間味が加算されるから、僕の中では旨い店としてカウントされることだってあります。
今回紹介するお店は、そんな店主の人間味がむんむんと放たれているタイ中華の屋台です。

ヤワラートで40年腕を磨いた「バミーギアオテワダー」の店主

僕が何気にGoogle Mapを眺めている時に見つけたのが、「Uncle Kai Chinese food on Bike」という店でした。
タイ語名は「バミーギアオテワダー(บะหมี่เกี๊ยวเทวดา)」。
MRTホイクワン駅から東に2km以上の場所に立地しているので、僕はGrabバイクを利用して来店しました。
到着したのは開店したばかりの18時。
すでに店主らしき方が鍋を振り、調理に勤しんでおられる。
僕は事前に撮影でお伺いすると連絡していたので、軽く挨拶をしてから動画や写真撮影を開始すると、調理が終わるや僕に店のことを話し始めてくれました。

「前は屋台用のバイクで店をやっていたんだけど、いまはあまり外に出なくなったので家でやるようになったんだ」

現在は自宅で屋台を構えて営業中

家の敷地を利用して営業しています

有名人も数多く来店

年齢を聞くとなんと70歳!
ご自身の店を持つまではヤワラートで40年ほど料理人として働いたいたそうです。
そこで磨いた腕を発揮するために屋台で独立。
タイのメディアにも取り上げられ、名店として数えられるようになりました。

店主のアイディアが詰まった独創的なタイ中華

お店のおすすめは店名にもなっている「バミーギアオテワダー」。
ギアオはワンタンの意味で、テワダーというのは特に意味はなく「バミーギアオ」のことのようです。
そして僕が個人的に気になったメニューは、「カオムーヤーンガウリー」。
料理名だけを見ると、ご飯にムーヤーン(焼いた豚肉)を乗せて韓国風に仕上げた一品。
これは面白そう。
そしてもう1品は僕が好きなラートナーです。

まず出てきたのはバミーギアオテワダー。
スープ無しのバミー麺にギアオ(ワンタン)、ギアオトート(揚げワンタン)、グンチアン(中華ソーセージ)、豚肉などが盛られ、麺が見えないぐらいの豪華さです。
ソースがかけられているので、しっかりと混ぜてからずるっと一口。
とにかくいろんな具材がトッピングされているもんだから、食感の協奏曲といいましょうか、私の口の中でオーケストラの演奏が鳴り響いているかのようです。
店主が選びに選んだ具材だからこそ、協調が取れた組み合わせになっているのでしょう。
ピンク色のタレですが、これはナムチムスキー(スキー用の付けダレ)に似たものなんじゃないかと推察しております。

バミーギアオテワダー(บะหมี่เกี๊ยวเทวดา)

そして2品目はカオムーヤーンガウリー。
どんなものが出てくるのか楽しみだったこちらですが、提供された器を見て驚愕。
トッピングされている具材は、1品目のバミーギアオテワダーとほとんど変わらない!
厳密にいうとまったく同じではなく、2品目にはギアオはなく代わりにケープムーがトッピングされています。
しかもムーヤーンと料理名にあるけれど、焼いた豚肉なんてどこにも見当たらない!
当初僕は「店主のオーダーミス」だと思ったんですが、確認したところこれがカオムーヤーンガウリーでした。
結論といたしまして、バミーギアオテワダーとカオムーヤーンガウリーは、「麺かご飯か」の違いぐらいだと思っていただいて結構かと思います。

カオムーヤーンガウリー(ข้าวหมูย่างเกาหลี)

同じようなメニューを選んでしまったとは失態。
やってしまった感を抱きつつも、カオムーヤーンを実食いたします。
具材は似ているとはいえ、これはこれで別の旨さがある。
まず驚いたのは、ご飯ものにケープムーが合うという事実でございます。
豚の皮を揚げたケープムーを、ご飯に載せようという発想は凡人には思いつきません。

そして最後がラートナー。
これがなかなかのダークホースでございました。
まずは太麺(センヤイ)のもちもち感にうっとり。
そしてスープは他と違った風味が効いている。
これはきっと、『バミーギアオテワダー』がラートナー専門店ではないので、使っているスープそのものが他店と違っているからなのかもしれません。
そして特筆したいのが豚肉の柔らかさ。
これは料理名の「ラートナー2449」に秘密があるようです。

「ラートナーで使っている豚肉は、昔ながらのレシピで仕込んでいるんだ。仏暦2449年ごろはこのレシピでみんな作っていてね。だから美味しいんだよ」

そういった理由から、ラートナーのメニュー名に2449という数字が使われているようです。

ラートナー2449(ราดหน้า2499)

「バミーギアオテワダー」の全メニュー

「バミーギアオテワダー」には、聞いたことのない料理が並んでいます。
店主がオリジナルで命名しているものもあるようなので、何度か来店して全制覇したいなぁ。

バミーギアオテワダー/ルークチンムー/ルークチンプラー/ムーソットルークチン
บะหมี่เกี๊ยวเทวดา-ลูกชิ้นหมู-ลูกชิ้นปลา-หมูสดลูกชิ้น

カオムーヤーンガウリー/ข้าวหมูย่างเกาหลี
カオトムプラー/ムー/ガイ /ข้าวต้มปลา-หมู-ไก่
ラートナー2449/ราดหน้า2499
ガポプラー/กระเพาะปลา
カノムチュープーマイミーセン/ขนมจูบ-ไม่มีเส้น
スープマテー ミーフチャラームド-イ(ガオラオ)ซุปมาแต มีหูฉลามด้วย
サラットギアオ/สลัดเกี๊ยว
テワダー(ギアオのこと)/เทวดา
ホンテー(中国の王様の名前でバミーギアオのこと)/ฮ่องเต้
ホンハオサワーンナコットレーオ カンソンティー/ฮองเฮาสวรรคตแล้ว ขันสองที

「バミーギアオテワダー」のメニュー

【SHOP DATA】
「バミーギアオテワダー(บะหมี่เกี๊ยวเทวดา)/Uncle Kai Chinese food on Bike」
TEL:0982739907
OPEN:18:00-01:00(基本無休)

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