バミーギアオペット

MRT駅近 [料理名]タイ料理全般

ホワランポーン駅から徒歩10分 超ローカルのタイ中華店でウマい尽くし!

ジャルンクルン通りをフアランポーン駅方面へ抜けるためバイクで走っていたときのことです。
外観からふんだんに”老舗感”を醸し出している店舗に出合いました。
何度も通っていたのに、いままで気付かなかったのは、周囲に並ぶ建物のほとんどが年季が入った家屋や店舗ばかりだったからでしょう。

クワンシウキー(กว้านสิ่วกี่)外観

『クワンシウキー』の外観

店頭の右手にはアヒル肉が吊るされ、左手には見たことのないお菓子類が並んでいる。
入口上部に掲げられている看板に漢字の店名表記があるので、きっとタイ中華だろうという憶測はできるのですが、前情報が何もないのでどういった店なのかも分からないまま入店してみました。

『クワンシウキー』への行き方

看板に表記されているのは『關紹記酒家』。
タイ語では『กว้านสิ่วกี่』となり、クワンシウキーと読みます。
さて、この店までの道のりから説明しましょう。
MRTフアランポーン駅1番出口を出て、そのまま道なりに進み左へ曲がっていきます。
曲がってすぐで道路を渡り、真っすぐ行くとジャルンクルン通りにぶつかるので左折。
しばらく南下すると右手に『關紹記酒家』と書かれた看板が見えてきます。
Googleマップ上では徒歩10分です。

店構えと印象が変わるのが店内。
薄暗く、奥の壁には電飾された店名が煌めいていて、昼間だというのにいかがわしさが匂ってきます。

クワンシウキー(กว้านสิ่วกี่)店内

照度低めの店内『クワンシウキー』

バミーやカオナーペット、飲茶などを注文

来店時は週末の昼どきだったため、客席はほとんど満席。
かろうじて空いていた席に座りメニューを開くと、まず飲茶メニューが写真と英語表記付きで並んでいます。
ほとんどの来客が点心を注文しているので、『クワンシウキー』では必須メニューなんでしょう!

他にオーダーしたのは、店頭にアヒル肉が吊られていたこともあり、アヒル肉とワンタンをトッピングしたバミー、
アヒル肉乗せご飯のカオナーペット。
そして私の好きなメニューの一つ、ラートナーです。

バミーギアオペット&カオナーペット

まずはバミー。
スープからはほのかに蟹の薫りがするのはたまらん!
麺は細めで、豚の挽き肉が包まれたワンタンはジューシー。
八角の風味が薫るカオナーペットは、ご飯にたっぷりのツユが染み込み、いとも簡単に完食させてしまう力技。
アヒル肉をウリにしているだけはあると、1人で感心した次第です。

バミーギアオペット

アヒル肉&ワンタン乗せの汁ありバミー

カオナーペット

八角の風味が薫るのは私好みのカオナーペット

白身魚入りラートナー

ラートナーは、いわゆるタイ食堂でいただくラートナーとは若干異なり、かなり中華風になっています。
甘さは控えめ、具材には豚肉、シイタケ、生姜、そして揚げた豆腐と白身魚。
揚げ豆腐と白身魚が入っているのは珍しいでしょ。
麺は細麺のセンミーで、表面がサッと炒められています。
ここのラートナーはちょいとお値段が張りますが、ボニュームがあり、味はかなり私好みです。

ラートナー

ラートナー好きの私がおすすめします!

点心各種

『クワンシウキー』のウリである点心2品は文句なし!
エビシュウマイと豚肉などのミックス飲茶の2品でしたが、特筆したいのはエビシュウマイ。
エビのプリプリ感には驚かされました。
噛む度、脳内に「プリップリッ」とテロップが出現したと表現したい。

エビシュウマイ

プリプリのエビが入ったこれはおすすめです

飲茶

揚げ餃子に見えますが、蒸した一品です

それにしても、どのメニューも素晴らしい。
きっと他の料理も同レベルのものが出てくるに違いないでしょう。
これだけ旨いタイ中華が揃い、フアランポーン駅から徒歩10分程度。
好条件ながら外国人にほとんど知られていないのは、ヤワラーと反対方面なのと、お店の周辺は見所などはなく、ここまで足を運ぶ珍奇な人がいないためでしょう。

ギンジェーは家族揃っての北海道旅行へ

「中国から渡ってきた私の父と母が始めたお店で、創業60年になります」

お話しを聞かせてくれたのは、入口に座っていた女性。
かなり高齢に見えましたが、はっきりとした口調で、私にも理解しやすいタイ語で話してくれます。
ご家族で営んでいるようで、みなさん私が日本人と分かると仕事の手を休め寄って来る寄って来る!

「日本のどこから来たんだ?」

「京都の三十三間堂は知っているか?」

と日本のことに興味津々のご様子。
てっきりただ日本が好きなだけなんだろうと思っていたんですが、どうやら9月末にご家族で北海道へ行かれるようです。

クワンシウキー店内

店内を取り仕切るのは女性店主の息子さん

女性店主いわく、ご家族6人で1週間、北海道に滞在するのだとか。
家族で営んでいる店が、6人も抜けたらお店を開けられないのでは……。

「私たちが北海道に行くのは9月29日から10月7日。この期間はギンジェーだからお休みなのよ」

な〜るほど!
“ギンジェー”とは毎年行われる菜食期間のことで、9月下旬から10月初旬の1週間開かれます。
この期間は肉類、乳製品、香りの強い野菜(ニンニク、ラッキョウ、パクチー、あさつき等)、さらに嗜好品であるアルコールやタバコなどを自主的に規制し心身を浄化することが目的です。

ギンジェーを行っている飲食店には「齋」と書かれた黄色い旗が掲げられ、肉などの代わりに豆などを利用して肉のような食感の食品に代替したり、期間中は閉店する店もあります。

家族揃っての北海道旅行、いまから楽しみなんでしょう。
私に向けて
「北海道のどこか面白い?いまは寒いか?」
と幾つもの質問を私に訊いていました。

店頭左手に並べられたお菓子も店のスタッフおすすめの品。
ドリアン、蓮の葉、カスタードなどの味が楽しめ、1つ130バーツ〜150バーツだそうです。

クワンシウキーのお菓子

自家製のカスタードなどが入ったお菓子

旨いタイ中華があり、ビールもある。
一つだけ残念なのは閉店が17時なこと。
夜もやっていれば、私の利用率は俄然アップするんだけどなぁ。

【SHOP DATA】
「クワンシウキー(กว้านสิ่วกี่)」
TEL:02-234-6384,02-233-7646
OPEN:9:00-17:00(基本無休)
PRICE:バミーギアオペット80バーツ、カオナーペット70バーツ、飲茶45バーツ、ラートナー200バーツ

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  • この記事を書いた人

西尾 康晴

2011年にタイへ移住。2015年から「激旨!タイ食堂」の運営を開始。2017年4月に旅行会社TRIPULL(THAILAND)Co.,Ltd.を起業し、現在は動画制作事業HUSHと共に運営しています。

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