バンコク以外

ラチャブリー県にあった”黒い豆腐”というご当地B級グルメ

ここ数回の記事ではタイ深南部やタイ最北の地などといった僻地を扱っているため、バンコクでの食べ歩きを目的に本サイトをご覧になっている方々は、これらの記事はほとんどスルーされているかと思います。
バンコク都内の店舗を紹介するほうがページビューが上がることは重々理解してはおりますが、いかんせん私の興味がタイ地方に惹かれているためこのような状況になっておる次第です。
そんなわけで今回紹介する店舗もバンコクではなくラチャブリー県。
バンコクから西へ車で2時間ほど走らせた場所に広がるタイ中部の県です。

ラチャブリー県ポータラーム郡の名産品「黒い豆腐」のトーフーダム

ラチャブリー県にあるものでもっとも知名度の高いものは、旅行者の多くが訪れるダムヌンサドゥアック水上マーケット。とはいえ、この水上マーケットに訪れている方々の中で「ラチャブリー県に来た」と認識している方はほとんどいないでしょう。
タイ在住者日本人でも訪れる方がそれほど多くないラチャブリー県。バンコクから車で2時間ほどかけこの県に向かったのは、”黒い豆腐”なるものがあるという情報を掴んだためでした。
タイ語ではトーフーダム(เต้าหู้ดำ)と呼ばれるこの黒い豆腐、ラチャブリー県では扱っている店が数軒あるようで、私が来店したのは『トーフーダム メーレック ポータラーム』という店舗です。

「こんな場所、車がなきゃ行けないじゃん」

と思われている方に朗報です。
『トーフーダム メーレック ポータラーム』は国鉄ポータラーム(Photharam)駅の至近!
たとえ車が使えなくとも列車で行けるので、旅心をくすぐられたならホワランポーン駅から列車に飛び乗ってください。

国鉄ポータラーム(Photharam)駅

1日に1万丁を売ることも!

古い町並みの中に建つ『トーフーダム メーレック ポータラーム』。店の奥には幾つもの鍋が炭火にかけられ、豆腐が煮込まれています。
手前が煮込み始めてまだ日が浅い豆腐。奥へ進むと豆腐の黒さが増し、最終的には3日間煮込むのだそう。
使われている原料は豆腐のほか砂糖、塩、シーユーダム(ซีอิ้วดํา)、五香粉(ผงพะโล้)、八角(โป๊ยกั๊ก)、シナモン(อบเชย)。
一見、味が濃いように映りますがほんのりと甘みがあり、中までしっかり味が染み込んでいます。
このまま食べても十分美味しいですが、炒め物や揚げ物、スープなどの具材にもいいそうです。

「うちの店は50年以上やってるよ。たまに日本人も買いに来るよ」

黒い豆腐を売る老舗『トーフーダム メーレック ポータラーム』

お店を切り盛りする2代目店主。

10以上ある鍋で豆腐が煮込まれています。

3日間煮込むとこのような色に。

お持ち帰り専門店ですが、特別に店内でいただきました。

すべての鍋の炭火を管理し、来店した方々への対応までやっている男性店主。聞くと、トーフーダムはラチャブリー県ポータラーム郡の名産品だと言います。
朝から来店者が絶えない同店では平日だと300〜400丁、週末になるとその倍。
菜食週間(ギンジェー)になると、1日に1万丁ほどが売れるのだとか!
ギンジェー期間中は予約必須です。

YouTubeチャンネルでも”黒い豆腐”を紹介しています

今回の記事で取り上げたトーフーダムを扱うお店『トーフーダム メーレック ポータラーム』は、私のYouTubeチャンネルでも紹介しています。
動画も併せてご覧ください。
このYouTubeチャンネルではタイの地方の魅力を伝えようと精進しておりますので、チャンネル登録していただければ、もっとタイに詳しくなれると思います!

【SHOP DATA】
「トーフーダム メーレック ポータラーム(เต้าหู้ดำ แม่เล็ก โพธาราม)」
TEL:086-758-5490
OPEN:03:00-18:00(基本無休)
PRICE:トーフーダム20B

【おまけ】トーフーダムの近くにあった超人気クイッティアオ食堂

YouTube動画でも申し上げましたが、豆腐1丁を丸ごと食べたとはいえ、さすがにこれだけでは空腹は満たされない。
近くにあった屋台でカノムクイチャーイもいただきましたが、それでも満たされななかった私は川を渡ったところにある超ローカルのクイッティアオ屋を目指しました。
私が来店したのは『クイッティアオボラン パーフアイ』。ここではクイッティアオボランというメニューのほか、イエンタフォーやクイッティアオトムヤム、ホイトートがあります。
地方のクイッティアオ屋だけに値段は安く、なんと一杯25バーツ!
安さに目が眩んだ私は、クイッティアオボランだけではなくイエンタフォー、クイッティアオトムヤム、そしてホイトートまで平らげました。
食べすぎであることは重々承知しておりますが、旨いんですもの!
こちらのクイッティアオ屋もYouTubeで紹介しています。

『クイッティアオボラン パーフアイ』。看板が出ていないので分かりづらいですが。

外国人は一人もおらず超ローカル。

クイッティアオボランには干しエビが入っていて、いい出汁が出ています。

クイッティアオトムヤム

ホイトート

クイッティアオイエンタフォー

【SHOP DATA】
「クイッティアオボラン パーフアイ(ก๋วยเตี๋ยวโบราณป้าฮวย)」
TEL:032-231-803
OPEN:08:30-15:00(基本無休)
PRICE:クイッティアオ25B

Yeepeng Festival

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  • この記事を書いた人

西尾 康晴

2011年にタイへ移住。2015年から「激旨!タイ食堂」の運営を開始。2017年4月に旅行会社TRIPULL(THAILAND)Co.,Ltd.を起業し、現在は動画制作事業HUSHと共に運営しています。

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