タイ東部

クッド島ならシーフード!エビやシャコなどの海鮮が満喫できる『Noochy Seafood』

2018-04-18

今年に入ってすぐの1月、タイ南部パンガー県にあるスリン諸島へと行ってまいりました。
スリン諸島は国によって管理されている国立公園であるため、民間経営のホテルやレストランはなく、食事処、テント場、バンガロータイプの宿泊施設などは国立公園が運営している離島です。
私が使っている通信会社のDTACは電波が入らず、スリン島にあるWifiは微弱。
そんなわけでネットを使う仕事は完全に諦め、デジタル機器を手から離してボケーっと過ごし、魂をしっかりと洗濯してまいりました。
スリン諸島の詳しくはTRIPULLのブログで書いております。「行ってみたい!」と思われた方はご覧くださいませ。

スリン諸島 美しいアンダマン海に囲まれたタイ南部の秘島へ

魂を洗濯したからといって、清き状態がずっと保たれるはずもなく、半月もすれば元通り。
そんなことではいかんと、4月のソンクラーンにまたまた離島を目指すことにしました。
トラート県沖に浮かぶクッド島です。

カンボジア国境に近いクッド島(Koh Kood)

クッド島のBang Baoビーチ

クッド島が属しているトラート県は、バンコクから南東へおよそ300kmに位置しており、カンボジアとの国境を有している県です。
バンコクからバスで向かうと早くて5時間。
さらにそこから定員100名ほどのボートで1時間30分ほど波に揺られますとクッド島に到着いたします。

トラート県の島でもっとも知られているチャーン島はガイドブックや多数のブログで取り上げられたことで知る人も多くなりましたが、クッド島はその存在感に隠れつつ”絶島”としての価値観を発揮し、脳内を覚醒させる透明度の海、眼を細める白砂のビーチを有し、凄まじい誘引力を放っています。
クッド島の詳しくはTRIPULLブログに書きましたので、そちらをご覧ください。

シーフードを求めて『Noochy Seafood』

クッド島はチャーン島よりも小さく、観光客が殺到する島でもないので、点在する飲食店の数やジャンルは限られています。
観光者向けに味付けされたタイ料理レストラン、もしくはイタリアンレストランなどが欧米人旅行者には評判のようですが、クッド島まで来て私がそういったレストランを選ぶはずもなく、ローカルに人気のタイ料理店をリサーチ。
島だけに魚介類を食材にした店が評判が良く、その中でも際立っていたのが漁港の近くに立地する『Noochy Seafood』でした。

道路から漁港へ向かう道の両脇に、シーフードレストランが数軒並んでいます

Noochy Seafoodの看板はちょっと小洒落てます

新鮮なシャコが心を踊らせる!

『Noochy Seafood』がタイ人からの評判が高いのは、新鮮な海鮮類が楽しめるといった点はもちろん、メニューにシャコがあるのも大きなポイント。
かくいう私もシャコに目がなく、これまで「激旨!タイ食堂」でもシャコを扱う食堂やレストランを紹介したことがあります。

BTSプルンチット駅から徒歩5分|ラヨーン県に本店を置くシャコ料理を揃えた【ガンバンペー】

記事が1つかしないのは、特にバンコクはシャコを扱う店が少ないことが理由です。
バンコクでシャコを扱うお店をご存知の方がいれば、ぜひご一報ください!
閑話休題。
とまぁ、シャコ好きな私ですので、タイ語でいうところのガン(กั้ง)は必須オーダーメニュー。
私が選んだのはニンニク炒めのシャコや、イカ焼き、ホタテの炒め物です。

ガントート ガティアム プリックタイ(กั้งทอดกระเทียมพริกไทย)

美しいシャコの姿にうっとり…

甘みのあるソースはタマリンドを使ったものだと思うんですが、炒めたシャコとの相性がよく、シャコ好きの私をなんども首肯させる一皿。
旨い料理を食べているとなぜか頷いてしまうんですが、それは私だけではないはずです。

ムックヤーン(หมึกย่าง)

新鮮なイカは身の色が美しい

ほどよい弾力があるのは新鮮なイカだからこそ。
噛めば噛むほど幸せにしてくれるプリプリ感にやられちゃってください。

ホイシェル ホーラパー(หอยเซลล์ โหระพา)

色どりを鮮やかにし見た目も重視しています

タイスイートバジルのホーラパーを始め野菜と一緒にホタテを炒めた一品。
ホタテの甘みに加え、ホーラパーの香り、そしてタマリンドを使ったソースがホタテに絡み、食べ進めれば進めるほど、食べ終えるのが悲しくなってしまう旨さ。

クンオップウンセン(กุ้งอบวุ้นเส้น)

花を添えているクンオップウンセンは初めてかも

鉄皿ではなくお皿に盛られたクンオップウンセン。
鉄皿がいいなぁと思いつつ食したんですが、エビの濃厚な味噌、絶妙な味が染み込んだ春雨といい、期待以上でした。

食後はクッド島の漁港を散策

『Noochy Seafood』がある漁港は、観光者向けに開かれた場所ではなく、漁民たちが日常生活を営んでいる場です。
食後にこの漁港を散策してみたんですが、美しい海だけではなく木造建ての古びた家屋や、炭火でイカを焼く子供の姿など、長年ここで生活してきた人々の様子や風景が垣間見れます。
これが本来のクッド島の姿なのかもしれません。

漁民たちが住んでいる木造の民家

屋根が看板になっているこちらのシーフード店も評判がよろしいようです

ヒヤヒヤしながら歩いてください

扇風機のカバーを使ってタコを焼いております

【SHOP DATA】
「Noochy Seafood(นุชชี่ ซีฟู้ด)」
TEL:086-113-3379
OPEN:9:30-21:30
PRICE:ガントート ガティアム プリックタイ300B(S)/600(L)、ムックヤーン180B、ホイシェル ホーラパー180B、クンオップウンセン200B

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