※2019年11月22日:加筆修正および写真と動画を追加いたしました。
ひさしぶりに『ヘンチュンセン』に行ってきました。
私のお気に入り店のトップクラスなんですが、このブログを始めてからというもの、毎日新しいタイ料理店におもむきネタを仕入れなければならず、足が遠ざかっていました。
およそ半年ぶりに『ヘンチュンセン』に来店したのは、日本から観光で訪れていたMさんという女性がキッカケ。
私のブログをご覧頂いたようで、来タイ前から『ヘンチュンセン』が気になっていたようです。
「『ヘンチュンセン』でモツ鍋を食べながら赤ワインが飲みたい!」
あの店でワインを嗜もうとは、素晴らしい発想!
私はこの言葉を聞き彼女と『ヘンチュンセン』へ同行することにしました。
日付は1月3日。
Mさんは4日に帰国しなければならず、『ヘンチュンセン』の正月休暇が1月2日までだったので、この日に設定。
14時に来店したところ、8割ほどの席が埋まっているだけではなく店主から衝撃の発言が飛び出しました。
「今日はモツがすべて売り切れてしまった」
なんと!まさかのウリキレ!!
ということで翌日、1月4日の朝に改めて出直しました。
この日Mさんは、白ワインをペットボトルに入れて持参。
さすがにボトルで持ってくると目立つので、ペットボトルに入れ替えたようです。
そして主役であるモーファイ登場!
「今回タイに滞在して食べた中で一番美味しい!」
Mさんにもかなり喜んでもらえ、ペットボトルの白ワインも瞬く間に空きました。
『ヘンチュンセン』の詳細はコチラをご覧ください。最寄り駅はMRTクロントゥーイ駅。1番出口から向かうのがもっとも至便です。
モーファイを突きながらMさんが持参したガイドブックを読んでいると、とあるローカルタイ料理店が紹介されている記事が。
生卵とカレー粉を入れた『バミー・ポンカリー』や、火木土のみ提供する巨大な皿の汁無し中華麺『イーミー』など変わった種類を出す食堂。
めちゃめちゃ気になる!
Mさんと2人でテンションが上がり、私は2日後にこの店へ足を運んでいました。
ランスワン通りの『バミーグア』
場所はルンピニ公園の北側、ランスワン通り沿い。
奥まった場所に入口があり、ひっそりと立地しているような佇まいです。
混む時間帯を避け私は午前11時に来店。
先客は一組だけというグッドタイミングです。
バミー麺に生卵を絡める!
いろんなバミーがメニューに並んでいるところ、私が選ぶのはもちろん生卵入り&カレー風味のバミー。
盛り付けを見た瞬間、感動を覚えました。
バミー界の風雲児ではないでしょうか!
生卵がトッピングされている下部には、豚ミンチ肉が潜んでおりこのミンチ肉がカレー粉で炒められています。
まずは生卵を麺と絡めて、そして豚ミンチとレタスと一緒に一口。
旨い!
この組み合わせを考えた『バミーグア』は素晴らしい!
使っているバミー麺はすべて自家製
生卵+カレー風味の豚ミンチバミーでテンションが上がった私は、もう1品気になっていたイーミーをオーダー!
バミー麺の表面だけを炒め、ハムと鶏サラミ肉をパラッとトッピングした麺料理です。
麺の外はカリッと炒められ、中はふんわり。
業が光った逸品にアッパレ!
「創業したのは1947年だから今年で69年だね。いままで3回移転を繰り返しここでは30年以上営業しているよ」
お店の歴史を話してくれたのはオーナーさんです。
日本人もときどき来店するそうで、お店には日本語メニューも用意しているほど。
客席は屋外だけではなく空調が設置された部屋もあり。
ただしここで食べるには1人あたり5バーツが必要です。
『バミーグア』で使用しているバミー麺はすべて自家製。
店の奥にある製麺機で、数日に一度の割合で作っているそうです。
「うちの麺は水をまったく使用せず、卵と小麦粉だけで作ってるんだ」
70年間こだわりを持ち続けてきたからこそ、珍しいメニューを揃えても旨いのでしょう。
『ヘンチュンセン』に並び、私のお気に入り店の一店になりました。
『バミーグア』を動画で紹介しています
【SHOP DATA】
「バミーグア(บะหมี่กัว)」
TEL:02-251-6020,02-251-9448
OPEN:9:00-14:00(木曜日・日曜日休み)
ADDRESS:82 Soi Langsuan (Opposite bank. Bank of Thailand), Lumpini, Bangkok 10330.
PRICE:カレー風味バミー(生卵入り)45B、イーミー(小)100B