春節も終わりいつもの様子を取り戻したヤワラー。
人ごみが嫌いな私は、春節の間一度もヤワラーに近付くことなく過ごしていましたが、終わるやすぐにとあるバミー屋を訪れるためヤワラー入りしました。
ヤワラーでバミー屋といえば以前紹介した「バミージャップガン」が有名ですが、もう一軒、『バミージャップガン』に負けずとも劣らずタイ人に支持されている人気バミー屋があります。
地下鉄フアランポーン駅から徒歩10分ほどの場所にある『Odean Noodle』です。
[スポンサーリンク]
お目当てのバミーがまさかの売り切れ!?
私が来店したのは昼過ぎでしたがほぼ満席。
創業何十年と経っているのかと思いきや、店主の女性に聞くと12年だそうです。
オーダーがどっと入るとご自身も厨房に入り、調理を手伝っています。店頭にカニの爪を模したものを飾っているのは、『Odean Noodle』がカニの身入りバミーをウリにしているからなんです!
メニューに載っていた巨大カニの爪入りバミーは、見た目だけで食欲をそそる一品。
これしかない!と店主の女性に告げたところ、あまりにも哀しい言葉が返ってきました。
「カニの爪は早い時間に売り切れちゃったの」
がびーん。
古臭い擬音表現を引っ張り出したくなるほど、がびーんでした。
カニの身の部分ならあるというので、爪ではなくそちらのバミー(汁なし)を選び、もう1品は鶏肉のあんかけバミー。
麺は細麺でしっかりと腰があり、自家製であることは一口食べて分かる旨さ。
「あんかけバミーは卓上の青い容器に入った酢をかけると旨いぞ」
そう教えてくれたのは男性の店主です。
ご夫婦で営まれているのでしょう。秀逸なのは麺だけではなく、この店で人気メニューにもなっているエビ入りワンタン。
ぷりぷり感にあふれ、しかもほんのりとした甘みもあり、存在感を出しています。
揚げたエビ入りワンタンは、バミーに次いで人気メニューなのだとか。
一口スープをいただくと、芳醇なカニの薫りが口の中いっぱいに広がります。
旨いんです!
麺の茹で方にもこだわりを
食後に調理場を見せてもらいました。
麺をゆがいているのは若い男性スタッフ。
麺をほぐしながら数分茹でたあと、水でしめる。
そして再度熱湯でさっと茹でています。
ただ茹でるだけではなく、一手間入れ、麺の旨さを高めているようです。
バミー以外にもカオパット、点心類、フカヒレスープ、そして嬉しいのはビールがあること!
バミー屋でビールが飲めるのは稀でしょう。
次回は一杯やりながらいろんなメニューをつついてみたい!
誰か行きませんか!?
『Odean Noodle』への行き方
地下鉄フアランポーン駅を下車。
Rama4通りからCharoen Krung通りを目指します。
徒歩だと10分もあれば着くはず。
【SHOP DATA】
「Odean Noodle(ร้านบะหมี่โอเดียน)」
TEL:086-888-2341,084-703-4042
OPEN:8:00-20:00(第2・4火曜日休み)
ADDRESS:Charoenkrung Rd,Bangkok Thailand
PRICE:バミー40B〜