サムットサコーン県に広がる塩田
バンコクから車で西へ走ると塩田を見たことがある方も少なくないでしょう。タイ国内には、サムットサコーン県、サムットソンクラーム県、ペッブリー県の3県のみに塩田があるそうです。
その中の1県であるサムットサコーン県は、バンコクから西へ40分ほどの場所に位置しています。
塩田での塩づくりは、まず水路を使って海水を引き込み、数日かけて天日で蒸発させ塩だけを取り出すという原始的な手法。
海水が蒸発していくと塩がうっすらと地表に現れてくるのですが、これらの塩はトラクターのような機器を使ってまとめていくのではなく、クワを使っての手作業です。
炎天下のもと、クワで集められた塩は山盛りにして塩田にずらっと並べられていきます。
タイミングが良ければ、網を使って使って海水に浮かぶ塩をすくう作業の体験も可。
今回の塩田ツアーには、日本語が話せるタイ人女性のカヌンちゃんも同行しますよ!
ミネラルなどの旨みが詰まった天然塩
塩田で作られた塩は、加工や添加がされていない天然塩です。
家庭などでよく使われているのは精製塩が多く、一般的な精製塩は不要物を取り除こうとすることによってミネラル分が失われ、成分のほとんどがナトリウムになると言われています。
食塩は99%以上がナトリウムです。
天然塩には塩素、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、マンガン、ニッケル、銅、亜鉛などのミネラル分が含有。そのため精製塩にはない”旨み”が詰まっています。
実際、天然塩を舐めてみると分かるのですが、塩辛いだけではなく旨さを感じていただけるでしょう。
塩田では作った天然塩を販売しているので、少量から購入することも可能です。
ボートに乗って海上に浮かぶレストランへ!
塩田見学のあとは『Bangkok Sea View Restaurant』へ。
バンコクとサムットプラカーン県との県境にある同店はタイ湾の海上にあり、周囲180度海原を眺めながら食事ができる珍しいタイ料理店です。
陸地とレストランは桟橋で結ばれているわけではないので完全に海洋に孤立した店舗。
来店するには『Bangkok Sea View Restaurant』専用のボート発着場からボートへ乗船する必要があります。
運河を走るボートからは群生するマングローブを見ることもでき、バンコクとは思えない風景を楽しめるので、道中も一興です。
ボートから撮影した動画をInstagramにアップしていますのでご覧になってください!
ツアーのタイムスケジュールと詳細
9:00 | The Westin Grande Sukhumvit Bangkok | 待ち合わせ・出発 |
10:00 | サムットサコーン県の塩田 | 1時間ほど見学 |
11:30 | ボート乗り場着 | 乗船 |
12:00 | Bangkok Sea View Restaurant | ランチ |
13:15 | 出発 | |
14:30 | The Westin Grande Sukhumvit Bangkok | 到着 |
日程:2018年3月25日(日曜日)
参加費1,650バーツ(大人) 850バーツ(子供)
※往復交通費。『Bangkok Sea View Restaurant』での飲食代(ソフトドリンクやビールも含んでおります。お食事時間内は飲み放題です)
お申し込みや詳細は以下リンク先をご覧ください。
http://tripull.asia/tour/saltfarm/