タイ南部

【タイ深南部 ヤラー県】国鉄ヤラー駅近くで出逢った満席が続くスープ屋台

2019-12-11

ヤラー県には外務省の危険情報レベル3「渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」が発出されています。外務省の最新情報をご確認ください。以下は2019年の訪問記です。

前回の記事に続きタイ深南部シリーズです。ベートンを発った私はヤラー中心部を目指しました。 ヤラー市街地は爆破テロが頻発しており、外務省の海外安全ホームページではヤラー県を含むタイ深南部を危険度3に指定。 旅行者に対し渡航中止勧告を発令し、危険地域として位置付けています。 2019年の取材当時の個人的な印象ですが、バンコクでも爆破テロがあり、日本人を含む100名以上の死傷者が出ていたので、私個人的にはバンコクの方が危ないんじゃないかと思うわけですが、外務省が発令する「渡航中止勧告」のインパクトは強く、タイ深南部に喜んで出掛ける日本人は数えるほどしかおりません。 この感想は2019年の訪問時のものです。現在の渡航判断には、冒頭で案内した外務省の危険情報をご確認ください。 そんな場所へあえて行こうと決意したのは、「微笑みの国」と呼ばれるタイで爆破テロが頻発し、住民の9割がムスリムという「未知なるタイ」をこの目で見てみたかったためです。 ヤラー市街地についてはTRIPULLの記事で詳しく書いているのでそちらをご覧いただくとして、激旨!タイ食堂では偶然出逢ったスープ屋台を取り上げます。

ムスリムが営むスープ専門店でスープトゥワイを食す

国鉄ヤラー駅で動画を撮影したのち近くを歩いていると、薄暗い路地にテーブルを並べている屋台を発見。客席のほとんどがムスリムという、タイとは思えない光景が広がっていました。 私は吸い寄せられるようにこの屋台へ歩を進め動画を撮影。外国人旅行者がほぼいないヤラー市街地で、動画を撮影しながら日本人が現れたもんだから注目浴びること甚だしい! カメラを回しながら屋台の料理場を覗き込んでみると、どうやらスープを売りにしている店のよう。 メニューのトップに掲載されているスープトゥワイ(ซุปถ้วย)と卵焼きのカイジアオ(ไข่เจียว)をオーダーし、ムスリムの方々から熱視線を浴びながらテーブルへ着きました。

スープ屋台の『ビシミラ(บิสมิลละฮ์)』

客のほとんどがムスリムを占めタイとは思えない雰囲気

スープトゥワイ(ซุปถ้วย)

カイジアオ(ไข่เจียว)

スープトゥワイを日本語訳すると「お椀に入ったスープ」。そのまんまでございます。牛のモツ類が入っているのでタイ料理のガオラオと似た料理ですが、胡椒や八角などの中華ハーブが使われていないので、似て非なるメニューです。 ガオラオのようなクセはなく、酸味がありすっきりとした風味。 これは好きな味だなぁ。 取材時に聞いた営業時間は9時から16時30分。特に定休日は設けておらず、スタッフがいないときは不定で閉めているとのことでした。現在の詳しい営業日・時間は未確認です。

すぐ近くの食堂もスープ専門店だった『スープベーセン/ร้านซุปแบเซ็ง』

調理場に立つムスリムの女性店主にひとしきり話を聞き店を離れると、すぐ近くにあった食堂で足を止めました。 若い女性4人がテーブルを囲み、食事を楽しんでいたのですが、彼女たちが食べている料理に釘付け。 ぶっかけ飯のようですが、カレーテイストのよう。 彼女たちに料理名を訊くと「カオクルンゲーン」と言う。聞いたこともない料理名を耳にし、食い意地を抑えることができなくなった私が、テーブルに着いてオーダーしたのは言うまでもありません。

『スープベーセン/ร้านซุปแบเซ็ง』

「これはけっこう辛いよ」 料理を運んできた女性店主からご注意を受けました。タイ南部料理はとにかく「辛い」という強い印象があるので、恐る恐る一口。カレーペーストを使い魚介類を炒めた料理のようですが、一口だけだとそこまで辛くはない。 これなら大丈夫だと、適度にスパイスが効いたカオクルンゲーンを勢いに任せて食していると、女性店主からご注意を受けていたように食べ続けていると額から汗が滲んでくる。 やっぱり辛い。 汗をかきながら食し、そして動画を撮影している外国人が珍しいのか、お店の女児がつかつかと近寄ってきて、私を凝視している。 若い女性に興味を持っていただけるのは嬉しいけれど、いかんせん若すぎる。 そんな女児にお名前を聞いたりしている様子はYouTubeの動画で紹介しています。

ムスリムの食文化が濃く現れた料理の数々

客のほとんどがヒジャブ(ムスリムが頭からかぶっている布)を着用し、タイではない異国にいるような錯覚を覚えながら食したスープトゥワイとカオクルンゲーン。 料理名はタイ語になっているものの、ムスリムの食文化が濃く現れた料理です。こういった料理と出会えるのは、住民の9割がムスリムという地域だからこそ。 過去「パタニー王国」だったヤラー県には、私がまだ見ぬムスリム系タイ料理があるはずです。 取材当時は1軒目の『ビシミラ(บิสมิลละฮ์)』の位置情報を見つけられませんでしたが、現在はGoogleマップに「ร้านบิสมิลละห์ ซุป」として掲載されています。2軒目の『スープベーセン』とは別店舗です。末尾にそれぞれの地図を載せています。

ヤラー市街地の様子はYouTubeでも紹介しています

2019年12月1日より、私個人のYouTubeチャンネルを始動いたしました。今回紹介したヤラー市街地のスープ屋台は動画でも取り上げています。 そちらもぜひご覧いただき、チャンネル登録していただければ、いままで知らなかった「タイ」に触れることができると思います。
店名ビシミラ(ร้านบิสมิลละห์ ซุป)
営業時間未確認
定休日未確認
GoogleマップGoogleマップを開く
店名スープベーセン(現Googleマップ名:ซุปเซ็ง ยะลา/Sup Seng Jala)
営業時間09:00-16:00
定休日なし
GoogleマップGoogleマップを開く

※2026年10月13日確認

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