先日、サトーン通りで奇妙な光景に出会いました。
バイクタクシーの運転手が屋台で肉を焼いている姿です。
しかも瓦礫の上で!
その姿を見てた私は引き寄せられるように屋台へ近付いていました。
炭火を使って焼いているのは豚の各部位。
もうもうと煙を上げる網の上の豚を、トングを使って手際よくひっくり返している姿は本職か?と思わせるほど。
客が来たらどうするのか?という疑問は屋台の前へ来てはじめて分かりました。
彼はお手伝いでほんとうの店主は横でしゃがんでいたんです。
どうやらバイタクの運転者は彼女を手伝っていたよう。
お名前はトイさんです。
バイタクの運転手の彼に店名を訊ねたところしばらく悩んで
「ムー ソイ8」
と返答。
豚のタイ語である「ムー」が店名なのか、と思ったところ、どうやら違ったようです。
店主である彼女のニックネームが「ムー」。
きっと店名なんてなかったんでしょうが、私が突然訊ねたもんだから即興で考えたんだと思います。
「ソイ8」というのは、立地場所がサトーン通りのソイ8だったからです。
焼いているのは
豚の脂肪や内蔵、串など。
ムーさんは休むことなく、毎日朝7時から夜の8時までこの場所で豚を焼き売っていると言います。
1日12時間以上。
あえて聞きませんでしたが、そんなムーさんを見かねてトイさんが手伝っているように映りました。
【SHOP DATA】
「ムー ソイ8」
TEL:不明
OPEN:7:00-20:00(無休)
ADDRESS:Sathorn Soi 8 North Sathorn Road, Silom, Bangkok
PRICE:ハーン(脂肪)40B、ヌアムー(串)10B、サイ(内蔵)10B
MAP:https://www.google.com/maps/d/edit?mid=z1Z9U_DlacSo.kUfCiC-GhCXw&usp=sharing