日本人のブログなどで見かけていた『クンデーン クイジャップユアン』。
旧市街地、カオサン通りから徒歩で行ける距離にあり、評判が高いお店のようです。
店名を見る限り、どうもクイジャップ(麺をくるっと丸めた麺料理)のお店のよう。
来店すると歩道にも席が並べられていました。
到着してまずは他の客が食べている料理をチェック。
みなさんクイジャップを食べているのかと思い込んでいたら、センレックのような麺のクイッティアオばかり。
店員に渡されたメニューを見て、クイジャップユアンがどういった店なのかが判明しました。
米麺にタピオカ粉を混ぜた麺
メニューの最上段に記載されていたのは、Vietnamese Noodle。
ベトナム風のクイッティアオだったようです。
タイ語が幼児レベルの私は知らなかったのですが、後日調べたところ、店名の「ユアン」はベトナムを指すタイ語。
つまり「クイジャップ ユアン」とは、「ベトナム風クイジャップ」なんですね。
麺もクイッティアオやベトナムのフォーで使われる米麺ではなく、タピオカ粉を混ぜて作られた麺で、モチモチとした食感が特徴です。
タイのグルメサイトWongnai「Wongnai User's Choice 2016に選ばれ、その他にも多方面から高い評価を得ており、店内でそれらの功績を垣間みることができます。
クイッティアオはぬるいスープに出合うことが多いのですが、ここのスープはあっつあつ!
しかも麺にとろみがあるためか、一層高温になっているように感じます。
ホスピタリティが高いスタッフたち!
私は卵入り(+7バーツ)にしました。
食べ進めていると、スープに沈められた半熟卵が現れ、あつあつのスープと共に頬張ればとろりとした黄身が口の中で弾け、アツ旨い!
他の具材は豚のソーセージ(ムーヨー)、シイタケ、揚げ玉ねぎ、豚肉といった陣容です。
一般的なクイッティアオにはない具材と、揚げ玉ねぎの薫り、あっさりとしつつコクがある熱々のスープ。
クイジャップ ユアンの旨さを初めて味わいました。
クイジャップ ユアンはタイ東北部(イサーン)出身の麺料理です。
麺やムーヨーなどの食材は本場のウボンラチャタニーの工場から、毎日仕入れていると言います。
女性の店主に創業年数をうかがったところ、現在の場所で3年、ここへ移転する前は6年営業していたとおっしゃっていました。
スタッフたちはみんな明るく、私がカメラを構えると笑顔で応じてくれるホスピタリティの高さが嬉しい!
ちゃっかり激旨ステッカーも貼っていただきました。
しかも2人のスタッフに協力してもらい、写真撮影までやっちゃった!
【SHOP DATA】
「クンデンクイジャップユアン(คุณแดงก๋วยจั๊บญวน)」
TEL:02-282-0568,089-770-1066
OPEN:10:30-21:30(日曜日休み)
PRICE:クイッティアオ(並)45バーツ、(大)55バーツ、卵入り+7バーツ