2022年11月:YouTube動画を追加しました
以前、「この店より旨いカオカームーをご存知ならご一報を!」というタイトルで紹介した「Bamii Zap 2」。
2015年9月末の時点で「アクセスが多い人気記事」で1位を獲得。
記事内でカオカームーを絶賛し注目していただいているのだと思うのですが、あれから2ヶ月が経ち、カームー(豚足煮込み)でとてつもない人気を誇る店に出会ってしまいました。
ジャルンクルン通りから少し奥まったところに店を構えている「ジャルンセンシーロム」です。
相席になったお爺ちゃんは…
タイの投稿型グルメサイト「Wongnai」で、「BEST OF Wongnai 2015」を受賞。
それだけあり、薄暗い小道に立地しているにも関わらず朝から来客が絶えない人気店です。
『ジャルンセンシーロム』はご飯の上に豚足が乗っかっている「カオカームー」ではなく、豚を別皿で提供するタイプ。
一刻も早く食べたい衝動を抑え、カメラを持ち写真撮影を始めたところ、同じテーブルに座っていた真正面のお爺ちゃんが声をかけてきました。
「写真を撮るなら、それじゃないほうがいいよ」
客が多く席が無かったのでこの方と相席だったわけです。
私がテーブルについた時から座っているものの何も注文もせず、ただただ座っているだけのお爺ちゃん。
写真撮影は別のメニューにしなさいとご提案してくれるのはありがたいのですが、いったい何者なんだと思うのは当然でしょう。
店員に指示し持ってきた別メニューがコチラです。
豚足が丸ごと煮込まれた、まさしくカームー!
ちなみに「カー」は脚、「ムー」は豚という意味のタイ語です。これはありがたいと、勢いよく撮影を開始。何枚も撮ってからふと、目の前のお爺ちゃんのことが再び気になりました。
ひょっとしたら…。
そう、この店のオーナでした。
顔がとろけるほど旨いカームー!
バンチャーさんと名乗るオーナーは、またまた別皿を持ってくるように指示。
小さいバージョンの豚足です。
撮影用に次々と別皿を持ってきていただくのはありがたいのですが、一刻も早く食べたいという衝動はずっと抑えられたまんまなわけです。
美味しそうな豚足は撮影が終わったら厨房に戻され、私が注文したカームーとご飯だけがずっとテーブルの上。
ようやく撮影が終わり、とろっとろになるまで煮込まれたカームーをいただきました。
激ウマでございます!
皿には豚肉のほか漬物がトッピングされ、こちらの一品が酸味を演出。
これがいい脇役となり、カームーの旨さを引き立てています。
「このチムをちょっと入れると、別の味わいを楽しめるよ」
バンチャーさんからご教示いただいたように、テーブルにあったナムチムを少々投入。
おっしゃるように、さっぱりとた味に変化し別世界を作り出します。
「Bamii Zap 2」のカームーを超えたか!?
店内の壁に掲げられているのは取材記事の数々。
『チャルンセンシーロム』がどれほどの人気なのかを物語っています。
朝8時だというのに、どこからともなくやって来るタイ人客の多さもしかり。
オーナーさんいわく、持ち帰りの客も多いそうで従業員の1人はテイクアウト用のカームーを制作することに没頭し、テーブルいっぱいになるまで袋詰めを続けていました
準備しておかなければ追いつかないほど、持ち帰りのオーダーが多いのでしょう。
創業して56年の『ジャルンセンシーロム』には、「Bamii Zap 2」を超えるレベルのカームーが待っています。
最寄り駅はBTS「サパーンタクシン駅」。
徒歩10分ほどです。
【チャルンセンシーロム】を動画でも紹介
本記事で取り上げた『チャルンセンシーロム』は、僕のYouTubeチャンネルでも紹介しています。
動画も併せてご覧ください!
店名 | チャルンセンシーロム/ขาหมูเจริญแสง |
営業時間 | 07:00-13:00 |
定休日 | 基本無休 |
Google Map | https://goo.gl/maps/B6y2eUwWP7yRXAk99 |